Wookieepedia
登録
Advertisement
類似した名称の記事はカイバー・クリスタル(曖昧さ回避)を参照
LightsaberCrystal-SWE

カイバー・クリスタル

「ライトセーバーの核はクリスタルじゃ」
―ヨーダ[出典]

カイバー・クリスタル(Kyber crystal)は銀河系各地の星々に存在した稀少なクリスタル。エネルギーを収束し、フォースと共振する性質を持っていた。ジェダイシスはこの結晶をライトセーバー作成に使用した。ジェダイ・イニシエイト訓練の一環として氷の惑星イラムクリスタル洞窟へ派遣され、それぞれのライトセーバーに必要なクリスタルを見つけ出すよう言い渡された。巨大なカイバー・クリスタルは極めて貴重で、より大きな力を秘めていた。伝説によれば、シスは古代の超兵器の核に巨大クリスタルを使用した。

特徴[]

「カイバー・クリスタルはフォースと共鳴する」
ケイナン・ジャラス[出典]

カイバー・クリスタルは未知領域惑星イラムにあるクリスタル洞窟や、アウター・リム・テリトリーの惑星ロザルの地殻など、銀河系各地に点在する星々で見つけることができた。この稀少な天然石は独特の方法でエネルギーを収束し、フォースと共振する性質を持っていた。カイバー・クリスタルはライトセーバーの作成に必要不可欠で、エネルギーを収束させプラズマのブレードを創り出した。ジェダイ・イニシエイトは氷の洞窟で“ギャザリング”と呼ばれる通過儀礼を経験し、自分のライトセーバー作成に使う結晶を探し出すよう命じられた。彼らはフォースを頼りに洞窟を探検し、自分に適合したクリスタルを見つけ出した。ライトセーバー・クリスタルはジェダイの持ち主と初めて調和する時まで無色だった。ほとんどのクリスタルは青や緑色になったが、メイス・ウィンドゥ紫の刃や、ジェダイ・テンプル・ガードの黄色の刃、黒い刃のダークセーバーアソーカ・タノ白い刃のように、稀ではあるが他のに発光することもあった。また、シスのライトセーバーの刃は特徴的な赤色だった。

カイバー・クリスタルは本質的にフォースのライトサイドと調和しており、ダークサイドの信奉者がライトセーバーに使用しようとすると抵抗を示した。そのためシスやダークサイダーはフォースを使ってカイバー・クリスタルを支配し、無理やり従属させる形で利用した。するとクリスタルはまるで生き物のように“血”を流し、ライトセーバーの色がシスを象徴する特徴的な深紅に変わった。また、ダークサイドで汚されたカイバー・クリスタルを“癒す”ことも可能だった。実際、アソーカ・タノはシックス・ブラザーを破って手に入れた2つのカイバー・クリスタルを浄化することに成功している。その後、彼女のクリスタルの色は純白になった。

カイバー・クリスタルは激しい爆発を耐え抜くことができた。ライトセーバーの組み立てを誤り、エミッター・マトリックスを逆にセットしたせいで爆発事故が起きたとしても、クリスタルだけは無事だった。

歴史[]

「自分のクリスタルをどう見分けるんです?」
「それは自然に分かるようになってる」
ペトロアソーカ・タノ[出典]
Crystal Crisis Ep

ウータパウで巨大なカイバー・クリスタルを発見したアナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービ

ジェダイとシスが銀河系の覇権を巡って争った古代の戦争のさなか、シスは巨大カイバー・クリスタルを動力源にした超兵器を建造した。この物語は伝説にすぎないと思われていたが、少なくとも巨大なカイバー・クリスタルは実在し、クローン戦争中に惑星ウータパウで発見された。独立星系連合はこのクリスタルを手に入れようとしたが、ジェダイ・マスターオビ=ワン・ケノービジェダイ・ナイトアナキン・スカイウォーカーが彼らの計画に感づいた。2人のジェダイはクリスタルを破壊したが、マスター・ヨーダシス卿ダース・シディアスが新しい超兵器を造るために別のクリスタルを探し出すのではないかと心配した。

銀河共和国に代わって銀河帝国が台頭した後、シディアス(表向きにはシーヴ・パルパティーン皇帝として知られた)はデス・スター計画を本格的に推進した。カイバー・クリスタルを利用したデス・スターのスーパーレーザーは、惑星を丸ごと破壊する火力を備えていた。帝国はヤヴィンの戦いの5年前にも新しいクリスタルを収集していた。ロザルを拠点に活動する反乱者たちはカイバー・クリスタルを運ぶ帝国の輸送船団を襲撃した。輸送船のゴザンティ級クルーザーが破壊された際、クリスタルの衝撃波で周囲の宇宙船も吹っ飛んだ。

ダークサイドの戦士カイロ・レンライトセーバーはヒビが入ったカイバー・クリスタルを使っていたため、刃が不安定だった。彼はクロスガード型の設計にすることで過剰なパワーを逃がしていた。

ファースト・オーダーは未知領域の秘密の鉱床で収集したカイバー・クリスタルを使って重要性の高い艦船の火器をアップグレードしていた。

確認されている色[]

Lighsaberkylo

カイロ・レンのライトセーバーにはヒビが入ったカイバー・クリスタルが使用されていた

確認されているライトセーバーの刃の色は以下の通り:

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

ライトセーバー
ライトセーバー戦
デュエル - フォーム・ゼロ - ジャーカイ
フォーム
フォームI - フォームII - フォームIII - フォームIV - フォームV - フォームVI - フォームVII
ライトセーバーの部品
カイバー・クリスタル - 磁気安定リング - 焦点レンズ - ダイアチウム・パワー・セル - 不活性パワー・インシュレーター
ブレード・エミッター - ブレード出力調整器 - ブレード伸縮調整器 - ポメル・キャップ
ライトセーバーの種類
カーブド=ヒルト - クロスガード - ケイン - ショートー - ダークセーバー
ダブル=ブレード回転式 - 折りたたみ式) - デュアル=フェーズ - ライトセーバー=ブラスター - パイク - ライフル
ライトセーバーの分類
義務と決意 - 元素の自然 - 熱意と力 - 平和と公正 - 権力と支配 - 守護と防衛 - 勇気と知恵
ライトセーバー耐性物質
アーマーウィーヴ - コートシス - ジロ・ビースト - フリク - ベスカー
[edit]
Advertisement