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オビ=ワン・ケノービ

Obi-wan headshot.jpg
オビ=ワン・“ベン”・ケノービ
人物の情報
出身

スチュージョン

誕生

57 BBY (22BrS)[1]

死亡

0 BBY (35),初代デス・スター[2]

身体の情報
種族

人間

性別

男性

身長

1.79 メートル[3]

髪の色

赤みがかった金髪[4] (のちに白髪)

目の色

青~灰

年代と政治的な情報
時代
所属
師匠
弟子

オビ=ワン・ケノービ[6]Obi-Wan Kenobi)は銀河共和国が衰退の一途を辿った時期、銀河系の歴史において重要な役割を演じたジェダイ・マスター。隠遁後には、ベン・ケノービ[6]Ben Kenobi)の名を名乗った。シスの暗黒卿ダース・モールグリーヴァス将軍を死に追いやったことで知られ、ダース・ティラナスの死にも関わった。また、アナキンルーク・スカイウォーカーフォースの訓練を施したことで、ダース・シディアスダース・ヴェイダーの破滅にも間接的に関与している。ケノービは騒々しくも長きに渡る、銀河系全域の運命を形作った大きな経歴の持ち主である。

ケノービは未知の惑星で誕生し、クワイ=ガン・ジンジェダイ・アプレンティスとしてジェダイ・オーダーに加わった後、彼と共に任務で多くの惑星を旅した。32 BBY第二次シードの戦いで戦闘の末ダース・モールを倒した彼は、当時1,000年間でただひとりの、シス卿を破り殺害したジェダイとなった。22 BBYには、惑星カミーノで製造されていたクローン・トルーパーを発見し、その直後に危うく惑星ジオノーシスで弟子のアナキン・スカイウォーカーパドメ・アミダラ元老院議員らと共に処刑されそうになった。彼の発見したクローンによって彼らは救出されたが、戦いは銀河全土を巻き込むクローン大戦へと発展する。

クローン大戦中、ジェダイ・ハイ・カウンシルのメンバーになったケノービは多くの戦いに参加した。ある戦いで一度戦死したと考えられたこともある。マンダロアにおける危機の際には、もと恋人である女公爵サティーン・クライズとの関係を回復した。彼の弟子スカイウォーカーがジェダイ・ナイトに昇格した後も、ふたりは共に幾つもの戦線で戦い、やがてふたりは有名なコンビになった。ケノービはその魅力や穏やかな物腰から“交渉者”の異名を得た。だが、彼はライトセーバーの腕前もよく知られていた。戦争の後半、ケノービはコルサントにおける戦いでスカイウォーカーに命を救われている。ケノービがウータパウグリーヴァスを殺した後、部下のコマンダー・コーディの裏切りに遭う。これはジェダイの破滅の幕開けである、オーダー66の始まりだった。

逃げ延びたケノービはマスター・ヨーダと合流した。ふたりはほとんどのジェダイが命を落としたことを知る。ジェダイ・テンプルに戻ったふたりは、新しい銀河帝国の支配者パルパティーンの命令で、フォースのダークサイドに堕ちたアナキンがたくさんのジェダイの命を奪ったことを知る。彼は今やシス卿ダース・ヴェイダーとなったアナキンを倒すため、ムスタファーへと向かった。決闘の末ヴェイダーは溶岩に倒れ、ケノービは彼が死んだと思って立ち去る。アナキンとパドメ・アミダラには双子の子供たちがいた。ケノービはルーク・スカイウォーカータトゥイーンラーズ家へと預け、自分もそこに隠遁する。彼はやがてルークの友人になったが、自分の正体はしばらく明かさなかった。

ヤヴィンの戦いの直前である0 BBY、ケノービは再び歴史の表舞台に姿を現した。銀河帝国によって捕らえられたレイア・オーガナが、彼に助けを求めたのである。オビ=ワンはルークに彼の父親のライトセーバーを与え、ハン・ソロの<ミレニアム・ファルコン>に乗って惑星オルデランへと向かった。彼らはそこでオルデランが破壊されたことを知り、デス・スターに捕らえられてしまう。ケノービ、ルーク、ソロ、チューバッカC-3POR2-D2はレイア救出のためにデス・スター内を探索する。ケノービはここで、かつての弟子ダース・ヴェイダーと再会した。ケノービはルークの脱出のため時間を稼ぎ、最期には抵抗をやめて倒された。だが、彼の死体は残らなかった。3年ほどあと、彼の精神はルークのもとに現れ、ダゴバでマスター・ヨーダの教えを受けるよう彼を導いた。ルークは次なる世代のニュー・ジェダイ・オーダーを導く存在になり、ケノービの教えはこの新しいオーダーの基礎として残ることとなる。

目次

経歴編集

生い立ち編集

オビ=ワン・ケノービはヤヴィンの戦いの57年前に生まれた。旧共和国ジェダイ・オーダーが華やかなりし頃、他のジェダイと同じく幼少期(彼の場合は赤子と言っても良い頃)フォースの才能を見いだされて故郷である惑星スチュージョンからコルサントに連れてこられ、ジェダイとしての訓練を受けることとなった。どちらかと言えば向こう見ずで、結果を考えることなく行動に走る事も有ったが、訓練生の中で優秀な成績を修める思索的で勤勉な生徒でもあった。

集団農場へ編集

着実に力と知識を身につけていたオビ=ワン・ケノービであったが、ジェダイ候補生がマスターに指示する13歳の誕生日を迎えても、誰のパダワンにもなっていなかった。その頃、思慮深いが反骨心にあふれた優秀なジェダイ・マスター、クワイ=ガン・ジンコルサントを訪れていた。そしてオビ=ワンの力量に感銘を受けたが、しかし、クワイ=ガンはパダワンであったザナトスフォースのダークサイドに落ちてしまったことから、新たな弟子をとることをためらっていた。師の師にあたるヨーダが賢明に説得しても、クワイ=ガンは首を縦に振らず、ジェダイ評議会は落胆するオビ=ワンをアグリカルチュラル・コープス(集団農場)へと送った。騎士になれなかった者が働く場所だ。

クワイ=ガン・ジンの弟子編集

 評議会の命に従いオビ=ワン・ケノービはアグリカルチュラル・コープスに向かっていた。その途中バンドミーアに向かう船の中でクワイ=ガン・ジンと偶然に再会した。その時、彼等の乗った船が襲撃を受け、オビ=ワンとクワイ=ガンは共に勇敢に戦った。敵を撃退したが、クワイ=ガンはまだオビ=ワンをパダワンにする気は無かった。しかし、バンドミーアに到着後、クワイ=ガンのかつてのパダワンで、ダークサイドに落ちたザナトスが、惑星を危険に陥れようとする企てを知り、二人は再び共に戦った。クワイ=ガンが鉱山の奥深くで命を落としかけたとき、自らの命をも省みず救出に駆けつけたオビ=ワンを認めた。残念ながらザナトスは取り逃がしたが、ようやくジェダイ・マスターのパダワンとなったオビ=ワン・ケノービは、ジェダイ評議会の命を受け、様々な任務に就くのだった。

数々の試練編集

熱心に訓練を積んだオビ=ワン・ケノービは自分のライトセーバーを組み立てた。曰く「優雅な武器」と呼び、複雑なテクニックを使えるようになっていた。クワイ=ガン・ジンの下で腕を磨き、一流のジェダイとなるのは確実視されていたがしかし。

内乱の惑星メリダ/ダーンタールというジェダイが捕らえられていた。タール救出の任を帯びたオビ=ワンとクワイ=ガンたちは、そこでヤングという自由の闘士と出会い、彼等の助けで首尾良くタールの救出に成功した。しかしその時オビ=ワンはヤングの崇高な理想と高潔な哲学に魅せられ、ジェダイとしての自分の将来に疑いを抱きはじめた。そしてコルサントに帰ることなくヤングと共に戦う道を選んだ。ヤング保安部隊指揮官となったが、程なく自分の考えが間違っていたことを知る。同士セラシを亡くし、ヤングに必要なのはジェダイの助けであった事を痛感し、ジェダイ評議会に助けを求めた。クワイ=ガンはすぐさまメリダ/ダーンにやってきてオビ=ワン達に手を貸した。深い後悔を抱き、自分の運命がジェダイ騎士団と共に有ることを知り、クワイ=ガンや評議会と話すためコルサントに戻った。ジェダイ騎士団に戻りたいというオビ=ワンの願いは、やはり即座に受け入れられようはずはなかったが、ジェダイ・テンプル内で行われている調査を手伝うこととなった。

オビ=ワンが調査を行っているその時、ザナトスは、ジェダイを滅ぼしジェダイ宝庫から何かを奪うため、訓練生時代オビ=ワンのライバルだったブラック・チャンと手を組んだ。ジェダイ聖堂内の「サウザンド・ファウンテンズ(千の泉)の間」でブラック・チャンと対決し打ち破ったオビ=ワンは、滝に捉まっているブラックを救おうとした。しかし、それを拒んだブラックは死を選び多岐に落ちていった。ザナトスは逃げ出したが、クワイ=ガンはこんどこそ捕らえるべく後を追った。評議会保護観察中のオビ=ワンも、クワイ=ガンとともに惑星テロスに行くことを許され、二人はザナトスを討ち果たした。

クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービは銀河元老院議長フィニス・ヴァローラムと惑星ヴェナオムニーノ男爵夫人の命令で、婦人の息子であるサンドー男爵の宇宙船から発せられた遭難信号を調査するよう指令を受けた。予定の航路から外れていた宇宙船を見つけた時、男爵他全ての乗組員は、降りに入っていた野生のマンテリアン・セイヴリップに殺されていた。別のセイヴリップの襲撃を受けるもそれを打ち倒た。セイヴリップの出身地オード・マンテルに事件の鍵を探しに行こうとしたとき、クワイ=ガンはオビ=ワンがセイヴリップを蔑視している事に気付き、その差別意識を厳しく叱った。

ジェダイの術策を身につけて力と自信を付けていたオビ=ワンであったが、銀河の仕組みにはまだまだ学ぶ事が多く、年をを重ね分別豊かなクワイ=ガンは常に模範となった。オード・マンテルに到着し、地域の実力者であるタクサー・サンダウンが入植者を殺し、その罪をセイヴリップになすりつけている事を知り、オビ=ワンは自分の至らなさを知った。入植者は何も知らずセイヴリップを憎み、その一方、タクサーは、捕まえたセイヴリップを密かに惑星外に運んでいたのだ。謎を解くひもの一つは見つかった。 銀河標準語を話すセイヴリップのモークランと共にタクサーと戦ったオビ=ワンは、ついにタクサーのエアスピーダーを撃墜した。しかし、タクサー・サンダウンは、それも抽象的な意味ではなく操り人形でしかなかった。ジェダイ、その中で特にクワイ=ガン・ジンに恨みを抱くオムニーノ男爵夫人がタクサーをマインドコントロールしていたのだ。彼女のマインドコントロールはヴァローラム議長とその護衛すら支配していた。能力に多少の過信があったのか、男爵夫人はヴェナ人が好むセイヴリップをタクサーと協力して捕らえ、供給していたと、クワイ=ガン達にしゃべった。事件の真相を知ったクワイ=ガンはオムニーノ男爵夫人を巧妙に罠に掛け、倒した。

この知らせがもう少し早く、セイヴリップと入植者に届いていれば不幸は避けられた。タクサーに洗脳された入植者は怒りにまかせモークランを殺してしまったのだ。両グループは和平を宣言したが、それは互いが誤解から間違いを犯してしまったことを悟ってからとなってしまった。

オビ=ワンもこの事件から間違いを悟り、自分の知らない種族に対する偏見を持たないことを誓った。

ジェダイへの道編集

後に霊体化してヨーダに言ったように、衝動的で向こう見ず、頭に血が上りやすい若者だったオビ=ワン・ケノービは、クワイ=ガン・ジンと共に過ごした12年の間に、成長し言わば劇的にかわっていた。フォースに対し慎重に取り組むようになった結果、人生にも慎重に取り組んだ。その頃には時稀にではあったが、衝動的な行動に走るクワイ=ガンを引き止める役割すら引き受けるようになっていた。クワイ=ガンは今を生きろと教え、’リビング・フォース’を信奉していた。しかしオビ=ワンはフォースとの一体化、マスター・ヨーダ他のジェダイが説く説に引かれ始めていた。人生にとって、フォースとの取り組み方について、自己の精神的な成長について、重要な分岐に近づきつつあるとき、その事件は起こった。

ナブー封鎖(32 BBY編集

高まる緊張編集

ケノービ、32 BBY
「悪い予感がします」
「私は何も感じないな」
「今回の任務のことではなく、何か…漠然と」
オビ=ワンとクワイ=ガン・ジン[ソース]

32 BBY、25歳になったオビ=ワンと彼のマスター・クワイ=ガン・ジンは、<ラディアントVII>で惑星ナブーに向かった。彼らの任務は、ナブー封鎖に関してトレード・フェデレーション側と交渉を行うことだった。だが彼らは<シャアク>に到着した直後、トレード・フェデレーションのヴァイスロイヌート・ガンレイによって裏切られた。裏にシスの暗黒卿ダース・シディアスが付いていたガンレイは、彼の命令に従って毒ガスを使用しケノービたちの暗殺を試みた。さらに、B1バトル・ドロイドもケノービたちのもとへ送り込まれたが、彼らはどちらにも負けず、ガンレイの元へと急いだ。ドロイデカの強襲によって退散を余儀なくされたものの、ふたりはもう少しで<シャアク>のブリッジに達するところだったのである。そして、彼らはナブーを侵略せんとするドロイド軍を目にした。クワイ=ガンはナブーの地表に逃れ、差し迫る侵入者の脅威を住民に警告する手を選んだ。[5]

ふたりのジェダイは惑星の森でグンガンの住民ジャー・ジャー・ビンクスと遭遇した。クワイ=ガンに命を救われたビンクスは、お礼に隠された水中都市オータ・グンガへ、ふたりを案内すると申し出る。オビ=ワンはこの提案に躊躇したが、最終的にはクワイ=ガンに同意し、パオンガ湖へと潜りオータ・グンガに向かう。グンガンたちは惑星の首都シードに向かいたいなら、トリバブル・ボンゴに乗って惑星の核を抜けるのが一番だと主張した。ビンクスを案内役に、オビ=ワンたちは言われたとおり海中を進んだ。[5](ケノービは後に、『ボンゴに乗って』と題したボンゴに関する記事を載せた旅行記を記している。)[7]

シードに到着した後、ジェダイたちはパドメ・アミダラ女王とその側近を救出した。フェデレーション側の追撃の影響を受けた一行は、航行の部品を手にするため、コルサントまでの道のりの途中にアウター・リム・テリトリーの惑星タトゥイーンへ寄らなければならなくなった。[5]

アナキン・スカイウォーカーとの出会い編集

「この少年は危険です。みんな感じているのに、なぜ?」
アナキン・スカイウォーカーに関して、ケノービ[ソース]
アナキン・スカイウォーカーとの出会い

タトゥイーンでの部品調達の間、オビ=ワンは船に残っていた。このときクワイ=ガンは偶然アナキン・スカイウォーカーという少年に出会う。彼はミディ=クロリアンの値が前代未聞の高さを誇っていた。スカイウォーカーの強いフォースの潜在能力はオビ=ワンを驚かせ、一方クワイ=ガンは彼をジェダイとして訓練しようと心に決めていた。だが、オビ=ワンは師に反対する。なぜならこの少年はジェダイになるのに歳をとり過ぎており、余計な感情的な執着を持っていたからである。少年はジェダイ・テンプルへと連れて行かれたが、ジェダイ・ハイ・カウンシルもオビ=ワンと同意見だった。[5]

少年を訓練するのに懸念を表明したカウンシルに反し、クワイ=ガン・ジンは自ら彼をパダワン見習いとして教育すると宣言した。ジェダイ・コードでは一度にふたりのパダワンを持つことは禁じられていたが、ジンはケノービが既にジェダイ・トライアルに直面し、パダワンを卒業する準備ができていると考えていたのだ。この問題は先流しにされたが、ケノービは自分をナイトに推してくれた師に感謝の気持ちを伝える。[5]

ナブーの戦いとその後編集

ケノービ対ダース・モール

ケノービとクワイ=ガンはパドメ・アミダラを護るため、彼女に付き従って戦闘の続いていたナブーへと再び向かった。彼らはそこで、ダース・シディアスシス・アプレンティスダース・モールと戦う。モールはダブル=ブレード・ライトセーバーを巧みに繰り、敵対するふたりのジェダイを引き離す。ケノービは急いで戦う二人の下へと走ったが、エネルギーの壁に阻まれなす術もなく戦闘を見守る。モールはライトセーバーの柄を使ってジンの顎を浮かし、続いて胸を突き刺して瀕死の重傷を負わせた。ケノービの叫びの中、ジンは静かに倒れる。[5]

モールが師匠を倒したことに激怒したケノービは、彼に突進した。激しく切り結んだ後、ケノービはモールのライトセーバーを真っ二つに斬った。だがモールは戦闘を続け、フォースを使ってエネルギー・ピットへと押し込んだ。ケノービは何とか土壇場でピットの表面にあった入力ノズルを掴み、落下から逃れた。だが、彼のライトセーバーはモールによってピットに蹴り落とされてしまった。さらにモールは、上からピットの淵を切り、ケノービに向かって火花を降り注がせる。ケノービは何とか心を落ち着かせ、フォースに触れた。フォースを使用し、精一杯自分の体を宙に持ち上げたケノービは、自分のマスターのライトセーバーを手元に呼び寄せる。次の瞬間、彼はモールの正面に着地しその腰を切り裂いた。ショックでひるみ、痛みで顔を歪ませながら、腰からふたつに切られたシス卿はピットへと落下していった。[5]

ケノービは急いで死に掛かっている死の下へと駆け寄った。クワイ=ガンの最期の願いは、若きアナキン・スカイウォーカーを訓練することの約束だった。ケノービは断ることなどできずこれを承諾する。ジェダイ・カウンシルも同様、この請願に動かされた。彼らはいまだに疑問と懸念を抱いていたが、過去の決定を変え、ケノービが少年を教育するのを許可した。また、カウンシルは1,000年ぶりに姿を現したシスをケノービが破ったことに感銘を受け、彼をジェダイ・ナイトに昇格させた。ダース・モールとの決闘が、彼のジェダイ・トライアルになったのである。スカイウォーカーも正式なパダワンとなり、教育が始まった。[5]

クローン大戦の始まり編集

ナブーの戦いから10年後のケノービ
「我々はあなたをお守りするためにここにいるのです、議員。捜査のためではありません」
「パドメ、君を殺そうとしている奴は見つけ出して見せるよ。約束する」
パドメに対して、ケノービとスカイウォーカー[ソース]

ナブーにおける封鎖事件から10年後、惑星アンシオンの論争から帰還した後すぐ、オビ=ワンとアナキンはパドメ・アミダラ元老院議員の保護任務に割り当てられた。彼女は謎の暗殺者に狙われていたのである。スカイウォーカーの計画によって、彼らは暗殺者のザム・ウェセルというクローダイトの存在を掴んだ。ふたりのジェダイと暗殺者はコルサントの摩天楼で追走劇を行い、彼らはウェセルをアウトランダー・クラブへと追い込んだ。だが、彼らがウェセルを問い詰めている途中、彼女はマンダロリアンの装甲服に身を包んだ別の暗殺者に殺害されてしまう。この暗殺者はすぐさま逃げ去ってしまい、残った手がかりと言えば、殺害に使用された毒矢のみであった。.[8]

ケノービは旧友のデクスター・ジェットスターと会い、この毒矢のルーツを教えてもらう。彼はジェダイ・アーカイブに乗っていない奇妙な惑星、カミーノの存在をケノービに教えた。ヨーダの助言に従いカミーノに向かったケノービは、そこで共和国のために莫大な量のクローン・トルーパーが製造されていたことを知る。惑星の首相ラマ・スーによると、クローン製造の注文をしたのは既に亡きジェダイ・マスターサイフォ=ディアスだという。ケノービはクローンの遺伝子提供者、バウンティ・ハンタージャンゴ・フェットに紹介された。ハイ・カウンシルに連絡したケノービは、尋問するためにフェットを捕らえるよう指示される。ケノービは命令に従い逮捕を試みたが、抵抗するフェットとの熾烈な戦いが始まった。ジャンゴ・フェットの息子ボバは、フェットの船からケノービに砲撃する。ケノービの努力むなしくフェットたちはカミーノから離れ、惑星ジオノーシスへと向かった。ケノービは彼らの後を付けていくことにした。[8]

ジャンゴ・フェット対ケノービ

航行中、ケノービの尾行に気づいたフェットは、惑星ジオノーシスの軌道の環でジェダイの殺害を試みる。この宇宙戦でケノービのジェダイ・スターファイターは破損し、ジオノーシスへと降下するフェットを悟られずに追うため、彼は小惑星の裏側に一時的に隠れることにした。ジオノーシスに着陸すると、ケノービはドゥークー伯爵が導く、共和国から脱退を望む惑星系たちの共謀を目にする。彼らはドロイドからなる連合軍を組織していたのだ。ケノービはアナキン・スカイウォーカーにこの事実を伝えた後に捕らえられてしまった。だなニュースはアナキンを経由してハイ・カウンシルへと伝わる。[8]

ドゥークーはケノービに、彼の独立星系連合に加わらないかと持ちかけた。ドゥークーはクワイ=ガンの師であり、ケノービは彼の孫弟子に当たる存在だった。説得中、ドゥークーは銀河元老院の上層部が既にシスの手の中にあると彼に洩らす。伯爵はシスの脅威を排除するため、力をあわせようと続けた。だがドゥークーにとっては残念なことに、ケノービは師のクワイ=ガンも絶対に仲間にはならなかっただろうと、そっけない返事を返す。また、元老院に本当にシスの手が及んでいるなら、ジェダイが感じないわけがないと話す。拒否するのであれば解放は難しい、そう言い残してドゥークーは去っていった。[8]

ジオノーシスの戦い(22 BBY編集

「メッセージが届いたのかどうか不安に思い始めてたところだ」
「ちゃんと送信しました、マスター。それで僕は助けに来ることにしたんです」
「上出来だよ」
オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカー、ジオノーシスのアリーナにて[ソース]

彼のメッセージを受け取ったアナキン・スカイウォーカーは、コルサントからジェダイが助けに来るより先に、パドメ・アミダラ元老院議員と共にケノービを助けにやって来た。だが、彼らも会えなく捕らえられてしまう。3人はジオノージアンに死刑を言い渡され、ペトラナキ・アリーナへと連れられる。アリーナでは、3匹の獰猛な動物(アクレイネクスーリーク)が死刑を執行するのだ。ケノービ、アナキン、パドメは、この野獣たちから何とか身を守り、死を免れる。ドゥークーは代わりにドロイデカを処刑場へと送り込んだ。[8]

メイス・ウィンドゥと共に戦うケノービ

彼らの危機に丁度よいタイミングで、メイス・ウィンドゥ率いるおよそ200人のジェダイの攻撃チームが処刑場に駆けつけた。だが、ドゥークーは実はジェダイの救出を予想していたことを明かした。彼は、分離主義勢力の恐るべきドロイド軍団(B1バトル・ドロイドB2スーパー・バトル・ドロイド、ドロイデカから成る)を出動させる。ジェダイは勇敢に戦ったが、バトル・ドロイドの攻撃で多数の死者が出た。カミーノのクローン・トルーパーを引き連れてきたヨーダが、僅かに生き残っていたジェダイの命を救った。これがジオノーシスの戦いの始まりであり、同時にクローン大戦の始まりでもあった。[8]

ケノービとその弟子、そしてアミダラはリパブリック・ガンシップに乗り込み、戦いへと臨んだ。そのとき、彼らは2機のナンテックス級スターファイターに護られ、戦線から逃れるドゥークー伯爵を目撃する。ドゥークーを追撃中、アミダラがガンシップから落下してしまい、ケノービは彼女の救出に焦るスカイウォーカーを、なんとかなだめなければならなかった。説得の末、スカイウォーカーは目的を再確認し踏みとどまる。[8]

ドゥークー対ケノービ

ふたりのジェダイはドゥークーを追い詰め、ライトセーバーの決闘に持ち込んだ。この伯爵の正体はシス卿だったのである。落ち着きのないケノービの弟子は、素早く突進したもののフォース・ライトニングで軽くあしらわれてしまった。ケノービはひとりでシス卿と対峙することになったが、弟子と同じ過ちは犯さず、ライトニングはライトセーバーで偏向した。ふたりはライトセーバーを交わし、ケノービは脚と肩を切られてしまう。あわや止めを刺されるところで、体制を持ち直したスカイウォーカーがケノービの命を救った。[8]

彼の弟子とドゥークーは僅かな言葉を交わし、切り結んだ。ケノービはただ見守ることしかできず、自分のライトセーバーをスカイウォーカーの投げ渡した。2本のライトセーバーで戦ったアナキンだったが、すぐに1本はドゥークーに破壊されてしまう。スカイウォーカーは奮闘したが、ドゥークーの戦闘の経験とはこの若者の底力をも上回っていた。シス卿はスカイウォーカーの腕を切り落とし、ケノービのそばへと投げ飛ばす。このとき、彼らが戦っていた格納庫にマスター・ヨーダが現れた。フォースやライトセーバーで戦うヨーダは、ドゥークーを圧倒し、もう少しで勝利に持ち込むところだった。しかし、ドゥークーは逃げるための手段として倒れているケノービとスカイウォーカーの上に大きな円柱を倒し、ヨーダの気を引いた。ヨーダがフォースで円柱を支え、気ノービたちを護っている隙にドゥークーは逃げ去ってしまった。[8]

コルサントに戻ったケノービは、ジェダイ・テンプルの医療ホールに連れられ、チーフ・ヒーラー、ヴォカラ・チェの監督のもと完全に回復した。ヨーダはケノービをアミダラ議員の宿舎に送り、“選ばれし者”スカイウォーカーとの関係を終わりにするよう依頼させた。彼女の合意の言葉を受け取った後、ケノービはテンプルへと戻り新しい試練への準備に取り組み始める。

帝国の勃興(19 BBY編集

「彼は騙された。我々みんなも。この戦争も、すべては議長が裏で仕組んだことだったんだ。パルパティーンこそ我々が探していたシス卿なのだ。ドゥークーが死んだ後、アナキンが彼の新しい弟子になったんだ」
パドメ・アミダラに語るオビ=ワン・ケノービ[ソース]

コルサントの戦い編集

インヴィジブル・ハンド>内のケノービ

19BBY最高議長パルパティーングリーヴァス将軍に誘拐され、将軍の旗艦<インヴィジブル・ハンド>に乗せられコルサント上空へと連れ去られた。アウター・リム包囲攻撃に加わっていたアナキンとオビ=ワンだったが、将軍たちが逃げ去る前に共和国議長を救うべく、コルサントへと呼び戻される。オビ=ワンは救出計画を練り、<インヴィジブル・ハンド>に達する途中でスカイウォーカーに命を救われながら、パルパティーンの捕らえられていた部屋に達した。だが、そこに待ち受けていたのはドゥークー伯爵だった。

オビ=ワンとアナキンは再び年老いたシス卿との戦いに臨む。決闘の最初は、ふたりのジェダイはドゥークーの目を欺くためにより劣った戦闘スタイルを使用した。しかしふたりは突如として戦闘スタイルを切り替え、彼を圧倒した。ドゥークーは油断していた。彼はスカイウォーカーのみを相手にするため、何とかケノービを押しのける。ケノービは入り口付近のバルコニーのスーパー・バトル・ドロイドを破壊し、再び決闘に戻る。だが、ドゥークーはフォース・チョークで彼を掴み、部屋の端へと勢いよく投げ飛ばした。ケノービは衝撃で意識を失ってしまう。

ケノービが意識を失っている間に、スカイウォーカーはドゥークーを丸腰にした上でその命を奪った。彼は見捨てろと言うパルパティーンの言葉を拒否し、意識のないケノービを背負って退却を始める。

ケノービが意識を回復したとき、戦艦は重力異常を起こしており、彼は咄嗟にスカイウォーカーの脚につかまり、ぶら下がらなければならなかった。すぐに気を持ち直したケノービは、「何か見逃したか」とアナキンに尋ねる。何とか廊下にたどり着いた後、ケノービはまだ利用可能な機体を探しに格納庫へ行くことを提案する。だが、廊下を走る彼らはレイ・シールドによってあっけなく身動きを封じられてしまった。

マグナガードと戦うケノービ

ブリッジに連行された一行は、あざ笑うグリーヴァス将軍と対面した。だが、ケノービはまだ自信に満ち溢れていた。R2-D2が敵の注意をそらした隙に、ケノービはフォースを使ってグリーヴァスが取り上げていた彼のライトセーバーを奪い返す。それを使い手かせを外したふたりのジェダイは、グリーヴァスのマグナガードと戦った。ふたりはグリーヴァスも狙ったが、このサイボーグはエレクトロスタッフでブリッジのヴューポート(窓)を破壊する。宇宙空間に逃れた相手を追うことは不可能だった。また、船の状況も最悪だった。ケノービはスカイウォーカーに船を運転できるか尋ね、コルサントへの着陸を彼に任せる。船は破損しながらも、彼らに被害を与えることなく何とか不時着に成功した。

懐疑編集
「カウンシルは議長の行動に関するお前の報告を求めている。彼が何を企んでいるのかが知りたいんだ」
「彼をスパイしろと?それは反逆です」
オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカー[ソース]

パルパティーンがその手に権力を集めていくのに、ケノービは関心を寄せるようになった。彼はスカイウォーカーに議長に注意するよう呼びかける。ジェダイ・ハイ・カウンシルがスカイウォーカーに議長の動向を見張らせようとしたとき、ケノービはその決定に唯一反対したメンバーだった。それにもかかわらず、スカイウォーカーにこの決定を伝えたケノービは、彼からカウンシルと同様の疑念を抱かれることになってしまう。[9]

ウータパウの戦い編集

「来い」
「愚か者め、ジェダイの技はドゥークー伯爵から訓練を受けたのだぞ」
オビ=ワン・ケノービとグリーヴァス将軍[ソース]

グリーヴァスウータパウで発見されると、ジェダイ・カウンシルはその討伐にケノービを派遣した。コルサント上空の戦いでドゥークー伯爵が死んだため、グリーヴァスは独立星系連合の最高権力者だったのである。この任務の成功は、クローン大戦に終止符を打つことに直接繋がっていた。

グリーヴァスを撃つケノービ

ケノービはひとりでウータパウに降下し、グリーヴァス探索に就く。ティオン・メイドンと話した後、彼はヴァラクティルボーガにまたがってサイボーグの将軍を探し当てる。相手のボディガード数体を倒したケノービは、グリーヴァス将軍と一対一で向かい合った。

グリーヴァス将軍派4本の手に4本のライトセーバーを持ち、彼独特の予測できないライトセーバーの戦闘スタイルを操った。将軍は2本のライトセーバーを扇状に振り回し、残りの2本をケノービに向ける。将軍は強力な敵だったが、ケノービはこのサイボーグの手首を素早く切り落とした。彼の得意とするソレスの戦闘型を使用したのだ。コマンダー・コーディ率いる第212アタック・バタリオンが到着して手際よく連合側に攻撃を仕掛けたとき、グリーヴァスはその混乱に乗じて逃げ去った。ケノービは彼の後をぴたりとつけ、最後の戦闘はグリーヴァスの個人用プラットフォームで行われた。ライトセーバーを落としたケノービは、将軍自身のブラスターを使って彼に止めをさした。

粛清開始(19 BBY編集

「ケノービは見つかったか?」
「あそこから落ちて助かるものはいないでしょう」
「部下を船に乗せろ。移動する」
ケノービの死を誤認したコーディクローン・トルーパー[ソース]

グリーヴァスを倒したオビ=ワンがウータパウの残りの敵との戦いに臨もうとしているとき、パルパティーンによってオーダー66が発令された。全てのクローンにジェダイの将軍の殺害を命じる指令である。ケノービもAT-TEの砲撃を受け、乗っていたヴァラクティルボーガとともにパウ・シティの底部にある湖へと落下した。しかしケノービはこの攻撃を生き残り、彼らの捜索から身を隠した。クローンの目を盗み、ケノービは死んだグリーヴァス将軍所有のベルバラブ22スターファイターを使用し、惑星から脱出する。ウータパウでオーダー66の指揮を行い、ケノービ殺害を命じたのはコマンダー・コーディである。彼は過去数ヶ月ケノービと死地を潜り抜けた戦友だった。

アナキンの転向を知ったケノービ

グリーヴァスの船でウータパウを脱したケノービは、元老院議員ベイル・プレスター・オーガナからの連絡を受け取った。彼の<タンティヴIV>に救われたケノービは、この船で同じくオーガナに救助されたマスター・ヨーダと再開する。ケノービとヨーダはコルサントジェダイ・テンプルへと戻り、ビーコン発信ルームへ向かうためにクローンと戦った。テンプルからは、生き残っているジェダイに向けて、テンプルへ戻ってくるよう指示する罠の指令が発信されていたのである。テンプルに入った彼らは、指令をジェダイに身を隠すよう警告する正反対の内容に書き換える。テンプルにはたくさんのジェダイの死体が転がっていたが、ケノービは弟子のアナキンがパルパティーンの命令に従い、シン・ドローリグらジェダイを虐殺している録画、TR4-121を見てしまう。録画には、アナキンがパルパティーンの弟子として、ダース・ヴェイダーと呼ばれる様が記録されていた。ケノービは兄弟とも思っていた弟子と戦うのを嫌がったが、ヨーダはパルパティーンはケノービには強すぎると言う。ケノービはヴェイダーと、ヨーダは銀河皇帝となったパルパティーンと戦うため、それぞれの目的地に向かった。

ケノービはスカイウォーカーの秘密の妻、パドメ・アミダラを尋ね、彼女にスカイウォーカーがフォースのダークサイドに転向したという事実を突きつける。だが、アミダラはこれを信じなかった。スカイウォーカーは分離主義評議会抹殺のためムスタファーに向かっていたが、アミダラはこれをケノービに教えなかった。この訪問で、ケノービはアミダラがスカイウォーカーの子を身ごもっていることに気づく。ケノービは別れを告げると、彼女の住居を離れた。アミダラ元老院議員は、この後すぐに惑星ムスタファーへと向かった。ケノービは姿を見せないようにこっそりと彼女のスペースクルーザーに乗り込み、ムスタファーのシス・アプレンティスのもとへと移動する。

ムスタファーの決闘編集
「仲間にならないのなら、お前は俺の敵だ!」
「シスらしい決め付けだな。私は自分の義務を果たす」
「ではやってみろ!」
ダース・ヴェイダーとオビ=ワン・ケノービ[ソース]

アミダラの船に隠れムスタファーに到着したケノービは、彼女がヴェイダーと言葉を交わすのを見守った。ケノービがふたりの前に姿を現すと、パドメが自分の愛を裏切ったと考えたヴェイダーは彼女の首をフォースで絞めてしまう。シス卿はケノービを責めた。ケノービはアミダラを解放するよう言い、もと弟子に説得を試みた。だが、彼は聴く耳を貸さず逆にケノービが仲間になるよう言い放つ。ケノービは拒否し、ライトセーバーの決闘が始まった。叫び声を上げ、ヴェイダーはケノービに向かって跳躍した。こうして、銀河系の運命を決定付ける、ジェダイの歴史の中でも最も重要な戦闘がこのとき始まったのである。

ヴェイダーは熟練したドジェム・ソの構えを織り交ぜた攻撃でケノービに対抗したが、ケノービが熟練するソレスには付け入る隙はなかった。火山施設の複合制御室での戦いの中で、彼らはエネルギー・シールドを非アクティブにしてしまった。彼らの戦場が溶岩採鉱施設に移ったとき、ふたりは降り注ぐ炎の雨から身をかわす必要性に迫られる。さらに戦闘中、加熱した溶岩収集施設はほうかいしていき、彼らは炎の海に落下しないよう、移動を繰り返す。

ダース・ヴェイダー対ケノービ

ケノービとヴェイダーは溶岩流の上の収集アームを飛び渡った。ふたりは溶岩に向かって投げられたが、ケノービは浮遊する溶岩採集プラットホームに飛び乗って難を逃れた。振り返ったケノービは、ヴェイダーも溶岩採掘ドロイドに乗って助かっていたことを知る。ふたりは溶岩流を浮遊移動するドロイドの上で、いくつかの言葉を交わした。ケノービは何とかしてパルパティーンの悪を納得させようとしたが、ヴェイダーはジェダイこそが悪だと信じていた。ケノービは彼が道を誤ったことを嘆き、再びライトセーバーを交える。そのとき、ケノービは溶岩流の岸に向かって飛び移った。ヴェイダーよりも有利な高い地形を得たのである。ケノービはヴェイダーに自分が有利であることを告げたが、相手は自分の力を過小評価しているのだと怒りを募らせるばかりだった。傲慢なヴェイダーは岸に向かって飛び移り、待ち受けるケノービのライトセーバーが彼の左腕と両足を奪った。シス卿は岸から溶岩近くへと転げ落ちていった。

ヴェイダーは苦しみの中でケノービに憎しみの言葉を吐き、ケノービは悲しみを口にする。

「お前は選ばれし者だった!シスを滅ぼすはずがシスに加わるとは!フォースにバランスをもたらすはずがそれを闇に葬るとは!」
オビ=ワン・ケノービ[ソース]

ヴェイダーはなおも溶岩からよじ登ろうとした。ケノービが憎いと叫ぶヴェイダーに、ケノービは彼を弟のように思い愛していたと告げる。溶岩からヴェイダーの体に火が燃え移り、シスは絶叫した。ケノービはもと弟子の青いライトセーバーを拾い、そこを去っていった。既に無防備である彼に止めをさす必要はない、フォースがヴェイダーの運命を決定付けると考えていたのである。だが、ケノービが惑星を去った直後、パルパティーンとエスコートのクローンがヴェイダーのもとへ到着した。ヴェイダーは救われたのである。彼を殺す機会がありながら止めを刺さなかったケノービは、これを償うためにエンドアの戦いまでヴェイダーの破滅を見守ることになる。

ヴェイダーの子編集
ベルー・ラーズルークを手渡すケノービ
「私が彼を連れて行き、見守りましょう」
ルークに関して、オビ=ワン・ケノービ[ソース]

ムスタファーを去った後、ケノービはベイル・オーガナとマスター・ヨーダらに合流し、パドメ・アミダラをポリス・マサの医療施設に連れて行った。そこの診断で、彼女はヴェイダーとの間にできた双子を身ごもっているが、本人に生きる意思がなくなっていることが分かる。ケノービらが見守る中で、アミダラは双子を出産、男の子にルーク、女の子にレイアと名づけた。アミダラはアナキンが作った幸運のお守りであるジャポーの切れ端をケノービに渡したが、この意味を理解できなかったケノービは、それを最終的にアミダラへと返した。(その後、おそらく彼女と共に埋葬されている)アミダラはヴェイダーにはまだ膳の心が残っているとの言葉を残し、他界した。[9]

ケノービ、オーガナ、ヨーダはスカイウォーカーの子供たちをどうするかを話し合った。ケノービは男の子ルークをタトゥイーンへと連れて行き、ヴェイダーの当時の唯一の家族であるオーウェンベルー・ラーズ夫妻に届け、以降彼を見守る役目を申し出る。一方、女の子レイアはオーガナがオルデランへと連れて行き、養子にすることに決定した。また、ヨーダは沼の惑星ダゴバに隠遁することになった。

隠遁(19 BBY0 BBY編集

仲間を失い、ケノービは孤独な逃亡生活を送る
「あの魔術師はただの狂った爺さんだ。 もう生きてはいやしないだろう。彼はお前の父さんと同じ頃死んだ」
ルーク・スカイウォーカーにケノービの情報を偽るオーウェン・ラーズ[ソース]

銀河帝国の時代、かれはベンという名前を使って辺境の砂漠の惑星タトゥイーンに隠遁した。ケノービは赤ん坊のルークを連れ、乗っていたグリーヴァスの戦闘機でナー・シャッダへ行き、これを売りさばいて砂漠の惑星行きの船に乗り込んだのだった。彼は砂漠の小屋に住むようになる。

タトゥイーンに隠遁後、ヨーダから教えられたテクニックで、彼は亡きマスター、クワイ=ガン・ジンと会話ができるようになった。ヨーダは既にジンと接触しており、別れ際にケノービにその方法を伝授したのだった。

隠遁生活を始めた最初の頃の数日、ケノービは毎日ラーズ農場を訪れ、オーウェンとベルー夫妻に見つからないように遠くから、ルーク・スカイウォーカーを見守った。この訪問のとき、ケノービはダース・ヴェイダーの“死”について考えるようになった。ケノービはうすうす感づいていたが、事実彼はムスタファーで死んでいなかったのである。また、この頃は霊体のジンもなぜかケノービに接触をしてこなかった。彼が農場の訪問を続けていたとき、ラーズたちは彼らの20個の水分抽出機がサンドピープルに盗まれていることを発見する。オーウェンはタスケンたちと闘って水分抽出機を取り戻すため、水分農夫のグループを集めることにした。だが、ケノービには別の考えがあった。

ケノービはひとりで何とかサンドピープルを追跡した。追跡中、タスケンに因縁のあったかつての弟子のことを思い出しながら、夕暮れ時にとうとう彼はタスケンのグループを発見する。最初のうちは計画がうまくいっていた。彼はタスケンたちが盗み出した水分抽出機を仕舞い込んでいたテントを発見し、静かにそのテントへと侵入した。次に、そばのタスケンに見つからずに、彼は機器をバンサに積み込むことにも成功する。だが、いよいよ彼が立ち去ろうとしたとき、タスケンの男性がケノービを発見してしまった。

隠遁時代のケノービ

タスケンたちはすぐにケノービを攻撃した。ケノービは彼らの武器をライトセーバーで破壊しながら進んだが、タスケンの叫び声があがり、キャンプの他の盗賊たちもケノービの行動に感づいてしまった。タスケンは全員ケノービに攻撃を始める。怒りを感じたケノービだったが、かつての弟子と同じ過ちは犯さなかった。彼は暗く破壊的な感情を捨て去ることに成功し、部族を皆殺しにしたアナキンとは違い、彼らの皮膚をあらわにするため衣服を断ち切るという賢い選択を選んだ。人前に肌を晒すことは、タスケン・レイダーにとっては最大の恥だからである。この罪を犯すと彼らは部族のおきてに従い始末される。この手段でバンサを使って逃げる時間を稼いだケノービは、タスケン・レイダーの中で伝説的な評判を得るようになった。

ラーズ農場に戻ったケノービへの歓迎は冷たいものだった。オーウェンは、家族の問題は家族自身で解決する、ケノービの助けが不必要であったと彼に告げた。こうしてケノービは農場を出て行き、再び孤独と瞑想の日々に戻ったのである。

自ら隠遁生活を選んでからの1ヶ月間は、ケノービは自分がヴェイダーをムスタファーに置き去りにしてから彼が一体どうなったのか、皆目分からずに生活していた。ある日バーで飲み物を飲んでいたケノービは、キャッシークの戦いのニュースを耳にする。この戦闘で、ダース・ヴェイダーなる人物が帝国に貢献したというのだ。また、キャッシークではシス卿に立ち向かえると考えたジェダイのグループが暴動を起こした。ヨーダ同様、自分たちが身を隠すべきだと考えていたケノービは、このことを知ってショックを受ける。

ケノービは知らなかったが、ダース・ヴェイダーはケノービを必死で探していた。数人のジェダイはケノービの居場所を知るためにヴェイダーに拷問され、また、彼はそのための費用はまったく惜しまなかった。彼はケノービがケッセルの秘密会議にいるという偽情報を掴んだが、これは単なる徒労に終わる。

復帰(0 BBY編集

新しい弟子編集

「フォースの道を学び、父さんのようなジェダイ・ナイトになるよ」
ルーク・スカイウォーカー[ソース]
“ベン”・ケノービ

ナブーの戦いから32年後、ケノービはルーク・スカイウォーカータスケン・レイダーから救った。ルークはオビ=ワン・ケノービ宛てのメッセージを持っていると主張し砂漠に出たR2-D2を追ってきた所をタスケンに襲撃されたのだった。ケノービはルークを自分の家へと連れて行き、彼の父親アナキン・スカイウォーカーがジェダイ・ナイトだったことを話して聞かす。そして、そのライトセーバーをルークに手渡したのだった。だが、ルークが父親の死について尋ねたとき、ケノービは彼の父がダース・ヴェイダーであることを伏せ、事実を偽った。

「ダース・ヴェイダーという名の若きジェダイがいた。彼は私の弟子だったが、悪に転向し、帝国に力を貸してジェダイを追い詰めて滅ぼしてしまった。彼は君の父も裏切り、殺したのだ。いまやジェダイはほぼ絶滅した。ヴェイダーはフォースのダークサイドに誘惑されたのだよ」
オビ=ワン・ケノービ[ソース]

ケノービ自身ははこれが偽りではないと考えていた。アナキン・スカイウォーカーはジェダイを裏切って悪の道を選んだときに死に、その後ダース・ヴェイダーが誕生したという考え方をしたのである。

R2のメッセージはルークの妹レイア・オーガナ姫からのものだったが、ケノービは妹がいる事実も秘密にしていた。レイアは手に入れたデス・スターの設計図を惑星オルデランベイル・オーガナのもとへ届けるよう要請していた。ケノービはこのとき、ようやく待ち続けていた時がきたのだと悟る。

ルーク・スカイウォーカーはケノービの弟子になる

彼は自らに課した隠遁生活を終わらせた。彼は、ルークに自分に着き従ってオルデランへ行き、反乱軍に参加するよう誘った。だがルークはR2-D2とケノービをアンカーヘッドの町まで連れては行くが、オルデランまで行くつもりはないと最初は誘いを断る。しかし道中、彼らはジャワサンドクローラーの破壊された跡を見る。ケノービはその攻撃をしたのが帝国のストームトルーパーだと確信した。ルークはジャワからR2とC-3POを買った実家も危ないと悟り、ラーズ家へと急いだ。だが既に遅く彼のおじとおばは既に殺されていた。

「あの化石みたいな爺、どこで掘り出してきたんだ?」
ハン・ソロ[ソース]

ケノービのところに戻ってきたルークは、気が進まなかったが彼と一緒にオルデランへ行き、フォースの道を学んで父親のようなジェダイになることを決める。ケノービはこの答えに喜び、オルデランへ行くための輸送船を見つけるためにルークと2体のドロイドをつれてモス・アイズリー宇宙港へと向かう。この街で、ケノービは帝国の数人のストームトルーパーに対し、フォースのマインド・トリックを行って検問通過を成功させ、ルークを驚かせる。チャルマンのカンティーナで、ルークはある犯罪者とそのアクアリッシュ友人にからまれてしまった。ケノービはライトセーバーでアクアリッシュの腕を切り落とし、問題を解決する。バーでケノービは、<ミレニアム・ファルコン>のキャプテン・ハン・ソロウーキーの副操縦士チューバッカと出会う。やがて交渉はまとまり、ソロは彼らをオルデランに運ぶことに同意する。<ファルコン>がタトゥイーンを飛び立つ直前、ストームトルーパーが格納庫を襲撃したが、彼らは何とか脱出に成功した。

デス・スターでの決闘編集

トラクター・ビームを解除するケノービ
「このときを待っていたぞ、オビ=ワン。ついに、再会したな。これで決着をつけられる。昔のわたしは未熟だったが、今はマスターだ」
「だが、邪悪のマスターだぞ、ダース」
ダース・ヴェイダーとオビ=ワン・ケノービ[ソース]

<ファルコン>に乗った一行は目的地に着いたが、そこに惑星オルデランはなかった。惑星は帝国の超兵器によって破壊されていたのである。<ファルコン>もデス・スターによって捕らえられてしまった。ケノービたちは床底に隠れて逮捕を何とか防いだ。<ファルコン>脱出のためには、デス・スターのトラクター・ビームを解除する必要がある。ケノービは単独でビーム解除へ、他のものはこの宇宙ステーションに捕らえられていることが分かった、レイア姫を助けに向かうことになった。

ケノービは無事ビームを解除することができたが、<ファルコン>へと戻る途中の廊下でかつての弟子ダース・ヴェイダーと遭遇する。ケノービがデス・スター内にいることを感じると、グランドモフウィルハフ・ターキンに告げていたヴェイダーは、遭遇時には既に戦う準備ができていた。ふたりは会話を交わし、ライトセーバーで激しく切り結んだ。ケノービはヴェイダーのことを“ダース”とあえてシスの称号だけで呼び、相手を挑発した。ふたりの戦闘は、警備のストームトルーパーたちを引き寄せる。このおかげで、レイアを救出したルークたちが<ファルコン>へ戻る機会ができた。ケノービは、ヴェイダーに謎めいた警告を残す。

ヴェイダーに殺されるケノービ
「あなたの力は弱いな、ご老体」
「わたしには勝てないぞ、ダース。わたしを切ることはできるが、わたしはきみが想像もできないほど強くなる」
ダース・ヴェイダーとオビ=ワン・ケノービ[ソース]

ルークの姿を見たケノービは、笑みを浮かべて戦うのをやめ、ライトセーバーの先端を天井に向けた。ヴェイダーは一瞬ためらったが、ケノービの体を切り裂いた。ルークはケノービの死にショックを受け、ストームトルーパーに続けざまに発砲したが、死んだはずのケノービの声が頭の中に響き、<ファルコン>へと乗り込んだ。

一方、ヴェイダーの前に死体は残らなかった。そこに落ちたのはケノービのローブとライトセーバーだけだったのである。彼は言葉どおり、フォース・ゴーストとなって、それまでよりも強力な力を得たのである。

霊魂(0 BBY9 ABY編集

「フォースはいつも、君と共にある」
ルーク・スカイウォーカーに対して、オビ=ワン・ケノービ[ソース]

デス・スターでケノービは死んだが、完全に消え去ったわけではなかった。彼は自らの言葉どおり、フォース・ゴーストとなって若きルーク・スカイウォーカーを導き、教育する存在になったのである。

ケノービの霊はヤヴィンの戦いで大きな役割を果たした。デス・スターのトレンチを飛行し、予備排熱口へプロトン魚雷を打ち込もうとしているルークに、ケノービは「フォースを使え」と指示する。これに従ったルークはデス・スター破壊に成功した。ヴェイダーの暗黒の影響力でルークが昏睡状態になったときも、ケノービは彼の夢に現れて暗黒卿への抵抗を助けた。また、濃い霧に覆われた惑星ミンバンで、ダース・ヴェイダーとの決闘を生き延びるため、ケノービの精神は一時的にルークの体を制御したこともある。最終的に彼は暗黒卿を大きな穴へと突き落とすことに成功した。[10]また、ルークが“宇宙パイロットのニュー・アカデミー”を脅かす衛星を破壊する際にも、ケノービは彼に力を貸した。[11]さらに、ケノービの霊魂は惑星ムスタファーにも姿を現している。[12]

ホスに現れたケノービの霊

ケノービの記憶は帝国によって利用されることもあった。ヤヴィンの戦いの数ヵ月後、ダース・ヴェイダーはオビ=ワン・ケノービの偽者を使って、ルーク・スカイウォーカーを捕らえる計画を企てた。この囮の俳優を利用し、ヴェイダーは惑星アリダスまでルークを誘い出すつもりだった。帝国の外科医や技術者は俳優の見た目をケノービに似せ、フォースを演出するための装置を俳優に隠した。アリダスに送り込まれた偽ケノービはそこで反乱軍を援助した。このうわさはすぐにルークの耳にも届く。偽ケノービはルークとヴェイダーが一対一で対峙するよう、彼をアイアン・タワーに誘い出すように命令されていた。だが、俳優は自分の“役”である亡き本物のケノービを尊敬し始めるようになっていた。最終的に彼はヴェイダーの計画を妨害し失敗に終わらせる。この行為で彼は命を落とすことになった。

ケノービが姿を現したのはルークの前だけではない。ムスタファーに出現したケノービは、あるダーク・ジェダイと非常に強力なクリスタルを破壊するため、名も無きスペーサーの前に姿を現し、彼を助けた。[12]

ルークが氷の惑星ホスワンパと戦い、吹雪の激しい雪原で倒れていたとき、ケノービの霊は彼の前に現れた。ケノービはルークにダゴバ星系へ行き、かつて自分にも指導をしたジェダイ・マスター、ヨーダの訓練を受けるように指示する。ダゴバで、ヨーダはルークが訓練をする準備ができていないと告げる。だが、ケノービは自分も見習いだったときにはルークと同じようなものだったとヨーダに言い、彼を訓練するように促す。[13]訓練を終えたルークは、数年後自分の父親の真実を知ってダゴバに戻ってきた。しかし、病の床に伏せるヨーダはそのときに死んでしまう。ケノービは再びルークの前に出て、もうひとつの真実、レイア・オーガナがルークの妹であることを認める。そして戦いに臨むルークに、皇帝の力の恐ろしさを警告した。最終的に、皇帝はフォースのライトサイドに帰還したアナキンに引導を渡される。エンドアの戦いの直後の勝利の式典で、ルークは自分に笑みを投げかけるケノービ、ヨーダ、そして父アナキン・スカイウォーカーの霊の姿を垣間見た。[14]

ルークに真実を語るケノービ

また、エンドアの戦いの前には、ルークはタトゥイーンのケノービの家で安全に保管されていたジェダイの情報を発見する。彼はそれをもとに、新しいライトセーバーを作成することができた。[15]

ルークがケノービと再び会話したのはエンドアの戦いの直後のことである。ケノービは若きジェダイに迫りくるシ=ルウヴィ帝政の脅威を警告した。[16]また、ルークが伝説のジェダイの失われた都を発見するのにも力を貸している。[17]

数ヵ月後、ケノービ、ヨーダ、アナキン・スカイウォーカーの霊は、"ベルデロンの暗黒卿”フリントの危険性を警告しに、ルークのもとに現れた。フリントはレディ・ルミヤの弟子である。ケノービたちの警告のおかげで、ルークはフリントを転向させルミヤから弟子を奪うことに成功する。[18]

9 ABY、ケノービはルーク・スカイウォーカーの夢に現れ最後の訪問を行ったた。彼はルークに自分が生と冥界のはざ間にいる存在だと語り、もう霊魂の状態から別の領域へと移らなければいけないと告げる。 その後、ルークは息子を出産したときにかつての師の声を聞いた。ルークはケノービの思い出を称え、息子を“ベン”と名づける。

舞台裏編集

旧三部作でオビ=ワン・“ベン”・ケノービを演じたのはアレック・ギネス新三部作で若き日のオビ=ワンを演じたのはユアン・マクレガー

登場作品編集

クローン大戦のテレビ・シリーズは未編集です

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脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集

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