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ウリック・ケル=ドローマ
ウリック・ケル=ドローマ[1](Ulic Qel-Droma) は旧共和国のジェダイ・ナイトであり、シスの暗黒卿。エンプレス・テタ星系の大将軍も務めた。ウリックは弟のケイと共に、ジェダイ・マスター、リアン=ツァイ・ケル=ドローマの息子として惑星オルデランに生まれた。だが、ウリックとケイがジェダイとして師事したのは父ではなく、アーカニアンのアーカ・ジェスである。ふたりはトット・ドニータと並んで惑星アーカニアのプラキシウムで学んだ。4,000 BBY、ウリックとケイ、そしてドニータは惑星オンダロンで何世紀も続いたビースト戦争を解決するために派遣される。彼らはアマノア女王に迎えられ、女王の要請でその娘ガリアの救出に向かう。だが、この事件は平和を願うガリア自身とオロン・キラが仕組んだ茶番だった。最終的にウリックたちはフォースのダーク・サイドの力を使うアマノアと戦い、オンダロンに一時的な平和をもたらした。
アマノアの死後、その夫オムミン王がウリックたちの脅威になった。オムミン王は数世紀前のシスの暗黒卿、フリードン・ナッドの信者だったのだ。その王にフリードン・ナッドの霊が同化し、マスター・ジェスを攻撃する。ウリックは師を救うためノーミ・サンライダーらと合流しオンダロンで戦った。ウリックはオムミンを倒し、ジェスの救出に成功する。このとき、彼はサンライダーと親密な関係になっていた。
カルト教団クラースがエンプレス・テタ星系でクーデターを起こすと、ウリックとサンライダーは共和国軍とともに戦った。だがアリーマ・キートのシス魔術を前に、彼らは退却を余儀なくされる。この出来事について話し合う会議がオダン=ウーアの収集によって惑星デネバで開かれ、ウリックもそこに参加する。ジェダイからシスに転身したエグザ・キューンは、ジェダイたちが集まるこの集会場をクラース・ウォー・ドロイドで襲撃した。ウリックらは抵抗したが、マスター・ジェスは命を落としてしまう。復讐心に燃えたウリックは、裏切り者を装ってクラースに潜入した。彼はサタール・キートを殺害し、アリーマと共にクラースの支配者になった。彼は知らず知らずのうちにダーク・サイドにのめり込み、彼をクラースから救い出しに来たジェダイたちを攻撃して追い返してしまう。そして彼は仇敵のキューンと対峙し、決闘を繰り広げる。そのとき、暗黒卿マルカ・ラグノスの霊が姿を現した。ラグノスはふたりにシスの栄光を復活させるように命じ、彼らは新しい暗黒卿になった。
ウリックはキューンの弟子として、シス大戦で戦った。ウリックはマンダロアの戦士を尋ね、彼らの指導者マンダロア・ジ・インドミタブルを倒す。シスの力を目の当たりにしたマンダロリアンたちはクラースに加わることに同意した。ウリックはアリーマと共に、マンダロリアンを率いてコルサントへの攻撃を開始する。この無謀な攻撃でウリックは一度ジェダイに捕まったが、キューンによって助け出された。その後、ウリックは惑星オッサスで自分の弟ケイを手にかける。彼は怒りに駆られて弟を攻撃したのだが、彼の死んだ後になって自分のしたことを悟った。その場に駆けつけたサンライダーは呆然としているウリックにフォースを放ち、効果的に彼の力を剥奪した。シスとして自分が成したことを悔いたウリックは、ジェダイたちをキューンの本拠地に導く。
キューンが破滅すると、ウリックは惑星レン・ヴァーを終の棲家と決め、歴史の表舞台から姿を消した。彼はジェダイの力を二度と取り戻すことはなく、罪の意識に悩まされる毎日を送った。そんな彼を、ノーミ・サンライダーの娘ヴィマが訪れる。最初は渋ったウリックだが、彼を父のように慕うこの娘に、次第に愛情を抱くようになっていた。やがてジェダイのシルヴァーがふたりを発見する。シルヴァーはウリックに怒ったが、ヴィマの説得で彼を許した。だが、ウリックはハッゴンというパイロットの銃撃で命を落としてしまう。フォースの力を失っていたにも関わらず、ウリックは光の中に消えた。彼は最後の瞬間に、ジェダイ・マスターとしての悟りを開いたのだった。