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「わしはトレンチ提督だ。よく聞くがいい、ジェダイ。貴様は勇敢だがミスを犯した。だがわしとしては一対一の対決を大いに歓迎しておる。久しく好敵手に恵まれなかった」
―トレンチ[出典]

<インヴィンシブル>(Invincible)は独立星系連合宇宙艦隊に所属したプロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤートレンチ提督旗艦としてクリストフシスの戦いに参加したが、ジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーが操縦する銀河共和国の試作型ステルス・シップに破壊された。<インヴィンシブル>の部品の一部は市場に流れ、クローン戦争終結後に反銀河帝国勢力の手にわたった。

特徴

TrenchHS-SWE

<インヴィンシブル>の指揮官、トレンチ提督

独立星系連合主力艦<インヴィンシブル>はフリー・ダック志願兵エンジニアリング・コープロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤーの大型モデルで、全長は2,177.35メートルだった。<インヴィンシブル>のブリッジ区画はミュニファスント級スター・フリゲートグリーヴァス将軍サルーカマイの戦いで使用した軍艦に酷似していた。<インヴィンシブル>はモジュール式の設計になっていたため容易に部品の換装・流用ができた。

<インヴィンシブル>は極めて高い火力を誇り、多数の火器が搭載されていた。<インヴィンシブル>はターボレーザー砲塔や4連ターボレーザー砲塔、磁気追尾魚雷の発射装置を備え、クローン・トルーパー・パイロットではかわすことの出来ない激しいレーザー掃射を行う事ができた。この軍艦のサーマル・シールドは敵の魚雷を完全に防ぐことができたが、自艦から魚雷を発射する際にはシールドを解除する必要があった。

分離主義勢力の艦隊に属す大多数の艦船と同じく、<インヴィンシブル>の船体には独立星系連合のシンボルであるいマーキングが施されていたが、指揮官のトレンチ提督を象徴する独特なデザインになっていた。船首には青と白の塗料でハーチ種族特有の6つの“目”が描かれ、側面にはトレンチ提督のシンボルマークが入っていた。

歴史

クローン戦争

「敵艦隊の司令官はあのトレンチ提督です」
ウルフ・ユラーレン提督[出典]
InvincibleDestroyed-CaM

<インヴィンシブル>の最期

フリー・ダック志願兵エンジニアリング・コーによって製造された<インヴィンシブル>はクローン戦争で分離主義勢力の主力艦として活躍した。戦争の序盤、マラステア・ナロウズの戦いで死んだと思われていたトレンチ提督がこの軍艦の指揮官を務めた。トレンチは資源が豊富な惑星クリストフシスへ派遣され、<インヴィンシブル>のブリッジからルクレハルク級ドロイド司令船ミュニファスント級スター・フリゲートから成る封鎖艦隊を指揮した。また、トレンチはクリストフシスの地上にハイエナ級ボマーを派遣し、共和国グランド・アーミーと戦うウォーム・ロースサム将軍バトル・ドロイド軍を支援した。

銀河共和国はクリストフシスの地上で釘づけにされているベイル・オーガナ元老院議員を救援するためジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーの軌道艦隊を派遣したが、トレンチに補給船を撃破され、撤退を余儀なくされた。スカイウォーカーは衛星リーシスの裏側に隠れ、オビ=ワン・ケノービ将軍のヴェネター級スター・デストロイヤーと合流する。ケノービはクリストフシスで戦う味方のためにクローキング装置を搭載した小型ステルス・シップの試作機を戦場に運んできた。ケノービはこの船を支援任務に使うつもりだったが、操縦を任されたスカイウォーカーは独断で<インヴィンシブル>への攻撃を行った。ステルス・シップが魚雷を発射するためクローキング装置を解除した瞬間、トレンチは危険を察知してサーマル・シールドを起動し、ブリッジを守った。

トレンチは迎撃のため熱探知魚雷を放ったが、スカイウォーカーは囮のフレアをばらまいて難を逃れた。トレンチはターボレーザー掃射を命じたが全てかわされ、ステルス・シップを操縦しているのはジェダイに違いないと判断した。ステルス・シップが2度目の攻勢に転じた時、トレンチは勝利を確信して磁気探知魚雷の発射を命じた。しかし、スカイウォーカーは魚雷を引きつけながら<インヴィンシブル>のブリッジへ直進し、ぎりぎりのところで衝突を回避した。磁気探知魚雷はブリッジに直撃し、背面全体に及ぶ爆発の連鎖反応を引き起こす。<インヴィンシブル>を破壊したスカイウォーカーは本来の目的のためクリストフシスの地上へ向かい、ケノービは旗艦を失った封鎖艦隊に攻撃を仕掛けた。

その後

「分離主義者のトレンチ提督の船か。あれはクリストフシスの戦いで破壊されたはずだ」
「そうなのですが、破壊されたのは一部でした。船は組み立て式の設計ですから、難を逃れたモジュールは、回収して公開市場に出すだけの価値があったはずです」
ウィルハフ・ターキン帝国軍の技術官[出典]

トレンチ提督は<インヴィンシブル>の破壊をかろうじて生き延び、サイボーグの体を手に入れて再びクローン戦争に参加した。また、<インヴィンシブル>の船体は戦場から回収され、無傷のモジュールは市場に流れた。帝国時代バーチ・テラーの反銀河帝国勢力は<インヴィンシブル>や<ルーシッド・ヴォイス>のモジュール部品を組み合わせた改造軍艦を使用していた。テラーはこの軍艦を使って帝国のセンチネル基地を襲撃したが、のちにガルフ・オブ・タトゥイーンモフウィルハフ・ターキンの部隊によって撃破された。

登場エピソード

参考資料

他言語版