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この記事はインペリアルI級艦を扱っています。 あなたが探しているのはコルベット貨物船かもしれません。
「どうもスター・デストロイヤーとは相性が悪いようだな この俺は!」
―<エマンシペーター>が破壊された際、ランド・カルリジアン[出典]

<エマンシペーター>[1]Emancipator)は、銀河帝国共和国再建のための同盟新共和国艦隊に仕えたインペリアルI級スター・デストロイヤーである。もともと<アキューザー>[2]Accuser)という名で、帝国宇宙軍の所有だったこの軍艦は、デス・スコードロンにも所属していたことがあった。

ファーマス・ピエットらが指揮した<アキューザー>は、ホスの戦いエンドアの戦いなど、銀河内戦のいくつかの重要な戦いに参加した。しかしエンドアで帝国が大敗を喫した後、ハン・ソロジャッダー・ペイジが率いる反乱同盟軍部隊がこの軍艦を乗っ取った。この艦は<エマンシペーター>と改名され、同盟軍およびその後継政府、新共和国の艦隊に使えることになった。10 ABYシャドウ・ハンド作戦のさなか、<エマンシペーター>はモン・カラマリの戦いに参加し、ワールド・デヴァステイターに破壊された。

歴史

帝国軍

PiettProtonBeamCannon

MC80クルーザープロトン・ビーム砲を発射する<アキューザー>

インペリアルI級スター・デストロイヤー、<アキューザー>は、もともと銀河帝国宇宙艦隊でパトロール船として使用されていた。有事の際に適切な速度で活動が出来るよう、<アキューザー>には大幅な改造が施されていた。この軍艦に乗り込んでいた軍人は、帝国の港と航路の出入りを監視する経験を積んだ、ベテランの乗組員たちだった。

0 BBY、より近代的な兵器を使った改造を施された<アキューザー>は、強力なプロトン・ビーム砲を搭載した。このスター・デストロイヤーは、ファーマス・ピエット艦長の指揮下に置かれた。惑星モン・カラマリ共和国再建のための同盟に加わった際、<アキューザー>を含むスター・デストロイヤーの部隊は、この星への攻撃任務を与えられた。しかし彼らは、目標の星系に達する前に同盟軍艦隊抵抗を受ける。艦隊の他の船が破壊された後、<アキューザー>は戦場から撤退した。のちに反乱軍のパイロットになるタイコ・ソークーは、オルデランの破壊をきっかけに帝国を離脱する以前、<アキューザー>にTIEパイロットとして乗り込んでいたことがあった。

帝国軍衛星ヤヴィン4封鎖した際、ピエット艦長が指揮する<アキューザー>は、アマイズ・グリフ提督が率いるデス・スコードロンに加わった。ヤヴィンの戦いの数か後、<アキューザー>は銀河内戦において中立を宣言していた惑星、カバルに赴いた。帝国は、この惑星が反乱同盟軍の会議開催地に使われていることを知る。ピエット艦長は<アキューザー>を使ってカバルを襲撃した。惑星から逃げ去る宇宙船の中には、反乱軍の<ミレニアム・ファルコン>があった。ピエット艦長のスターファイターは<ファルコン>を追跡したが、不安定な矮星に逃げ込まれ、取り逃がしてしまった。

PiettAccuser

<アキューザー>艦上のピエット

ヤヴィンの戦いの8か月後、デス・スコードロンはポルン星系ヌソ・エスヴァ軍将の軍隊と戦い、<アキューザー>も戦闘に参加した。

3 ABY、反乱同盟軍の秘密本部、エコー基地の惑星ホスに置かれていることが発覚した。シス卿ダース・ヴェイダーはホスへの攻撃を命じ、<アキューザー>もホスの戦いに参加する。このとき、ファーマス・ピエットは艦隊の提督に昇格しており、<エグゼクター>の指揮を執っていた。クラウド・シティの対決の後、カリック艦長が<エグゼクター>の指揮を執ってヴェイダーコルサントへとエスコートし、ピエット提督が一時的に<アキューザー>へと再配置された。

4 ABY第2デス・スターに関する情報を集めていたボサンの工作員が、一般市民の貨物船に隠れてエンドアの建造現場から戻ろうとした。<アキューザー>とインターディクター・クルーザーグラップラー>は、スパイを探し出すために輸送船団をハイパースペースから引き戻した。クルーザー<リバティ>から出撃したXウイング・スターファイター部隊はインターディクター艦の能力を無効にし、<アキューザー>は彼らを止めるために一般市民に向けて砲撃した。しかし結局、<アキューザー>はボサンによる同盟軍への情報流出を止めることが出来なかった。

拿捕

Solo Page Accuser

<アキューザー>拿捕に備えるハン・ソロエンドア攻撃チーム

<アキューザー>は、エンドアの戦いに参加した。この戦いでは第2デス・スターが破壊され、銀河皇帝パルパティーンとその右腕、ヴェイダーが命を落とした。<アキューザー>は、<アジャディケーター>とともに反乱軍によって乗っ取られる。反乱軍は、1発の銃弾も発射することなく、このスター・デストロイヤーを奪った。ハン・ソロと、ジャッダー・ペイジが率いるカターン・コマンドは、ラムダ級T-4aシャトルタイディリアム>や盗んだ帝国のクリアランス・コードを使い、<アキューザー>に入り込んだ。盗んだ帝国の将軍の制服を着たソロは、ストームトルーパーに扮した仲間を引き連れ、帝国軍の将校として<アキューザー>のブリッジへと歩み入った。ブリッジを乗っ取った反乱軍兵士は<アキューザー>全体に警報を発し、ブリッジの事態を知らない帝国のクルーは、宇宙船を捨てて脱出した。

新共和国艦隊

数々の活躍

RogueSquadron cover art

第一次ボーレイアスの戦いに参加した<エマンシペーター>

<アキューザー>は<エマンシペーター>に改名された。その後間もなく、ナガイ=トフ戦争第三次サイジョの戦いで、<エマンシペーター>は新共和国の司令船として使用された。<エマンシペーター>から発進したスターファイターは、トフ戦闘機と交戦し、勝利を収めた。

ボーダーランド・リージョンへの攻撃の中、新共和国は様々な帝国の派閥を扇動し、互いに対立させるため、<エマンシペーター>と<リベレーター>(<アジャディケーター>から改名された)を利用しようと計画を進めた。新共和国は、敵から奪ったこの2隻のスター・デストロイヤーを修理のためにハスト造船所に送ったが、造船所が帝国艦隊の攻撃を受けた際、艦は大きな損傷を負った。

第一次シウトリックIVの戦いの後、帝国のプリンス=アドミラルデレク・クレンネルからシウトリックを奪回するため、ラリン・クレフェイ将軍は<エマンシペーター>を旗艦として使用した。この作戦の後、<エマンシペーター>は広範囲にわたる改造を経て、ラガブ提督指揮下の通常軍務に復帰した。

軍務に復帰した際、<エマンシペーター>は6基のプロトン魚雷発射装置や、機能が向上したセンサー追加、より高速なクラス1.5のハイパードライブの装備、乗組員と砲術手の必要人員の削減など、いくつかの改良が施されていた。このとき、<エマンシペーター>はプロトン・ビーム砲を取り外していた。

6.5 ABY、<エマンシペーター>は新共和国軍を率いて第一次ボーレイアスの戦いに参加した。ボーレイアスにおいて、<エマンシペーター>はターボレーザーを使って帝国軍基地のシールドを突破しようとした。しかし帝国のエヴィール・デリコート将軍は、オルデラン・バイオテックス社の施設を利用してシールドを補強し、新共和国の作戦を破った。戦闘中、<エマンシペーター>はイオン砲で攻撃を受けたが、撤退に成功した。その後、帝国の<イヴィスレーター>を第二次ボーレイアスの戦いの戦場から引き離すため、<エマンシペーター>は<リベレーター>と共にオード・ミリトでフェイントを仕掛けた。その後、<エマンシペーター>はコルサントの解放に参加し、<ホーム・ワン>や<リベレーター>と共に前線で活躍した。

8.5 ABY、新共和国のギアル・アクバー提督と帝国のテレン・ログリス提督は、高位提督を名乗るミッド・リムトルーテン・テラドク軍将と三つ巴の戦いを繰り広げた。この一連の戦いの中で、新共和国はスター・デストロイヤー<クライニッド>などを失った。激戦に参加した<エマンシペーター>と<リベレーター>は、ひどい損傷を負ったためにハスト造船所に戻されることになった。[3]9 ABY、<エマンシペーター>は第二次シウトリックIVの戦いに参加した。この戦いの結果クレンネル提督は命を落とし、シウトリック・ヘゲモニーは解放された。

シャドウ・ハンド作戦と最後の戦い

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帝国のモン・カラマリ封鎖を突破する<エマンシペーター>

「総員退避!脱出ポッドに乗り込め!」
ランド・カルリジアン[出典]

10 ABY、クローンの肉体で復活した銀河皇帝パルパティーンは、ディープ・コアから新共和国への攻撃(シャドウ・ハンド作戦)を開始した。勢いを取り戻した帝国は、首都コルサントとコア・ワールドの星々を襲った。<エマンシペーター>はローグ・ウイングを載せ、コルサントの戦いに参加する。このとき、ケイン・グリッグスがこの艦のナビゲーターを務め、ゼヴロン・ヴィアーズがチーフ・ガンナーを担当した。この戦いで、コルサントは再び銀河帝国の手に落ち、<エマンシペーター>と共にいくつかの戦いに参加した<リベレーター>も破壊されてしまった。

新共和国は銀河系の中心部から撤退し、ダ・スーチャVピナクル基地へと本拠地を移した。同じ、帝国は新型超兵器ワールド・デヴァステイターを使い、新共和国の同盟惑星モン・カラマリ(カラマリアン故郷)を襲撃する。アクバー提督はピナクル基地で開かれた会議でモン・カラマリの窮状を報告し、<エマンシペーター>でワールド・デヴァステイターを牽制する任務を、ランド・カルリジアン将軍とウェッジ・アンティリーズ将軍に要請した。

EmancipatorsFate

<エマンシペーター>の最期

ランド・カルリジアン指揮のもと、<エマンシペーター>はハイパースペースから抜けると同時に、惑星ダック軌道を封鎖する帝国の艦隊に猛攻撃を開始した。偏向シールドを展開せず、通信の中継に専念していた帝国のスーパー・スター・デストロイヤーアリージャンス>は、<エマンシペーター>のイオン砲とターボレーザー砲の一斉射撃を受け、あっという間に撃墜された。新共和国艦隊はそのまま帝国のスター・デストロイヤーと交戦し、<エマンシペーター>はモン・カラマリの地上へとXウイング・スターファイターVウイング・エアスピーダーを放った。しかしワールド・デヴァステイターは戦闘機の攻撃をものともせず、TIE/D自動スターファイターA-Q5ウェーヴスキマーを吐き出しながら、高度を上げて軌道の戦いに加わった。<エマンシペーター>はタイタス・クレヴ指揮官が乗るデヴァステイター、<サイレンサー7>に集中砲火を浴びせたが、効果はなかった。<エマンシペーター>は<サイレンサー7>の分子溶解炉に取り込まれ、ゆっくりとばらばらになっていった。カルリジアンは乗組員全員に撤退を命じ、数百にのぼる脱出ポッドがスター・デストロイヤーから発射された。<エマンシペーター>は破壊され、脱出した乗組員たちは、その後駆けつけた新共和国の増援部隊によって回収された。新共和国は大きな犠牲を払いながらも、モン・カラマリの戦いに勝利した。

制作の舞台裏

ダーク・エンパイアII』で、表記がイマンシペイターになっている個所(65ページ)がある。また、『スター・ウォーズ 全史』では下巻83ページではエマンシペイターだが、104ページではエマンシペーターとなっている。

『Star Wars: X-Wing Alliance』や『X-Wing: Isard's Revenge』で、<アキューザー>はインペリアルII級スター・デストロイヤーに分類されている。しかし『Star Wars: Behind the Magic』では“標準的なインペリアル・スター・デストロイヤー”と説明され、『Dark Empire Sourcebook』や『Star Wars: Empire at War: Prima Official Game Guide』でもインペリアルI級とされている。

登場作品

参考資料

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ウーキーペディアにはエマンシペーターに関する6枚の画像があります。

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。
  2. カタカナ表記は『スター・ウォーズ・エンサイクロペディア』に基づく。
  3. 出典:スター・ウォーズ 全史

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