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カル・ブリッガー[3](Kal Brigger)は人間男性で、銀河共和国の後期に活動したパイロットである。貿易商だったカルと妹のドヴァ・ブリッガーは、のちに<ミレニアム・ファルコン>として有名になるYT-1300軽貨物船、<ハードワイヤード>を所有していた。ふたりはこの貨物船の購入元であるコレル・インダストリーズ社の得意先と取り引きを行っていたが、やがてコレリア近隣だけでなく、コア・ワールド惑星へと活動範囲を広げ、密輸に手を染めるようになった。兄妹の違法な活動はクラリン星系密輸業者連盟のリーダー、ニラマの注意を引くことになる。

ニラマは<ハードワイヤード>の改造資金を出す代わりに、奴隷商人と関わりを持つことをブリッガー兄妹に禁じた。しかし兄妹が約束を破ったため、ドヴァはバウンティ・ハンターに捕えられ、ニラマに処刑されてしまう。カルは貨物船の名を<ウェイワード・サン>に変え、タイフェラアイアコ・スタークのもとで仕事にありつこうとした。しかし彼はスタークと銀河共和国の間の紛争に巻き込まれ、トロイケンで食肉昆虫チャラット・イーターに食い殺されるという無残な最期を遂げる。

経歴

その人生

カルと彼の妹、ドヴァ・ブリッガーは、二人組の貿易商だった。ふたりは頼まれた品を何でも積み込む運搬ビジネスを行っていた。48 BBY、ふたりはコレル・インダストリーズ社からYT 492727ZEDというYT-1300軽貨物船を購入する。この企業はトレード・フェデレーションによる独占行為などが原因で、当時急激に業績を悪化させていた。銀河共和国から何の援助も受けることができなくなったコレル・インダストリーズ社は、次々と手持ちの快速貨物船を売りとばし、ブリッガー兄妹の手にも最後まで残っていたこのYT貨物船が渡ることになったのだった。コレリアン・エンジニアリング社によって製造されてから12が経つこの宇宙船を、兄妹は<ハードワイヤード>と名付け、しばらくの間コレル・インダストリーズ社の得意先を相手にコレリアと他の惑星の間を飛んでいた。ふたりは利益のほとんどを貨物船のハイパードライブの改良に充て、やがてコレリアの近隣星系だけではなく、コア・ワールドにまでビジネスを広げるようになった。[1]

やがてカルとドヴァが運ぶ品々は消耗品から小型の武器弾薬といった禁制品へと変わっていった。ふたりの違法行為はクラリン星系密輸業者連盟の注意を引き、最終的に連盟のリーダーであるオブリー犯罪王ニラマが兄妹に目を付けた。ニラマは<ハードワイヤード>の性能を高める改造費用を融資する代わりに、ブリッガー兄妹に奴隷商人たちと商売をしないことを誓わせた。しかし1標準年も経たないうちにふたりは取り決めを破ってしまい、ニラマは彼らの首に賞金を懸けた。そしてドヴァ・ブリッガーはバウンティ・ハンターに捕えられ、ニラマによって処刑されてしまった。[1][2]

バウンティ・ハンターから生き延びたカルは、貨物船の名前を<ウェイワード・サン>(“放蕩息子”の意)に変え、その登録惑星をフォンドアに変更した。カルはアイアコ・スタークが率いるスターク・コマーシャル・コンバインのもとで仕事にありつこうと、惑星タイフェラに向かった。当時スタークはリマ・トレード・ルートを牛耳り、海賊やバウンティ・ハンター、暗殺者たちを率いて荒稼ぎしていた。しかしその後、カルはバクタ盗難事件を原因として勃発した銀河共和国とスターク間の紛争に巻き込まれることになってしまった。カルはバクタの積み荷を取り戻そうとする共和国軍の襲撃から逃げ、惑星トロイケンの遺棄されたスパイス鉱山へと入り込んだ。彼はそこで、共和国側が解き放った食肉昆虫に生きたまま食われるという無残な最期を遂げた。[1][2]

彼の死後

カル・ブリッガーの死後、彼が所有した<ウェイワード・サン>は、何度も名前を変え、様々な人物の手に渡った。リパブリック・グループという秘密組織がこの貨物船を所持した際、パイロットのトーブ・ジャダックリーズ・ドゥールマンが事故を起こし、船を大破させてしまった。修理を担当した整備士、バミー・デクリーは、船に残っていた記録をもとに、カルとドヴァ・ブリッガー兄妹の歴史を知ることになった。その後、このYTは<ミレニアム・ファルコン>と名を変えランド・カルリジアンハン・ソロの所有物となり、反乱同盟新共和国の多くの勝利に貢献することになった。[1]

個性と特徴

カル・ブリッガーは、もともと惑星間での貨物運搬を行っていた貿易商人であり、やがて密輸業者となって武器などの禁制品を運ぶようになった。彼は密輸業者連盟のリーダーであるニラマの間に、奴隷商人とは取り引きをしないという約束を交わしたが、1年もたたないうちにそれを破ってしまい、賞金を懸けられることになった。[1]

制作の舞台裏

このキャラクターの名は、ジェームズ・ルシーノによる小説、『ミレニアム・ファルコン』で初めて言及された。『スター・ウォーズ: ミレニアム・ファルコン メカニック・マニュアル』では、カル・ブリガーの表記が使われている。

登場作品

参考資料

脚注


他の言語

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