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「ああ、だからここは危険だと言ったのに」
C-3PO[出典]

エンドア(Endor)は、森の月エンドア(Forest Moon of Endor)や聖なる月(Sanctuary Moon)という呼称でも知られた、アウター・リム・テリトリーモッデル宙域に属す衛星である。同名惑星の軌道上を周回する森林の月で、地表には温暖な原生林と草原が広がっていた。原始的な知覚種族イウォークヤズム母星であり、多様な生態系に恵まれていた。イウォークの民はレッドウッド・ツリーの樹上に村を形成し、石器レベルのテクノロジーを用いてサバイバル生活を送っていた。

エンドアはもともと銀河系の中心部から遠く離れた重要性の低い衛星に過ぎなかったが、銀河帝国超兵器第2デス・スターの建造地に選んだため、歴史的決戦の戦場となった。皇帝シーヴ・パルパティーン本人がエンドア上空で建造中のバトル・ステーションを視察していることを知った反乱同盟は、超兵器を守るシールド発生施設を破壊するため、地上にハン・ソロ将軍率いる奇襲チームを送り込んだ。皇帝が仕組んだ罠に嵌った反乱軍は地上と宇宙の両方で予期せぬ待ち伏せにあったが、攻撃チームはブライト・ツリー村のイウォーク部族と協力してシールド・バンカーを破壊し、軌道に浮かぶバトル・ステーションを無防備にした。帝国はエンドアの戦いで皇帝、シス卿ダース・ヴェイダー、第2デス・スターを失う大敗を喫し、壊滅的な混乱状態に陥った。エンドアの戦い以降、帝国はわずか1年ほどで銀河内戦に敗北した。

特徴

概要

エンドアは銀河系アウター・リム・テリトリーモッデル宙域エンドア星系に属す衛星で[1]同名惑星軌道に浮かんでいた。[2] エンドア星系には太陽が2つあり、それぞれエンドアIエンドアIIと呼ばれた。衛星エンドアの直径は4,900メートルで、1年は402標準日だった。エンドアは銀河の中心部から4万3300光年離れた辺境の月で、地上には先進的なテクノロジーを持たない未開の文明が存在していた。[3]

地形

衛星エンドアは森林、熱帯の草原、山地に覆われており[1]、地表に占める水域の割合は8パーセントしかなかった。[3] 銀河帝国がやってくるまでのあいだ、エンドアの常緑樹の森は平和そのものだったが、帝国は森を切り開いてシールド・バンカースターシップ着陸用プラットフォーム、前哨基地を設置し、エンドアの原風景を破壊した。[1]

住民

エンドアはイウォークヤズムという2つの知覚種族母星だった。森の民であるイウォークは、樹上に村を築いて数百名の部族単位で生活を送った。イウォークはヤズムよりも進んだ文明を持っており、石器レベルのテクノロジーを用いてハングライダーといった乗り物を製作することもできた。平原の民であるヤズムは長い脚のおかげでイウォークよりも背が高く、素早く走り回って獲物を捕らえた。また、沼に住む好戦的なデュロックはしばしばイウォークを襲撃した。巨体のゴラックスはイウォークの天敵で、イウォーク部族は森の中に潜むこうした脅威を常に警戒していた。[1][3]

生態系

エンドアは多様な生態系を有し、イウォークやヤズムといった知覚種族のほかに、多くのクリーチャーが森の中に生息していた。イウォークは森に棲むトカゲをペットとして飼ったり、パルガボードックポニィガウパを乗り物や荷役獣として飼いならした。イウォークは動物の皮やツノを楽器、グライダー、武器、装飾品として利用した。ヤズムはげっ歯類動物のルガーを食用に捕まえるため、クモのようなラカザック・ビーストを乗りこなし、狩りをした。[1][3] 以下、エンドアに住む動物の一覧:

Endor Forest BF.png

エンドアの森

歴史

未開の月

イウォークとヤズムは程度の差こそあれどちらも原始的な種族で、銀河コミュニティから孤立した生活を送っていた。しかし、他の星からやって来た侵略者がイウォークを食用に狩り立てることがあった。イウォークを食材にしたスナック「イウォーク・ジャーキー」はアウター・リムの星々で人気があり、クローン戦争当時から惑星アバファーポンズ・オーラ等で人々に親しまれていた。そのため、イウォークは知的生物であるにも関わらず、彼らを殺すためエンドアを訪れるハンターが後を絶たなかった。[3][9]

エンドアの戦い以前、2名のヤズムが森の月を訪れた宇宙船に乗り、故郷を離れて砂漠の惑星タトゥイーンに流れ着いた。そのうちの1人ジョー・ヤウザは歌手、もう1人のウォム・ラフバは害虫駆除の仕事にありつき、どちらも銀河内戦中に犯罪王ジャバ・ザ・ハット宮殿で働いていた。[1]

エンドアの戦い

Blue Glass Arrow.svg 詳細はエンドアの戦いを参照
「見ての通りデス・スターは森の月エンドアの周回軌道に浮かんでおる。デス・スターの攻撃システムは未完成であるが、その防備メカニズムは極めて強力である。すなわち、森の月エンドアから放射されるエネルギー・シールドに守られているのだ」
ギアル・アクバー提督[出典]
TempestForceEndor-ROTJ.png

エンドアの帝国軍

銀河内戦中、銀河帝国は森の月エンドアを超兵器第2デス・スターバトル・ステーションの建造地に選んだ。彼らは軌道で建造中のバトル・ステーションを防衛するため地上にシールド・バンカーを設け、SLD-26惑星シールド発生装置を設置した。シールド・バンカーはストームトルーパースカウト・トルーパー全地形対応偵察トランスポート(AT-STウォーカー)等から成る帝国地上軍の駐屯部隊によって防衛された。また、エンドアの上空にもスーパー・スター・デストロイヤーエグゼクター>を旗艦とする大艦隊が配備された。[1][5]

皇帝シーヴ・パルパティーンは、建造中のデス・スターと自分自身を餌にして同盟軍艦隊をエンドア星系におびき寄せ、反乱運動を一網打尽にしようと計画した。反乱軍はボサンスパイが入手した情報を信じ、皇帝の罠とは知らずデス・スター破壊作戦を開始した。[5] コルヴァ宙域で“イエロー・ムーン作戦”と呼ばれる陽動作戦を展開した後[10]、同盟軍はデス・スターを守る惑星シールド発生装置を破壊するため、ハン・ソロ将軍レイア・オーガナジェダイ・ナイトルーク・スカイウォーカーたちから成るパスファインダー部隊をエンドアに送り込んだ。シス卿ダース・ヴェイダーインペリアル・シャトルタイディリアム>に反乱軍の潜入チームが乗っていることに気づいたが、敵の本隊を罠にかけるため、シャトルの着陸を許可した。着陸後、潜入チームはチャーパ村長率いるイウォーク部族と遭遇する。当初、イウォークはプロトコル・ドロイドC-3POを神様と勘違いし、反乱軍の兵士を捕まえて神への捧げものにしようとした。C-3POの通訳で誤解を解いた後、反乱軍はブライト・ツリー村の一員に迎えられ、原住民と協力して帝国軍と戦うことになった。[5]

EndorParty-ROTJ.png

戦勝を祝うイウォーク

ギアル・アクバー提督率いる同盟軍艦隊が集結地点のサラストを発ち、サンクチュアリ・パイプラインを通ってエンドア星系に到着した時、バトル・ステーションの偏向シールドはいまだ健在だった。アクバーは撤退を考えたが、ランド・カルリジアン将軍の意見に従い、地上部隊がシールド・バンカーを破壊するまでのあいだ<エグゼクター>やインペリアル級スター・デストロイヤーと消耗戦を繰り広げた。また、実の父ダース・ヴェイダーを説得するため自ら帝国軍に投降したスカイウォーカーは、第2デス・スター内で皇帝と対面した。スカイウォーカーはライトセーバーの戦いで父親を破ったが、皇帝の誘惑を退け、止めを刺すことを拒否した。皇帝はフォース・ライトニングでスカイウォーカーを痛めつけたが、息子の姿に心を打たれたヴェイダーは、自らを犠牲にして皇帝を葬った。一方、エンドアの地上ではソロの部隊とイウォークが苦戦の末シールド・バンカーを破壊し、バトル・ステーションを無防備にした。反乱軍は即座にデス・スターへの直接攻撃を開始し、カルリジアンとナイン・ナンの乗る<ミレニアム・ファルコン>やウェッジ・アンティリーズXウイング・スターファイター反応炉に致命的な一撃を加えた。スカイウォーカーの乗るシャトルやスターファイター部隊がステーション内部から脱出した直後、デス・スターは反応炉の爆発で粉々になった。[5]

戦いが終わった後、反乱軍の艦隊将校パイロットもブライト・ツリー村に集まり、イウォークと共に勝利を祝った。スカイウォーカーはブライト・ツリー村の近くで父親の葬儀を行い、デス・スターから運んできた装甲服(肉体はフォースと1つになって消滅した)を荼毘に付した。仲間たちの宴に加わった後、スカイウォーカーは自分のことを静かに見守るジェダイ・マスターオビ=ワン・ケノービヨーダ、父親の霊体を目にした。[5][8]

その後

「通信傍受班が帝国軍の暗号通信を解読した。そいつを聞いて、敵の残存艦隊は一斉に引き返したんだ。いいニュース、連中は混乱しきってる。悪いニュース、エンドアの裏側に帝国軍の拠点が残ってやがった。反撃の機会を窺ってると見て間違いない。負けた事をまだ知らんらしい」
ハン・ソロ将軍[出典]
Endor base assault begins.png

前哨基地の襲撃

エンドアの戦いの翌朝、反乱同盟軍はエンドアの反対側に帝国の前哨基地が残っていることを突き止めた。この基地の人員は、帝国軍が先日の戦いに敗北したことをまだ知らなかった。ハン・ソロとクリックス・メイディン将軍は恩人であるイウォークに残党狩りを任せるわけにはいかないと判断し、すぐに奇襲チームを編成してシャラ・ベイ中尉の操縦する兵員輸送船に乗り込んだ。ソロ、チューバッカケス・ダメロンをはじめとする奇襲チームは前哨基地をすみやかに制圧したが、施設内のコンピューターから大量のデータや通話記録を回収し、帝国軍が用意していたエンドア以降の計画案の存在を知った。[6]

地名

ブライト・ツリー村

Blue Glass Arrow.svg 詳細はブライト・ツリー村を参照
Ewok village.jpg

ブライト・ツリー村

ブライト・ツリー村はエンドアの戦いで活躍したイウォーク部族の集落。200名ほどのイウォークがこの村で生活していた。彼らは樹上約15メートルの高さに家屋を作り、はしごや吊り橋、テラスで建物を繋いでいた。他のイウォークの村と同様、ブライト・ツリー村も村長や長老によって統治された。[1] エンドアの戦いのさなか、仲間とはぐれた反乱軍のレイア・オーガナは、森の中でイウォークのウィケット・W・ウォリックと出会い、ブライト・ツリー村へ案内された。一方、レイアの仲間たちはイウォーク部族の罠にかかって捕らえられ、食料として村へ運び込まれた。しかしルーク・スカイウォーカーがフォースを使ってC-3POを浮遊させると、イウォークたちはこの“神”の力を畏怖し、反乱軍兵士の拘束を解いた。その後、C-3POから銀河内戦の経緯を教わったブライト・ツリー村のイウォークは、反乱軍の兵士を部族に迎え入れ、帝国軍との戦いに加わることを決意した。ブライト・ツリー村滞在中の夜、スカイウォーカーはレイアに家系にまつわる真実を明かし、自分たちが双子の兄妹で、父親はダース・ヴェイダーであることを教えた。[5]

シールド・バンカー

EndorShieldGeneratorBunker-TCSBRBD2.png

エンドアのシールド・バンカー

銀河内戦中、帝国軍はエンドアの森を切り開き、コマー・コンバット・システムズ社製SLD-26惑星シールド発生装置を収容したシールド・バンカーを建設した。エンドアの戦い当時、ダイヤー大佐アイガー司令官ヒューウェクス少佐らの率いるストームトルーパー及びスカウト・トルーパーの駐屯部隊がバンカーの防衛に当たっていた。[1] 反乱軍はイウォークからシールド・バンカーの秘密の入り口の場所を教わり、施設周辺で一進一退の攻防を繰り広げた。最終的にはハン・ソロがバンカー内の人員をトリックで欺き、ブラスト・ドアを開けさせて施設への侵入を果たした。[5]

登場作品

参考資料

脚注

他の言語

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