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「アーマンド、これまでにわかっている事実を報告してくれないか」
パルパティーン[出典]

アーマンド・アイサード[1](Armand Isard)は人間男性で、銀河共和国元老院情報部部長共和国情報部部長を兼任し、その後共和国に代わって誕生した銀河帝国では帝国情報部部長を務めた人物である。元老院情報部のエージェントという低い身分の出身であるアイサードは、共和国の任務で優れた功績を残し、高い階級へと上り詰めた。さらに彼は、共和国の指導者である最高議長パルパティーンの盟友でもあった。分離主義者の同盟独立星系連合と共和国の間にクローン大戦が勃発すると、アイサードは、パルパティーンの最も信頼するアドバイザーによって構成される戦争評議会、保安および情報委員会の一員として、共和国の戦争活動を支援した。

19 BBYに銀河帝国が設立された後、アイサードは帝国情報部の指導者として、皇帝となったパルパティーンに仕え続けた。大戦終結時、パルパティーンはジェダイ・オーダーのメンバー全員の処刑を命じるオーダー66を発令したが、中には暗殺を免れたジェダイも存在した。生存者を狩りだすため、アイサードはパルパティーンのシス・アプレンティスであるダース・ヴェイダーや、その他の尋問官たちと緊密に活動した。アイサードの部下たちは、幾度となくヴェイダーやアンティニス・トレメイン尋問官にジェダイの正確な位置情報を提供した。同時に、アイサードは娘のイセインに帝国情報部の実地任務の訓練を積ませた。帝国と反乱同盟の間に銀河内戦が始まると、アイサードは反乱分子を一掃するために活動し、コーポレート・セクター秘密プロジェクトを調査するため、帝国エージェントのジェイハン・クロスを派遣した。

成長したイセイン・アイサードは、諜報活動の中で次第に頭角を現すようになり、当然の結果として、アーマンドの立場は自身の娘に脅かされることになる。イセインを追い払うため、アイサードは惑星ダークネルの任務に彼女を派遣した。この任務の目的は、盗み出された帝国の設計図を奪回することだった。彼はイセインがこの任務に失敗し、処刑されると考えたのである。イセインは、アイサードが自分を任務に派遣した理由を推理し、実の父親を国家反逆の罪人に仕立てた。その後、アイサードは自身の娘によって個人的に処刑されたという噂である。数十年に渡る情報部部長のキャリアは、やがてこのイセイン・アイサードに引き継がれることになった。

経歴

情報部の改革と分離主義運動

人間男性、アーマンド・アイサードは、銀河共和国の後に生まれ、共和国の解析局でキャリアを積み、昇進していった。アイサードには兄弟がいたが、彼は44 BBYスターク・ハイパースペース紛争で命を落としている。アイサードは惑星ナブー選出の元老院議員パルパティーンと親しくなった。それから間もなく、パルパティーンは32 BBY選挙で共和国の最高議長に選出され、アイサードはキンマン・ドリアナジェイナス・グリージェイタスセイト・ペスタージュといったパルパティーンの補佐官たちとともに、議長の政敵に不利な証拠をねつ造するため、歴史の裏舞台で暗躍した。およそ30 BBY、アイサードにはイセイン・アイサードという娘が生まれた。分離主義危機時代には、アイサードは元老院情報部(SBI)長官共和国情報部部長の階級に上りつめていた(彼は旧共和国の崩壊まで、これらの役職を維持し続けた)。クローン大戦が始まる直前、彼は過去60年の間招集されなかった危機対応支部を再び立ち上げた。この改革の中で、アイサードは“腐敗が充満している”ことを理由に、SBIの32名のミッド・リム担当下位責任者を解雇した。しかしアイサードの反対者たちは、こうした改革がパルパティーンの権力を増大させているだけだと非難した。彼ら反対派の主張が正しかったことは、のちに証明されることになる。

反共和国感情の抑制を推し進めるため、アイサードはスルイス宙域ホロネット・ノード(送受信局)をシャットダウンさせた。この区域では、共和国からの離脱を考える分離主義の惑星の同盟、独立星系連合を支援する集会が開かれたのである。アーマンドはホロネットの地方版に対し、「これは言論の自由の問題ではない。ホロネットは共和国の資産であり、スルイス宙域は共和国からの離脱を選んだ。この危機に際し、彼らのネットワークをシャットダウンすることは我々の裁量権の範囲内だ」と語った。

共和国に危険をもたらしかねない、絶え間なく訪れる脅威に対処するため、アイサードは規定外の時間まで働かなければならなかった。差し迫った戦争の脅威のために、共和国の首都惑星コルサントの民衆の間には恐怖が広がり、人々は何事に対してもパニックになりやすかった。他にも、独立星系連合と手を結んでいない、独立したオペレーターという脅威も存在した。彼らは共和国にダメージを与えるために、分離主義者による危機を利用していた。

独立星系連合の国家主席ドゥークー伯爵グリー・エンクレイヴで目撃されると、SBIはすぐに彼を最優先事項に設定した。ドゥークーは彼らの捜索の手から再び逃れたが、伯爵が未確認のエキゾチックな宇宙船を使用する様子が確認され、SBIを当惑させた。しかし元老院議事堂の外で抗議者が集会を開くという事件が発生したため、SBIの懸案事項は再びコルサントに戻ることになる。抗議の声を押しのけ、アイサードは完全に非暴力の姿勢で彼らを扱い、セネト・ガードの助けを借りて効果的に群衆を分散させることに成功する。

クローン大戦

「我々の暗号チームは攻撃的でユニークな人材を求めていた。これは事の重大さを示していた」
―CISのプロパガンダ放送の脅威について語るアイサード[出典]

ジオノーシスの戦いの後、共和国と独立星系連合の間にクローン大戦がはじまり、アイサードはパルパティーンが最も信頼を置くアドバイザーによって構成される評議会、保安および情報委員会のメンバーとなった。連合側が共和国の従来の通信ラインにも彼らのプロパガンダ放送を流し始めると、アイサードは最大限の対応を講じる時が来たと考えた。彼は暗号解読部門と呼ばれる、全く新しい特別情報委員会を設置する。この組織は共和国のホロネット・チャンネルの保護を主な活動とし、CISのプロパガンダとウイルスに対抗した。アイサードは、この新しい暗号チーム設立に当たり、変わった新人採用方法を採った。部門のリーダーにはSBIの官僚(当時彼の副部長を務めていたイルコ・デミナー)を使ったが、チームのメンバーであるスライサーは一般から徴募したのである。候補者のもとには難解な暗号に変換された求人ガイドが送り付けられ、暗号を読み解いたものだけが次のステップに進むことが出来るシステムになっていた。

クローン大戦が長引くと、アイサードは戦争中の秘密工作に使うクローン・コマンドーの一種、シャドウ・トルーパーを考案した。シャドウ・トルーパーは、減少していた共和国の特殊部隊、ARCトルーパーの後任として使われるようになる。これらのトルーパーは、最新のフェイズIIアーマーを装着して個人で活動し、のちのストーム・コマンドーシャドウ・ストームトルーパーの先駆けとなった。

Armandnotytheman

クローン大戦中のアイサード

ドゥークーが、同盟者である監督官ワット・タンバーテクノ・ユニオンの存在によって維持している技術的優位性に対処するため、アイサードはタッグ社の社長、オーマン・タッグ男爵をSBI解析部門の役職に任命した。アイサードには、軍備拡大競争でテクノ・ユニオンに対抗しようという目的があったのである。

クローン大戦が続く中、惑星ジャンファサルでは、政治的な権利が欠如していたために、政情不安が広まっていた。アイサードはジャンファサルが共和国にとって必要な惑星だと信じていたが、ジャンファサルの住民、ファサリアンに民主主義の改革が訪れるには、大戦の終結を待つしかないと考えていた。間もなく連合側はジャンファサルの周辺で共和国の通信コードを破り、パルパティーンはコードを定期的に変更しなければならないとアイサードに語った。

20 BBYカリーシュグリーヴァス将軍率いる連合軍が、惑星デュロ陥落させた。デュロが比較的近い領域に位置したため、共和国の首都では大規模なパニックが発生する。アイサードは記者会見を開き、うろたえる必要はないと説明し、コア・ワールドの保安軍が増員されることを発表した。同時に、共和国軍将校テリナルド・スクリードはコルサント駐屯軍の直接の指揮権を与えられた。しかしアイサードは、SBIが連合によるコルサント攻撃の可能性を仮定しているわけではないと主張して民衆を安心させた。

インターギャラクティック通信センターが置かれている惑星プリシトリンが、ムウンポース・トニス提督率いる分離主義勢力によって攻撃されたとき、アイサードは非正規軍から情報を手に入れる必要に迫られた。彼に情報を提供したのは、フリーダムズ・サンズ・アンド・ドウターズと呼ばれる軍を率いる元海賊、キャプテン・ゾーズライダー・スレイクだった。アイサードはパルパティーン、シェイラ・ペイジ=ターキンマス・アミダジャニー・ハヌークスライ・ムーア、セイト・ペスタージュらとともに、プリシトリンの危機解決に向けての話し合いを行った。アイサードはSBIが集めた情報を報告し、ふたりのジェダイ・コマンダーネジャー・ハルシオンアナキン・スカイウォーカーが現地に派遣されることになる。その結果、共和国はプリシトリンの戦いに勝利を収めた。

19.9 BBY、コルサントのウエストポートの近くにある地区、キシに、貨物船スピナー>が落下した。アイサードは、これをテロリストによる攻撃だと考えた。貨物船の中には、建物の基礎を食い尽くす、分離主義勢力が遺伝子操作を行ったストーン・マイトが詰まっていたのである。分離主義勢力に報復するため、アイサードは共和国でも独自にストーン・マイトを突然変異させた。彼のエージェントは、<スピナー>の最後の立ち寄り先が惑星オーレオンであることを突き止める。分離主義勢力の科学者、ドクタージェンナ・ザン・アーバーがストーン・マイトを飼育している生物兵器研究所がオーレオンにあると考えたアイサードは、この惑星に共和国のストーン・マイトを放った。しかしアイサードは間違っていた。オーレオンに研究所はなかったのである。オーレオンはストーン・マイトを食い止めることが出来ず、1間のうちに惑星の建物は粉と化してしまった。オーレオンの民は、食い尽くされる故郷から別の惑星に避難を強いられることになる。アイサードは、勘違いで惑星をひとつ滅ぼしてしまうという、大きな責任を負うことになった。

アイサードはパルパティーン最高議長の会議や、ジェダイ評議会の会議にとって大きな支えとなっていた。パルパティーンは彼の部屋でアイサードに情報の報告をさせたが、アイサードは必ずしも全ての情報を明かせば良いとは限らないという厳しい命令を議長から与えられていた。この忠誠心により、彼はパルパティーンから一定の敬意を得て、やがて銀河系帝国化の際も彼によく仕え続けることになる。クローン大戦の最後の数か、アイサードはジェダイ・オーダーに対して慎重になっていた。19 BBY、ジェダイのチームが元老院の集会を探り、500リパブリカ(多くの議員の住居がある建物)の地下を調査したため、アイサードは彼らの行動に憤慨し、オーダーを疑惑の目で見るようになったのである。

アイサードが疑いの目を向けた調査活動をジェダイが行っていたとき、首都コルサントは、連合軍のサイボーグ最高司令官、グリーヴァス率いる軍隊の奇襲にさらされた。グリーヴァスは混乱に乗じてパルパティーン議長を旗艦インヴィジブル・ハンド>に連れ去ったが、ジェダイのオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーが議長救出に成功した。グリーヴァスの軍隊はパルパティーン奪回の直後に撤退したが、アイサードは、コルサントに戻ったばかりのパルパティーンの保安に気を配った。パルパティーンはスピーダー・バスで無事に帰還したものの、直前まで戦場だったコルサントで、議長についていた警備兵はたったふたりだけだったのである。アイサードはしばらくマスコミを遠ざけておく同意を議長から得た後、スピーダー・バスから出てきた議長を迎え入れる議員たちを監視した。[2]

コルサントの戦い終結から間もなく、アイサードはSBIの副部長から、2000人の議員(パルパティーン最高議長の権力拡大に反対の意を唱えた元老院議員たち)に属す数名の議員が、内密にミーティングを開いているとの報告を受けた。この議員たちはパルパティーンが帰還したところより低い階のバースで、YT-1300軽貨物船パイロット2名と顔を合わせ、キャリーケースを受け取っていた。ジェダイ・オーダーの技術部に属すジェダイ・マスタージョーピ・シェも姿を現したという報告を受けると、アイサードは不信感を募らせた。YT-1300は有効な許可コードを元老院航空管制室に送っていたが、アイサードは救急隊員を偽って立ち入り禁止のエアスペースに侵入した罪をでっちあげ、このパイロット2名を逮捕するよう命じた。しかし議員を尋問のため連行するよう命じられたクローン・ショック・トルーパーが現地に到着したときには、デセインラーゲットファング・ザー議員は姿を消していた。YT-1300<ステラー・エンヴォイ>のパイロット、トーブ・ジャダックリーズ・ドゥールマンも、キャプテン・アーチャー率いるスターファイター中隊の追跡を振り切って星系を脱出した。[2]

ジェダイ狩り

Armandisard

19 BBY、情報部の拠点にて、アーマンド・アイサード

後、ジェダイが議長逮捕の試みに失敗した後、パルパティーンはジェダイの抹殺を指示するオーダー66を発令した。パルパティーン議長は銀河共和国の解体と銀河帝国の設立を宣言し、彼自身が初代の銀河皇帝となった。この再編成に伴い、アーマンド・アイサードはSBIの後継組織である帝国情報部部長に就任する。帝国化のプロセスの一環として、アイサードは反逆罪の疑いのある帝国元老院議員を大勢逮捕した。パルパティーンが帝国を樹立した直後、アイサードは皇帝シス・アプレンティスダース・ヴェイダーに同伴し、ジェダイ・テンプルアーカイブからシス・ホロクロンを回収する任務に赴いた。テンプルにおいて、アイサードの部下はアーカイブに無許可の遠距離アクセスがなされていることを突き止める。ヴェイダーの命令で、彼らは逆探知を試みた。ヴェイダーは不正アクセスの犯人が、虐殺を逃れているジェダイ、ローン・シュラインオリー・スターストーンであると推理した。アイサードは彼らの居場所を正確に割り出したが、ジェダイは脱走に成功した。

惑星オズナーにて、アイサードは帝国のもとで一般市民に精神状態の変化が訪れたことを知った。この惑星には26名の帝国の将校が配置されており、彼らは犯罪と反帝国活動に関するタレコミ情報を手に入れた。こうした情報の90パーセントは一般市民から寄せられたものであり、彼らは隣人を犯罪者呼ばわりし、非難していた。アイサードは、民衆は帝国統治のもとで抑圧されたわけではなく、仕返しのチャンスや、パルパティーンへの忠誠を実証する機会を利用しているのだと語った(同時に、彼は市民たちはそれを否定するだろうとも考えた)。その後アイサードは、セクション・コントローラーJ506H・F・マリガンドから報告書を受け取った。そこには、クローン・トルーパーの逃亡者の存在や、元ジェダイのバーダン・ジャシクマンダロリアンに加わったことを含む、複数の問題が記されていた。マリガンドは一連の解決案をアイサードに示し、更なる危険を回避するため、彼に実行の許可を求めた。

帝国が拡大を続ける中、ヴェイダーフォース=センシティブによって構成される情報部の一部門、尋問官を設立した。アイサードは、ジョド・ソンタと呼ばれるジェダイの逃亡者を追っていた尋問官、アンティニス・トレメインとともに仕事をすることを困難に感じていた。トレメインがソンタの居場所を特定するようアイサードのスタッフたちに指示した範囲は非常に広く、具体的な位置測定ができなかったのである。トレメインの要求に応じ、ヴェイダーはより多くの予算を尋問官のジェダイ捜索任務につぎ込むよう、アイサードに要請した。しかしこれは問題の解決に繋がらなかった。やがてトレメインはオムワッティコド・フィンとソンタの繋がりを掴んだが、結局このジェダイを捕まえることが出来なかった。

やがてトレメインに代わり、ヴェイダーがソンタを捜索することになった。アイサードはクローン・トルーパーのCC-5052とともに、ソンタとその同行者たちの逮捕のために活動した。ソンタには、エクリアという名の優秀なハッカーの仲間がいた。ジェダイによる帝国の諜報活動のハッキングをCC-5052が仄めかしたとき、アイサードは憤ったが、彼はエクリアのハッキングに備えて罠を仕掛けていた。エクリアはあえて彼の罠にかかった。彼女と“ソンタ”(本名はドレイク・ローガンだった)は、惑星テパシで死んだと考えられるようになる。

帝国での活動

正確な時期は知られていないが、アイサードはルサンキア刑務所(コルサントの都市風景の深奥に位置した、帝国の地下刑務所)にの中に自身の秘密本部を設置した。やがてアイサードは、パルパティーンの敵を狩りだし、彼らを裁判にかける達人になっていった。彼はひとたび共和国再建のための同盟のシンパだと疑いがかけられた者なら、実際に同盟軍との関わりがなくても詮索をつづけた。この頃、アイサードは娘のイセインに、自分の青年時代と同様にフィールド・エージェントになるための訓練を積ませた。イセインは情報部や帝国保安局、さらには尋問官の会議を傍聴することを許されていた。

3 ABY、帝国情報部のエージェント、ジェイハン・クロスは、帝国軍将校のミロシュ・マーレインが銀河帝国のクレジットを持ち出していることを知り、マーレインを殺した。その後、コルサントにある帝国の首都、インペリアル・パレスの内奥にあるオフィスで、クロスはアイサードと顔を合わせ、マーレインとの出来事を報告した。マーレインは有力な一族の出身で、帝国の宮中にも友人を持っていたため、アイサードはクロスを叱りつけた。しかしクロスは、マーレインが企業ロッサム・ドロイドワークス社とともに“アイアン・エクリプス”として知られる秘密プロジェクトに関わっていたという情報を明かした。アイサードは、プロジェクトを調査するため、クロスがロッサム・ドロイドワークス社が拠点を置くコーポレート・セクターに赴くことを許可し、コーポレート・セクターで帝国の大使を務めるブラインズ・ヴォーリンに接触するようクロスに命じた。

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アーマンド・アイサード

クロスはヴォーリンに合うため惑星エティIVに旅した。しかしこのエージェントは、ビジネスマンのアイアクリン・スタークによってスタークの継母であるノートランダーリスの殺人犯に仕立てられてしまい、地元の保安部隊から追われる身となってしまった。ノートランの死を知らされたアイサードだったが、ブラインズ・ヴォーリンがクロスは有罪だと信じていたために、介入してエージェントを救出することが出来なかった。その後クロスはコムリンクを通じて情報部部長に連絡を取り、ベッドで眠っていたアイサードを起こした。エージェントは彼の置かれている状況をアイサードに説明し、ヴォーリンの補佐官であるエメッシュ・ナーが、アイアン・エクリプスにまつわる陰謀でスターク一族と共謀していたことを報せた。帝国情報部のヒューマン・レプリカ・ドロイドIN-GA 44がアイアクリン・スタークに捕えられたことを知り、アイサードは激怒した。不機嫌ながら、アイサードはエージェントが惑星レルトゥインにあるエクリプス・リゾートを調査する許可を出した。クロスはアイアン・エクリプス・プロジェクトとこのリゾート地に何か繋がりがあると信じていた。クロスはアイアン・エクリプスの正体が、スターク家の創始者アイアコが銀河系の全ドロイドを支配するために造りだしたウイルスであることを突き止めた。陰謀を食い止めることに成功したエージェント・クロスは、アイアクリンの妹エリ・スタークに無実の証明をしてもらう同意を取り付け、アイサードはエティIVの当局によるクロスへの刑事告発を取り消しにすることが出来た。

それから間もなく、クロスは惑星オルデランにおいて、かつて独立星系連合元首だった男の甥、エイダン・ドゥークー伯爵を帝国情報部の任務で殺害した。その後、クロスは首都コルサントに戻り、インペリアル・パレスの中にある部長オフィスでアイサードと会合を持った。アイサードはクロスに、ドゥークー一族の故郷、惑星セレノーの5つのグレート・ハウスのひとつ、ボージン家に属すロダス・ボージン伯爵が、ドゥークーの息子であるブロン摂政に選出されるよう手を回す任務を与えた。ドゥークー伯爵を殺す必要はあるのかとクロスが尋ねると、アイサードは任務を忠実にこなすことがクロスの仕事だと言って彼を叱りつけた。クロスはセレノーに旅し、ボージンによる若き伯爵の誘拐計画を妨害した。そのためボージンはこのエージェントをコルサントに戻すよう要求した。ボージンが摂政に選出されることを確実にするため、帝国のスター・デストロイヤー艦隊がセレノーに派遣され、アイサードはこの艦隊でセレノーを離れるようクロスに命令した。

ダークネルの任務

娘のイセインを誇りに思う一方で、アイサードは彼女が帝国情報部のリーダーシップを争うライバルになることを恐れていた。0 BBY、帝国のトップシークレットであるデス・スター設計図が盗み出された後、アイサードはこの事態を利用してイセインを排除するチャンスを掴んだ。アイサードは失われた設計図を奪回する任務のため、娘を惑星ダークネルへと派遣した。彼はイセインが任務に失敗し、処刑されることを期待していたのである。アイサードはイセインをオフィスに呼び出して任務の打ち合わせを行い、ダークネルの全ての宇宙港を封鎖するよう命じた。その後、彼の娘は任務のために出発した。

アイサードの期待通り、イセインは設計図の奪回に失敗した。しかし、彼女は父親が自分を任務に送り出した理由を推測し、復讐の計画を練った。イセインは、そもそも設計図盗難に父アイサードが関わっており、アイサードが娘を殺した後で反乱同盟軍に亡命しようとしていた、という嘘の物語をでっち上げた。イセインは、アイサードが反乱同盟に情報を漏らしてパルパティーン打倒を手助けし、やがて自らが玉座に座ろうとしているのだと主張した。さらに彼女は、惑星アンカロントレイタマ政治センター爆破事件の背後に父親を関連づけた(この事件では、反乱軍の指導者のひとり、ガーム・ベル・イブリスの家族が命を落としている。帝国びいきのがいなくなったことで、イブリスはより反乱活動に傾いたという噂だった)。イセインは“調査結果”をパルパティーンに提出する。娘と皇帝の接触を知らないアイサードは、父親らしく振る舞うため、任務に失敗したイセインの命を助けてくれるようパルパティーンに要請した。その後イセインと顔を合わせたアイサードは、彼女に任務の報告を求める。このとき、イセインは皇帝と接触していたことを彼に明かした。数名の皇帝のロイヤル・ガードによってパルパティーンのもとに連行されたアイサードは、そこで運命を決定され、帝国の保安隊に逮捕された後、数時間以内に処刑された。噂によれば、彼を銃殺したのは実の娘イセイン・アイサードだった。

その遺産

やがて、ダーク・ジェダイクロナルがアイサードに代わり帝国情報部部長となった。その後、イセイン・アイサードはクロナルの次に情報部の部長となり、優れた功績を残した。エンドアの戦いでパルパティーンが死んだ後、イセインは帝国の指導者にまで上り詰めた。ひねくれたユーモアのセンスを持つ彼女は、コルサントの刑務所を、父親にちなんで“アーマンド・アイサード刑務所”と名付けた。6 ABY、コルサントが新共和国奪回された後も、この刑務所は少なくとも44 ABY当時までは同じ名前で使用されていた。

個性と特徴

「彼らの尋問はわたしがする」
―アーマンド・アイサード[出典]
Armandgrumpy

クローン大戦中、アイサードとパルパティーン

アーマンド・アイサードは、強力かつ冷酷な人物が共和国の指導者に必要だと考えていた。彼はパルパティーンによる最高議長、そして銀河皇帝としての統治にきわめて忠実だった。アイサードはいかなる心変わりも見せず、自分自身の娘によって手際よく処刑されるまで、銀河系の知覚種族に対して冷酷な態度を貫いていた。ダークネルの任務の直後、娘のイセインと立場が逆転した際、アイサードは命乞いをしないばかりか、残酷な娘を誇りに思うかのような態度を見せた。アイサードは敵と味方の両方がバランスを失っている状態を好み、自分に仕える者たちの能力を高く評価していた。パルパティーンは、アイサードが多くを知りながら、多くを語らない人物であることを理解していた。また、中にはアイサードの視線が非人間的だと考える者たちもいた。アイサードは色白で、白い縞模様の入った黒を持ち、青いをしていた。

制作の舞台裏

アーマンド・アイサードの存在は、マイケル・A・スタックポールによる1996年(邦訳は1997年)の小説、『新生ローグ中隊』で初めて言及された。スタックポールはこのキャラクターをイセイン・アイサードの背景設定の一要素として造りだした。そのため、イセインの父親がかつて帝国情報部部長だったということ以外、キャラクターに関する情報はほとんど存在しなかった。最初の言及から3年後の1999年、アーマンド・アイサードはスタックポールとティモシイ・ザーンによるヤヴィンの戦いの直前を描く作品、『Interlude at Darkkne』(未邦訳)に登場した。

登場作品

参考資料

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ウーキーペディアにはアーマンド・アイサード/レジェンズに関する6枚の画像があります。

脚注

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