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カー・デルバ[1](Khar Delba)は、シス領域に位置したと雪の惑星であり、5000 BBY当時シス帝国に属していた。シス・スペースの端にあったカー・デルバは、カー・シアンという衛星をひとつ持っていた。シスの戦いのベヘモットはこの惑星の固有生物である。シス卿ナガ・サドウはこの惑星に要塞を持っていた。他の大多数のシスは知らなかったが、サドウの本当の要塞はカー・シアンにあり、カー・デルバの建物は囮だった。5000 BBY、ナガ・サドウがライバルであるルド・クレシュと激しい権力闘争を繰り広げていた際、カー・デルバはクレシュに忠実な軍隊によって軌道からの攻撃を受けた。クレシュの軌道爆撃によって要塞は大きな被害を被ったが、サドウはカー・シアンの裏側から秘密の艦隊を呼び寄せてクレシュに反撃を開始し、戦いに勝利した。その後、サドウは銀河共和国への侵略攻撃(のちにハイパースペース大戦として知られるようになる)を行うため、カー・デルバを再建して軍隊を招集し、この惑星を自身の権力の中心地として確立した。大戦が終結した後、カー・デルバの支配権は様々な勢力の手を渡った。銀河史上、ダース・レヴァンシス帝国マンダロリアン・ネオ=クルセイダースケア・カーンブラザーフッド・オブ・ダークネス銀河帝国ズンジ軍将、そして137 ABY当時にはダース・クレイト銀河帝国がこの星を治めていた。

特徴

惑星カー・デルバは、アウター・リム・テリトリーシス領域として知られる宇宙領域に属していた。シス領域は、スタイジアン・カルデラと呼ばれる巨大星雲によって囲まれ、外部の領域から覆い隠されており、カー・デルバはその外延部に位置していた。カー・デルバと惑星ジオストレルグクレイス2、そしてコリバンは、円を描くネイク・ベルフィアハイパーレーンによって繋げられていたシスの聖地だった。これに加え、カー・デルバはカマット・エイジット・ハイパーレーンの終着地点に位置しており、シス領域の中央部に位置する出発地点の惑星、ベジェレンと結ばれていた。

宇宙空間から見たカー・デルバは小惑星に似ており、その表面には非常に岩が多く、多くの々とクレーターが存在した。惑星は雪と永久凍土によって覆われていた。カー・デルバは、カー・シアンという名の衛星を持っていた。カー・デルバの原住種族のひとつに、恐ろしいシスの戦いのベヘモットがある。これはもともと平和的で、群れを成すクリーチャーだったが、シスの秘術によって凶悪な戦闘用ベヘモットへと作り変えられてしまっていた。

歴史

Khar Delba surface

カー・デルバの地表

惑星カー・デルバは、もともと銀河共和国誕生以前に存在したアダス支配下のシス帝国に属していた。6900 BBY百年の闇の紛争に敗れて銀河共和国から追放されたダーク・ジェダイがシス領域にやって来た。その際、カー・デルバは領域内の他の惑星とともに彼らの支配下に入った。5000 BBY当時、カー・デルバはシスの暗黒卿を自称するナガ・サドウによって支配されていた。サドウはこの惑星に巨大な要塞を建造したが、この建物は囮であり、彼の本当の基地は衛星カー・シアンにつくられていた。

5000 BBY、ふたりのハイパースペース探検家、ゲイヴジョリ・ダラゴン兄妹が銀河共和国領域からシス・スペースへとやって来て、シス帝国に混乱を招いた。ダラゴン兄妹は、シスによって惑星ジオストに収監された。シスの暗黒の称号を手に入れるため、サドウは彼らの監獄があるシス・シタデルへと攻撃を仕掛け、兄妹をさらっていった。サドウは兄妹をカー・デルバの要塞へ連れて行った後でジオストに戻り、自分は暗黒卿であると宣言した。そしてサドウは兄妹を離れ離れにし、ジョリをカー・デルバに残して、ゲイヴをカー・シアンの秘密基地へと連れて行った。

しかしそれから間もなく、サドウのライバルであるルド・クレシュが、カー・デルバにあるサドウの要塞を攻撃するため、ホラク=マルドア・ガル=ラムといった仲間のシス卿とともに艦隊を招集した。クレシュの軍隊はサドウの要塞に軌道爆撃を仕掛けたが、サドウには作戦があった。サドウは、要塞の防衛砲台に人を配置するよう、マサッシ戦士たちに命令した。クレシュがカー・デルバの要塞に手を焼いている隙に、サドウは衛星の裏側から秘密の艦隊を呼び寄せ、クレシュを脇から強襲した。さらにサドウは、スパイとして放っていたホラク=マルとドア・ガル=ラムの副官たちに、主人を殺害するよう命令した。この策略は完璧に功を奏し、クレシュに協力するシス卿は命を落とした。クレシュは後ろ盾を失ってしまったことに気づいて逃走した。カー・デルバの戦いはサドウの勝利に終わる。戦いのさなか、ジョリ・ダラゴンは宇宙船スターブレーカー12>に乗って共和国領へと逃げ出したが、サドウはあえて彼女の脱走を許した。サドウは彼女の宇宙船にホーミング・ビーコンを仕掛けており、共和国に続く航路をジョリに示してもらうつもりだったのである。その後、サドウはゆっくりとカー・デルバの要塞を再建し、同時に惑星を侵略艦隊の集結地点として使った。

その翌、サドウは銀河共和国を襲撃・征服するための侵略艦隊をまとめ終えた。カー・デルバで行われた会議において、サドウは軍隊の出発準備が整ったと発表したが、そのとき予想外のニュースを知らされた。ルド・クレシュがカー・デルバに戻って来たというのである。クレシュの旗艦はたった1隻で惑星の大気圏へと到着し、サドウを非難するメッセージを発信した。サドウは、シス・アプレンティスにしていたゲイヴ・ダラゴンに、通信妨害用の制御装置を起動するよう命じた。ゲイヴは言われるがままに装置を起動したが、それは通信妨害装置などではなく、クレシュの宇宙船に対する攻撃装置だった。クレシュの旗艦は破壊され、クレシュも死んだと思われた。ゲイヴは、無理やり殺人をさせられたことに怒ったが、サドウは必要不可欠な行いだったのだと言って彼を説得した。シス艦隊は間もなく完全に準備を終え、サドウは共和国征服の試みを実行に移すことにした。しかし結局、サドウはハイパースペース大戦として知られるようになる共和国との戦いで敗北し、死んだふりをして辺境の衛星ヤヴィン4へと退くことになる。大戦が終結した後、共和国の偵察兵はカー・デルバにあったシスの宝をほとんど持ち去った。

シス帝国が敗北した後、シスはシス領域と銀河系全体からほとんど姿を消した。カー・デルバとシス・スペースは、マンダロリアン戦争中にマンダロリアン・ネオ=クルセイダーによって征服され、ジェダイ内戦のさなかには元ジェダイ・ナイトのシスの暗黒卿、レヴァンが支配した。新シス戦争の時代には、銀河系支配を目論んでいたブラザーフッド・オブ・ダークネスがカー・デルバとその領域を統治していた。銀河帝国の台頭と銀河内戦の時代、カー・デルバはほとんど手を付けられないまま残っていたが、シス・スペースを含むエリアは7 ABYごろにズンジ軍将の手に落ちた。それから100年以上後、カー・デルバとシス・スペースはダース・クレイト銀河帝国の領域になった。

住民

カー・デルバには、ナガ・サドウとその使用人たち(その多くは、シスのマサッシ戦士氏族に属する者たちだった)しか住んでいなかった。サドウは、カー・デルバに本拠地を置いているように見せかけていたが、彼の本当の要塞はカー・シアンに置かれていた。ジョリ・ダラゴンも短い間だったがこの惑星に滞在し、サドウの要塞の客室用区画に住んだ。この建物には大勢のマサッシ兵士も駐在していた。この惑星を含め、シス・スペースは全体的にシスによって居住されていたが、5000 BBYの戦争の後、彼らはこの領域からほとんど姿を消した。

地理

荒涼とした、外部の注意を引かない惑星カー・デルバには、ナガ・サドウの要塞があった。この建物は、囮の基地として機能していた。サドウは、敵対者の注意をカー・デルバにむけつつ、衛星カー・シアンにある秘密基地で作戦を実行していたのである。カー・デルバの戦いの中、この惑星はルド・クレシュの軌道爆撃にさらされ、要塞はひどい損害を受けた。しかしサドウは建物を再建し、ハイパースペース大戦で共和国を攻撃するため、この地で艦隊をまとめた。

制作の舞台裏

この惑星は、ケヴィン・J・アンダーソンによる1996年発表のコミック・ブック・シリーズ、『Star Wars: Tales of the Jedi』の『The Golden Age of the Sith』に登場する。この惑星が登場する作品、この惑星について言及する作品は、2013年現在、いずれも邦訳されていない。

登場作品

  • Tales of the Jedi: The Golden Age of the Sith 3: The Fabric of an Empire (初登場)
  • Tales of the Jedi: The Golden Age of the Sith 4: Pawns of a Sith Lord
  • Tales of the Jedi: The Golden Age of the Sith 5: The Flight of Starbreaker 12
  • Tales of the Jedi: The Fall of the Sith Empire 1: Desperate Measures
  • Star Wars: The Old Republic (言及のみ)
  • Star Wars: The Old Republic: Rise of the Hutt Cartel (言及のみ)
  • Fate of the Jedi: Ascension (言及のみ)

参考資料

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ シスの書 DXエディション』に基づく。
他の言語

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