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「グリーヴァスがウータパウにいると考える根拠は?」
キ=アディ=ムンディ[出典]

ウータパウ[1](Utapau)はアウター・リム・テリトリータラバ宙域ウータパウ星系にあった乾燥したシンクホール惑星である。ウータパウは一般的にウータパウンとして良く知られた、パウアンウータイの出身地である。この種族たちは、惑星地表に点在する巨大な縦穴の内壁につくられた街で生活していた。

ウータパウは銀河系規模の紛争では中立を維持する平和な惑星だったが、何度か大きな戦争において戦場となった。クローン戦争の終盤、ウータパウは独立星系連合に征服されたが、ウータパウの戦いジェダイ・マスターオビ=ワン・ケノービが連合軍のグリーヴァス将軍を破った。第二次帝国内戦ではワン・シスの科学者により惑星が危機にさらされ、銀河同盟残存勢力ガー・スタージ提督の命が狙われたが、いずれもジェダイとその仲間の手で未然に防がれた。

地形

「ウータパウの巨大な縦穴にある都市ならば、膨大な数のドロイドを長距離スキャンから隠すことができます」
エージェン・コーラー[出典]
Utapau surface

ウータパウの風景

銀河系の中心から51,000光年離れた場所にあったウータパウは、ひとつの恒星軌道を周回し、9つの衛星を有していた。この惑星は融解した金属のコアと、岩石のマントル、カルシウムの地殻から成り立っていた。地表を占める水の割合はわずか0.9パーセントしかなかったが、惑星の外殻の下には広大な地下海洋が広がっていた。かつては巨大な海洋がウータパウのの地表を覆っていたが、やがてぼろぼろの外殻や、もともと大きなマグマだまりだった巨大な洞穴を通って地下の海洋へと漏れ出してしまった。その後、地下の海洋は風が吹きさらす惑星中に点在した巨大なシンクホール(縦穴)の中や、草の多い居住区でのウータパウンの生活に役立った。海の底で採れる膨大な鉱物は、惑星の富の源となった。

シンクホール(縦穴)

惑星ウータパウのシンクホール(縦穴)は、地表の下の岩が、塩の層や石灰岩、炭酸岩などによって構成される(これらは地下を流れる水によって溶かされてしまう)ところでは一般的にみられる地形だった。ウータパウの岩は酸性の雨によって削られることもあった。これらの岩石が溶けるとき、地下には巨大な空間が出現し、地表との間の土地が陥没することで、大きなシンクホールが生まれた。自然に生じたシンクホールは長い干ばつの時代に出来上がったか、あるいは地下水脈が造りだした。

歴史

「なぜウータパウなのだ?あの星系は中立だぞ。戦略的にもほとんど価値がない。惑星の防衛軍もまったく存在しない」
クローン戦争中、メイス・ウィンドゥ[出典]

ウータパウは、銀河系で紛争が起こったときには中立を保とうとする平和な惑星だった。このシンクホールの惑星にはふたつの近人間種族が共生していた。彼らの共通の祖先は、57,000 BBY以降のある時期に惑星に住み着いた移住者だった。背の高い、灰色の皮膚のパウアンは惑星の人口のわずか30パーセントにしか満たなかったが、ウータパウの宇宙港の管理人や官僚、貴族といった役割を務めていた。背が低く太ったウータイは身分が低く、労働階級に属した。彼らはシンクホール都市の風車を管理し、ヴァラクティルダクティリオン・ドラゴンマウントなどの調教師を務めていた。

PauanNEGAS

パウアン

当初、パウアンとウータイの入植者たちは別々に生活していた。パウアンは地表で目立たずに、ウータイは深い地下で暮らしていたのである。クローン戦争以前の1万年の期間に、ウータパウの気候に変化が現れ、強力はハイパーウインド・ストームが吹き荒れるようになった。このためにパウアンたちも、地下に移らざるを得なくなった。彼らはウータイの民との関係を再確立し、ウータイの都市と接触した。シンクホールのコミュニティにおいて、間もなくウータイとパウアンの建築はまじりあい、例えばオシックとして知られる形が見られた。これらの都市は、シンクホールの内壁に沿って並ぶクレバスや岩棚につくられた。

ウータイとパウアンの入り混じった民衆は都市国家に分裂し、ときおり別々のシンクホールのコミュニティの間で、境界の小戦闘や小規模な戦争が勃発した。しかし、ティモン・メイドンを始めとするウータパウンの貴族の活躍もあり、様々な都市がまとめ上げられ、ウータパウは統一された。シンクホール都市のエネルギー需要を満たすために、多くの巨大な風車農場が、荒廃したウータパウの地表に築かれた。これらの農場はウータパウン・コミュニティの消費エネルギーの99パーセント以上を生み出していた。

銀河共和国と復活したシス帝国の間に繰り広げられた大銀河戦争において、ウータパウは多くの戦場のひとつとなった。50 BBYごろ、外部のある水分抽出企業が、ウータパウの地下水に医療能力がある可能性を発見した。この水分の輸出という産業によって、ウータパウも銀河系コミュニティに加わることになった。千年もの間、ウータパウがジェダイ・オーダーの発祥の地であるという噂があった。この伝説は惑星のセールス要素となったが、惑星の水に大した能力がないことが明らかになると、ビジネスは終了した。クローン戦争以前、この惑星はブーパー・トースキル・アビー・デバイス社の本部として用いられていた。

クローン戦争

「このような辺境の惑星に、ジェダイがなんの用ですかな?」
オビ=ワン・ケノービに対し、ティオン・メイドン[出典]
Utai NEGAS

ウータイ

ウータパウが銀河共和国に加盟することはなかった。クローン戦争中、ウータパウは中立を保っていたが、ダース・シディアスの命令のもと、分離主義勢力将軍グリーヴァスが惑星を訪れた。ウータパウの宇宙港行政長官ティオン・メイドンは強制的に分離主義勢力に同調させられた。グリーヴァスは彼らのことを外部に報告したらパウ・シティを破壊するとメイドンを脅したが、幸運にもジェイングコムルク・スキラータが将軍の位置を突き止めた。ジェダイ・マスターオビ=ワン・ケノービが分離主義勢力の指導者を倒すためにパウ・シティを訪れ、ティオン・メイドンと対面した。メイドンは密かにグリーヴァスの隠れ家の位置をケノービに教えた。

惑星を離れたと分離主義勢力に思い込ませるため、ケノービ将軍アストロメク・ドロイドR4-G9スターファイターを運転させて飛び去らせた。その後ケノービは備えのないグリーヴァスを急襲した。グリーヴァスとケノービが戦う間、コマンダーコーディの率いる第212突撃大隊と、第501軍団の分遣隊が、ウータパウンの戦士やパイロットと力を合わせて分離主義勢力と戦った。ケノービはグリーヴァスとドロイド軍を破った。その後、オーダー66が発令され、コーディはケノービを殺そうとしたが、失敗に終わった。

銀河大戦

Pau City Sinkhole

シンクホールにつくられた都市、パウ・シティ

ウータパウにおけるトラブルは、これで終わりではなかった。オーダー66とニュー・オーダー宣言のあと、クローン・トルーパーはオビ=ワン・ケノービを攻撃し、ケノービは何とか生き延びてウータパウから逃げていった。それからクローン・トルーパーはティオン・メイドンを含むレジスタンス運動のメンバーを集め、何人かをビィスへと追放し、“再植民活動”の奴隷として扱った。銀河帝国はその後ウータパウに秘密の倉庫を建て、グリーヴァスの死体の残骸や彼のスターファイターといった人工物を貯蔵した。

0 BBY、ウータパウは主にフェイ家によって支配されていた。そしてこの辺境の惑星には若干の反乱運動の影響があった。ザン・コンソーティアムガーナック・フェイを誘拐し、ウータパウ政府にコンソーティアムの要求をのませるため、デフィラーの分遣隊や2機のミサイル・アタック・ランチャー(MAL)、ドロイデカ・マークIIを惑星に派遣した。エンドアの戦いの後、ウータパウは新共和国に最初に加盟した惑星のひとつとなった。これは、惑星が再び攻撃され、占領される可能性を排除するための動きだった。

第二次帝国内戦

第二次帝国内戦中、ガー・スタージ提督率いる銀河同盟残存勢力は、惑星ダックダース・クレイト銀河帝国に対し勝利を収めた後、ウータパウに基地を建設した。ダ・スーチャVの破壊の後、シスの科学者ヴァル・アイセンシス卿ダース・アザードはウータパウに秘密の研究所をつくり、アイセンはそこで惑星を滅ぼし同盟軍レジスタンスを抹殺するための様々な毒物の研究を開始した。また、彼は毒を放出する前にスタージ提督を暗殺する予定だった。しかし、ジェダイ・ナイトウルフ・サゼンケイド・スカイウォーカーと彼らの仲間である人間ジャリア・シンゼルトロンデリア・ブルーによって、アイセンの計画は未然に防がれた。アイセンの暗殺者としてシスに買収された銀河同盟のガードは、シンとブルーによって殺され、アザードはライトセーバーの戦いでサゼンに倒され、ヴァル・アイセンはスカイウォーカーによって倒されたのだった。

軍事

Porax-38

ウータパウで設計されたポラックス38スターファイター

クローン戦争以前から、ウータパウはトレード・フェデレーションによって武器輸出入が禁じられていた銀河系の辺境惑星のひとつだった。そのため、ウータパウの防衛艦隊は規模を縮小された軍艦だけで形成され、それらの多くはウータパウが自ら設計したものや、様々なレンディリ・スタードライブ社ドレッドノートで構成されていた。この艦隊は略奪を繰り返す海賊に対しある程度の防衛力を提供したが、戦艦自体は、豊かな工業宙域のそれよりは劣っていた。例えば、ウータパウの宇宙船はルクレハルク級バトルシップの5分の1の大きさであり、これらは全て分離主義勢力の侵略軍によって滅ぼされてしまった。

一方、ウータパウの主要スターファイターはタフで長距離航行が可能なスナブファイターポラックス38だった。これはウータイのパイロットのために設計されており、最高20日間の恒星間パトロールが可能だった。ウータパウの戦いにおいて、散らばっていたウータパウ・スカイフォース共和国軍と共に分離主義勢力を追い出すため集結したとき、ポラックス38も活躍していた。機械の乗り物に加え、空軍ではライダーが地元の動物である巨大な爬虫類ダクティリオンにまたがって戦った。

制作の舞台裏

ウータパウの名前は、『新たなる希望』の最初の草稿と、2番目の草稿で主人公の出身地の惑星名として挙げられていた(しかし、結局ウータパウではなくタトゥイーンと名付けられた)。その後、『ファントム・メナス』の初期草稿では、のちにナブーと名付けられる惑星がウータパウと呼ばれていた。

登場作品

参考資料

脚注

他の言語

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