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「レッド11、スタンバイ」
―ウェントン・チャン[出典]

ウェントン・チャン[1](Wenton Chan)はコア・ワールド惑星コルラグ出身の人間男性である。彼はこの地元でT-16スカイホッパーを運転することにより、飛行の経験を得ていた。銀河内戦のあいだ、チャンは共和国再建のための同盟に仕え、そのスターファイター部隊に加わり、T-65 Xウイング・スターファイターを飛ばすようになった。0 BBYまでに、チャンは中尉の階級に昇格していた。彼はレッド中隊コールサインレッド11として抜擢される。そして、衛星ヤヴィン4グレート・テンプル基地へと配置された。しかしこの秘密基地の場所はやがて銀河帝国の知るところとなってしまう。帝国は惑星すら破壊することが出来る超兵器デス・スターヤヴィン星系へと向かわせた。ウェントン・チャンはデス・スター破壊のために動員され、ほかの反乱軍パイロットとともに攻撃に参加した。ヤヴィンの戦いで同盟軍はなんとか敵の巨大な宇宙ステーションを破壊することに成功したが、チャンは戦闘中に命を落としてしまった。

経歴

コア・ワールド惑星コルラグ出身の人間男性、ウェントン・チャンは、裕福な、特権階級の家庭で育った。彼はT-16スカイホッパー操縦することで飛行技術を学んだが、家族の銀河帝国との関係を嫌がり、家庭と故郷のもとを去ることを選んだ。チャンはやがて密輸業者兼武器商人になったが、その後銀河内戦の間に共和国再建のための同盟に加わった。チャンはそのスターファイター操縦に関する技術から、同盟軍スターファイター部隊に加わる道を選び、グリフォン・フライト・ウイングに割り当てられた。0 BBYまでに、ウェントン・チャンは中尉の階級に昇格し、衛星ヤヴィン4に置かれていた同盟軍の秘密本拠地、ヤヴィン基地に駐在するレッド中隊に移籍されていた。チャンはレッド11コールサインを使い、この部隊の3度目のフライトでは指揮を執った。

惑星オルデラン破壊の後、ヤヴィン基地の位置は銀河帝国の新型超兵器デス・スター指揮官たちの知るところとなった。シスの暗黒卿ダース・ヴェイダーグランドモフウィルハフ・ターキンが直接指揮していた帝国軍は、貨物船ミレニアム・ファルコン>にホーミング・ビーコンを仕掛け、基地の位置を割り出したのである。この貨物船のクルーと乗客(密輸業者のハン・ソロ船長ウーキーの副操縦士チューバッカジェダイ・マスターオビ=ワン・ケノービ農民の青年ルーク・スカイウォーカー)は、オルデラン星系で新型バトルステーションに潜入し、オルデランの元老院議員にして反乱同盟軍の重要人物、プリンセスレイア・オーガナを救出してきたのである。帝国は、新型バトルステーションの設計図を持つ彼らをあえてデス・スターから逃がし、反乱軍の秘密基地を発見することに成功した。ヤヴィン基地の司令官、ジャン・ドドンナ将軍は、デス・スターの設計図を分析して弱点を見つけ出した。この超兵器の表面トレンチ(側溝)にある排熱孔は、プロトン魚雷を使った攻撃に弱かったのである。もし作戦が成功すれば、連鎖反応によってステーションを破壊することが出来る見込みだった。

<ミレニアム・ファルコン>に隠したホーミング・ビーコンからの信号をたどり、デス・スターはヤヴィン星系にやってきた。デス・スターがヤヴィン4に接近する中、秘密基地のスターファイター中隊は迫りくる脅威に対応するため動員された。ガーヴェン・ドレイス指揮の下、チャンはレッド中隊の仲間とともに、T-65 Xウイング・スターファイターに乗り込んで飛び立った。しかし、この戦いでチャンは命を落とすことになる。レッド中隊の隊員ルーク・スカイウォーカーがトレンチで危険な飛行を切り抜け、プロトン魚雷を排熱孔に打ち込むことに成功したため、反乱軍は戦いで勝利を収めることが出来た。デス・スター破壊の結果、反乱軍基地の人員の命は救われ、帝国による銀河系の脅威はなくなった。

個性と特徴

特権階級の中で幼児期を過ごしたにもかかわらず、ウェントン・チャンは銀河帝国と関係を持つ一族を拒絶し、中央から外れた生活を選び、最終的に反乱軍のパイロットとなった。チャンは優秀なパイロットであり、T-16スカイホッパーからT-65 Xウイング・スターファイターへの乗り換えもスムーズに行った。ほとんどすべての反乱軍メンバーと同様、彼は命を懸けて銀河帝国を倒すつもりで、反乱軍に自ら志願した。

制作の舞台裏

1977年の映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望のデス・スターとの戦闘場面で初めて登場したウェントン・チャンは、当時は無名の反乱軍パイロットのひとりだった。映画公開から18年後ディサイファー社スター・ウォーズのカード・ゲームを発売し、コルラグ出身のウェントン・チャンとしてキャラクターを紹介した。1998年の『Star Wars Encyclopedia』(邦訳:スター・ウォーズ・エンサイクロペディアイースト・プレス刊)でレッド中隊の隊員であることが明かされ、2008年の『The Complete Star Wars Encyclopedia』ではコールサインがレッド11だと設定された。2012年の『The Essential Guide to Warfare』はチャンをヤヴィンの戦いのレッド中隊のリストに載せ、設定を広げた。

登場作品

参考資料

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ・エンサイクロペディア』に基づく。

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