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「休息などという贅沢を、共和国は認めない。われわれがこの作戦のカギを握っているのだ。他の部隊の成功もわれわれ次第。われわれの失敗は、ミッションの失敗なのだ!」
―ポング・クレル将軍[出典]

アンバラの戦い(Battle of Umbara)はクローン戦争中の20 BBYに闇の惑星アンバラで発生した戦闘である。アンバラン種族はもともと銀河共和国のメンバーだったが、彼らの代表者であるミー・ディーチー元老院議員が暗殺された後、分離主義勢力の側に寝返った。補給用航路を分離主義者に抑えられて苦戦していた共和国軍は、ジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーオビ=ワン・ケノービサシー・ティンポング・クレルゴースト星雲へ派遣し、アンバラ星系奪回に向けた奇襲作戦を開始する。分離主義勢力による封鎖を突破した後、共和国グランド・アーミークローン・トルーパージェダイに率いられて地上へ降下したが、アンバラン民兵による激しい抵抗に遭い、首都攻略は困難を極めた。さらに悪いことに、コルサントへの帰還命令を受けたスカイウォーカーの代理として第501軍団の指揮官となったクレル将軍は、利己的な目的のためクローンを使い捨てにし、無謀な作戦で多数の犠牲者を出した。

共和国軍はアンバラ特有の暗闇と、アンバランが使用する独特なテクノロジー、そして惑星の固有動物に苦しめられた。ケノービ将軍と第212突撃大隊がアンバランの首都で戦う中、クレルの部隊は敵の補給を断つため空軍基地を叩くことになったが、自殺行為に近い作戦を命じられた第501軍団の兵士たちのあいだで将軍に対する不信感が募った。空軍基地の防衛線にはミサイル・ランチャーが通用しない機動重砲が配備されていたが、トルーパー・ファイヴスハードケースが空軍基地に潜入してアンバラン・スターファイターを奪取し、基地攻略への活路を切り開いた。空軍基地占拠後、ファイヴス、ハードケース、ジェシーは敵から奪ったアンバラン・スターファイターに乗り込み、クレル将軍の認可を得ずに独断で航空戦に参加し、分離主義勢力の兵站の要となっていた補給船を破壊した。

クレル将軍は独断行動をとったクローンを始末するよう命じたが、レックスたちは仲間の銃殺を拒否した。するとクレルは第501軍団と第212攻撃大隊が戦場で鉢合わせするよう仕組み、クローンに仲間同士で殺し合いをさせた。ワックサーを含む多くのクローンが同士討ちで命を落とした後、レックスはクレルを反逆罪で逮捕するため生存者を率いて空軍基地に戻った。クレルはダブル=ブレード・ライトセーバーを使って大勢の兵士を虐殺し、アンバラのジャングルへ逃げ込んだが、トルーパー・タップがアンバラの固有動物ヴィクサスを罠として利用し、クレルの動きを封じることに成功した。ダークサイドに堕ちたジェダイ将軍は空軍基地に収監され、トルーパー・ドグマによって射殺される。それから間もなく、ケノービの部隊が首都制圧して残党も捕まえ、戦いに終止符が打たれた。

背景

CloneBriefing-Umbara

アンバラへの着陸に向けて作戦を説明するスカイウォーカーとケノービ

クローン戦争の序盤、惑星アンバラとその住民であるアンバラン銀河共和国に加盟しており、共和国グランド・アーミーの軍備拡大を唱える軍国主義者のミー・ディーチー元老院議員が惑星の代表者として銀河元老院に参加していた。21 BBY、ディーチー議員が共和国の政治家であるロロ・パース代議員によって暗殺された後、アンバランは銀河系国家から離脱し、共和国の敵対勢力である独立星系連合の支持に回った。20 BBY、クローン戦争の戦火が拡大する中、分離主義勢力によって主要な補給ルートを占拠され苦戦を強いられていた共和国とジェダイ・オーダーは、アンバラ星系を奪回するため奇襲作戦を敢行し、アンバラのあるゴースト星雲へ攻め入った。ジェダイ・マスターポング・クレルジェダイ・ナイトアナキン・スカイウォーカージェダイ最高評議会メンバーのマスター・オビ=ワン・ケノービサシー・ティンがグランド・アーミーのクローン・トルーパー部隊を率いて暗闇に包まれたアンバラの地表へ降下することになった。

戦闘

北部エリアの戦い

「敵の姿が見えません!」
「だから奴らはシャドウ・ピープルと呼ばれているんだ、タップ」
―戦闘中のクローン・トルーパーの会話[出典]
UmbaraSystem-DoU

アンバラへ降下する共和国軍

クローンZ-95スターファイターの先導のもと、共和国宇宙軍は分離主義勢力によって強化されていたアンバラの封鎖線を突破する。宇宙戦にはジェダイ・パダワンコマンダーアソーカ・タノバリス・オフィーも参戦した。分離主義勢力の防衛網に穴を空けた後、共和国軍はアンバランの首都を攻略するため地上部隊を編成した。ジェダイ将軍のオビ=ワン・ケノービとクローン・コマンダーコーディ第212突撃大隊は南部の戦線でアンバラン民兵の拠点を攻撃し、アナキン・スカイウォーカー将軍クローン・キャプテンレックス第501軍団は北側から分離主義勢力の援軍を襲撃してケノービ隊をアシストすることになった。大気圏に到着後、両部隊の兵士はリパブリック・アタック・ガンシップヴェネター級スター・デストロイヤーから出撃し、Z-95スターファイターに護衛されながら地上へ降下した。

共和国は多数のAT-RTスカウト・ウォーカーを地上に降ろし、アンバラン民兵を相手に歩兵部隊の道を切り開いた。アンバランは電磁プラズマ砲を搭載したホバー・タンク部隊でクローン・トルーパーを迎撃し、暗闇の中で次々と共和国兵士を倒していった。スカイウォーカーの部隊は荒っぽい着陸でガンシップを1機失ったが、スカウト・ウォーカーが機敏さを活かしてアンバランのタンクに抵抗した。拠点を構えるため北部のを目指して進軍した際、共和国軍はヴィクサスと呼ばれる惑星アンバラの固有動物にも苦しめられた。少なくとも1人のクローン兵士が触手に捕まって肉食動物に飲み込まれたが、ARCトルーパーCT-5555(ファイヴス)がサーマル・デトネーターをクリーチャーの口内に放り込み、部隊の危機を救った。

RexSkywalker-Umbara

アンバラで戦うスカイウォーカーとレックス

着陸ゾーンを確保した後、クローン・トルーパーは北の山に塹壕を構えた。しかし、アンバラン民兵はキャンプで休息中の共和国軍に奇襲を仕掛け、小型のミリクリープアサシン・ドロイドを使ってクローンを混乱状態に陥れた。スカイウォーカーはレックスの提案で山岳地帯に対する爆撃を許可し、クローンを率いて南部へ退却する。彼らはこの奇襲で複数の兵士とAT-RTウォーカーを失った。スカイウォーカーたちが移動した直後、コマンダーオッド・ボール率いる2機のBTL-A4 Yウイング強襲用スターファイター/ボマーが山岳部を爆撃し、付近のアンバラン兵士を一掃した。

第501軍団が首都攻略に向けて再集結している途中、ポング・クレルがガンシップに乗って陣地に到着し、シーヴ・パルパティーン最高議長がスカイウォーカーをコルサントに呼び戻していることを伝えた。ジェダイ最高評議会も議長の要請を認めたとあり、スカイウォーカーはレックスと第501軍団をクレル将軍に任せて仕方なくアンバラの戦場を離れた。その後、クレル将軍はトルーパーたちを休ませず12時間以上の強行軍を行い、途中でバンシーと呼ばれる飛行クリーチャーを退治した。クレルはスカイウォーカーが計画していた多面攻撃作戦を捨て、レックスのチーム全員を首都に向かって直進させた。そのため彼らはまんまと地雷原に突っ込み、全方位からアンバランの待ち伏せに遭う。隊員のオズリンゴを失った後、第501軍団はクレルの命令に背いて退却し、敵の奇襲部隊を退けた。クレルは命令違反を犯したレックスを叱責したが、レックスは部下の命を救うのも自分の仕事だと反論した。

空軍基地攻略

キックス: 「かなり犠牲者が出ますよ」
タップ: 「クレルは俺たちを殺す気か?」
ジェシー: 「今まで判断がつきかねていたが、確信した。奴はイカれてやがる!」
ファイヴス: 「この前も将軍の滅茶苦茶な作戦で首都に近づくこともできなかったのに、今度はこれか」
ハードケース: 「どうかな。面白いかもしれないぜ」
ドグマ: 「私は将軍の作戦に賛成です。もう時間がないし、これしかないと思います」
―クレルの空軍基地制圧作戦について話し合う第501軍団の兵士たち[出典]
501stFrontLines-Umbara

前線で戦う第501軍団

クレルと第501軍団はアンバラン民兵の激しい抵抗を受けながらも前線を維持し続けた。戦闘中、クレルにオビ=ワン・ケノービ将軍から連絡が入り、首都を攻略するには敵の補給拠点となっている空軍基地を制圧する必要があると告げられた。クレルはケノービの要請に応え、すぐに全軍を率いて空軍基地の方角へと移動する。丘の上から基地周辺を見渡したクレルは、狭い峡谷を通って攻撃目標に正面攻撃を仕掛けるようレックスに命じた。作戦を聞かされた第501軍団の兵士からは不満が噴出したが、やむをえずクレルの指示通り空軍基地へ出発した。

レックスはファイヴス、ハードケースの3隊に分かれて狭い峡谷を進んだが、毛虫のようなインピーディング・アサルト・タンクが彼らの前に立ちふさがった。アンバランの乗り物は強力なレイ・シールドに守られていたが、クローン・トルーパーたちはミサイル・ランチャーやサーマル・デトネーターをコックピット部分に放ち、次々と襲い来るタンクを沈黙させた。彼らは再び隊を分けて空軍基地に近づいたが、またしても新しい兵器、アンバラン機動重砲が姿を現し、強力な電磁プラズマ砲を前に退却を強いられる。衛生兵キックスは1人でも多くの負傷者を救おうとしたが、レックスは彼が死んでは元も子もないと告げ、戦える兵士の救出を優先させた。

機動重砲にはミサイル・ランチャーも歯が立たなかったため、レックスはファイヴスとハードケースの2名を空軍基地に潜入させ、敵のアンバラン・スターファイターを奪取する作戦を立てた。ホログラム通信で報告を受けたクレル将軍はこの作戦を批判したが、レックスは2人への指示を撤回せず、彼らが戻るまでのあいだ消耗戦を繰り広げた。ファイヴスは陽動作戦で空軍基地の人員の注意を逸らし、ハードケースとともに2機のスターファイターを奪取する。彼らは実戦で操縦方法を覚えながら敵兵をなぎ倒し、戦場に戻って機動重砲を片付けた。安全地帯から戦況を見守っていたクレルは、敵の防衛が総崩れになったのを確認し、クローン・サージェントアポー指揮下の残りの部隊にも前進を命じる。第501軍団は間もなく空軍基地を占領し、中にいたアンバランを捕虜にとった。

補給船への攻撃

「彼はどうかしてる。他のジェダイとはまるで違う。おれたちへの敬意がない」
「聞け。俺も将軍には反対だが、他にいい作戦がない」
「敵のスターファイターを使って補給船を攻撃するというのは?」
―ファイヴスとレックス[出典]
RexFivesArgue-PoD

クレル将軍の命令に従うべきか否か話し合うファイヴスとレックス

クレル将軍と第501軍団が空軍基地を制圧した後、アンバラン軍は遠距離ミサイルを使って反撃を開始した。他のトルーパーがクレルの命令で空軍基地の保安装置をコントロールし、周囲の警戒を固める中、ARCトルーパーのファイヴスはアンバラン・スターファイターの制御方法を研究した。その頃、ケノービの部隊は首都への攻撃を続行していたが、空軍基地を抑えてもなお、アンバランの補給が途切れることはなかった。アンバラン軍は上空に分離主義勢力補給船を配置しており、首都に直接武器を供給していたのである。ケノービは補給船への攻撃を試みたが、分離主義勢力の艦隊は数が多く、ダメージを与えることができなかった。ケノービによる報告が通信妨害で途切れた後、クレルは第501軍団を首都に派遣することに決め、12時間以内に出発準備を終えるようレックスに命じた。敵のミサイルが次々と着弾する中を進むのは自殺行為だったが、クレル将軍は正面突破を主張して譲らなかった。レックスは自分たちの作戦をケノービに伝えて連携をとるべきではないかと提案したが、クレルはケノービ隊が手一杯であることを理由に却下する。

レックスから次の任務を説明された第501軍団の兵士たちは、クレルの度重なる無謀な作戦に憤った。アンバランのアクセス・コード解析に成功していたファイヴスは、ミサイルの嵐の中を進むより、アンバラン・スターファイターを使って補給船に攻撃を仕掛ける方が危険が少ないのではないかと提案する。レックスはファイヴスのアイデアをクレル将軍に伝えたが、首都攻略に向けて余計な犠牲者を出したくないと断られてしまった。しかし、ファイヴスは軍法会議のリスクを冒して計画を断行することに決めた。彼はCT-5597(ジェシー)とハードケースハンガー9-4に集め、戦闘機の操作を練習する。ハードケースがミサイルを誤射してハンガーのドアを吹っ飛ばしたため計画が頓挫しかけたが、彼らはアンバランが戦闘機にブービートラップを仕掛けていたと嘘をつき、クレルの追及をしのいだ。クレルは戦闘機のロックを命じたが、ファイヴスは命令違反を承知で出撃する意思を固め、ジェシーとハードケースも彼の計画に乗った。スカイウォーカー将軍の幼少期の逸話を聞いていたファイヴスは、将軍と同じように反応炉を内部から攻撃すれば補給船を破壊できるだろうと考えていた。レックスはファイヴスたちの固い決意に負け、彼らの出撃を見逃すことに決めた。

Separatist supply ship

補給船の破壊

ファイヴス、ジェシー、ハードケースの乗るアンバラン・スターファイターは空軍基地から出撃し、分離主義勢力と共和国宇宙軍が争う上空の戦場を目指した。クレルはすぐに彼らの離陸に気づいたが、レックスは自分が偵察飛行を命じたのだと嘘をついた。3機のアンバラン・スターファイターは混沌とした上空戦のなかで分離主義勢力に紛れ込み、補給船のハンガーに侵入する。しかし、船内のB1バトル・ドロイドが戦闘機にクローンが乗っていることに気づき、Tシリーズ・タクティカル・ドロイドの指令で反応炉のレイ・シールドが起動されてしまった。クローンたちは隔壁を破壊して標的の手前までたどり着いたが、反応炉を守るシールドは強力で破れなかった。バトル・ドロイドの銃撃でスターファイターのシールド耐久力が低下すると、ハードケースはコックピットの外に出てミサイル・ポッドを手動で反応炉室へ運び、自分を置いて逃げるよう他の2人に指示した。ファイヴスとジェシーが去った後、ハードケースはミサイル・ポッドを反応炉に直接ぶつけ、自らの命を犠牲にして補給船を爆破する。ファイヴスとジェシーは無事に空軍基地へ帰還したが、クレルは彼らの活躍を認めず、軍法会議にかけるため2人を拘束するよう命じた。

処刑

「これは命令だ! 2人を処刑しろ!」
「それができる兵士を探してみろ」
―ドグマとレックス[出典]
Fives's and Jesse's execution

ジェシーとファイヴスの前に並ぶ銃殺隊

レックスはファイヴスたちの行動の責任は自分にあると主張したが、クレルは抗議に取り合わず、命令違反行為が別の兵士に広まる前に2人を早急に軍法会議にかけると告げた。レックスがなおも食い下がると、クレルは不服従なクローンたちに対する見せしめが必要だと判断し、2人を即刻銃殺刑にかけることに決めた。レックスは仕方なく将軍に服従し、監房でファイヴスとジェシーに事情を説明する。処刑が始まる直前、ファイヴスは銃殺隊のメンバーに選ばれた第501軍団の仲間たちにクレル将軍のやり方の不当さを訴え、意思を持って生まれたクローン・トルーパーである以上、間違った命令を拒否するのは正しいことだと主張した。銃殺隊を率いるドグマはファイヴスの言葉を遮って銃撃を命じたが、キックスやタップをはじめとする処刑執行者たちは全員わざと標的を外し、仲間を殺すのを拒否した。第501軍団のメンバーのうち、クレルの命令通りファイヴスとジェシーを処刑すべきだと考えていたのは生真面目な性格のドグマだけだったのである。

空軍基地の司令タワーから様子を見守っていたクレルは、処刑中止の報告にやって来たレックスに怒りをぶつけた。しかし、2人の会話は別の場所で戦うクローン・トルーパーからのメッセージに遮られた。報告によると、アンバラン軍は再び攻勢を強めており、間もなく全面攻撃が始まるとのことだった。するとクレル将軍はレックスに処刑を延期すると告げ、アンバランが全面攻撃を開始する前に先制攻撃を仕掛けると宣言した。また、クレルはアンバランがクローン・トルーパー・アーマーを装着して味方に変装している可能性があるとレックスに忠告する。

クレルの裏切り

「なぜですか、将軍? なぜ部下を殺すのですか」
「殺せるからだ。お前たちなら騙せる。劣った存在だからな」
―レックスとクレル将軍[出典]
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クレルの逮捕に向かうクローンたち

その後、レックスは第501軍団を率いてアンバラのジャングルを進み、クレルの指示通り、敵がクローンに変装している可能性を部下たちに警告した。間もなく銃撃戦が始まると、第501軍団は姿の見えない敵にモーター・ランチャーで応戦する。“敵”は確かにクローン・アーマーを装着してはいたが、レックスは彼らが変装したアンバラン兵士ではなく、正真正銘のクローン・トルーパーであることに気づく。レックスがヘルメットを脱いで銃撃戦の真っただ中に入り、味方同士の殺し合いを止めた時には既に、双方に多大な犠牲者が出ていた。レックスたちが戦っていた相手は、第212突撃大隊に所属するワックサー小隊だった。同士討ちで致命傷を負ったワックサーは、クレル将軍から敵の居場所を教わったことや、敵が味方に変装していると忠告を受けたことを明かし、息を引き取った。クレルが背信行為を犯していることに疑いの余地はないと判断したレックスは、彼を共和国に対する反逆罪で逮捕する計画を立て、参加したくない者は降りても構わないと告げる。不参加を希望する者はおらず、レックスは第501軍団と第212大隊の兵士を率いてクレルのいる空軍基地の司令タワーへ向かった(タワーへ突入する段階になり、ドグマだけが隊列を離れた)。

RexArrestsKrell-Carnage

クレルとの対決

レックスは監房からファイヴスとジェシーを解放し、司令センターの最上階でクレル将軍を取り囲んだ。クレルはクローンの同士討ちを仕組んだことを認めたが、レックスからの降伏の要求を拒否し、フォースを使って周囲のトルーパーを一斉に吹っ飛ばした。彼は2本のダブル=ブレードライトセーバーを起動して数名の兵士を切り殺し、窓を破壊してジャングルの中へと逃げ去っていった。レックスたちがクレルの後を追って空軍基地の外に出ようとした時、いまだ将軍に忠実なドグマが彼らのゆく手を塞ぎ、全員を裏切り者と糾弾した。レックスは命令に従うばかりが正しいことではないとドグマを説得し、彼に銃を降ろさせた。ドグマが取り押さえられた後、トルーパーたちはジャングルの中でクレルと交戦する。ダークサイドに堕ちたジェダイ将軍はジャングルの地形とフォースを駆使してトルーパーを圧倒し、最初の部隊をいともたやすく皆殺しにした。しかし、タップはアンバラの固有種であるヴィクサスを使ってジェダイ・マスターを罠にかける作戦を思いついた。タップはヴィクサスの触手の上にクレルを誘い込み、彼が肉食獣の攻撃にひるんだ隙をついてスタン・ビームで気絶させた。

その後、レックスは空軍基地の独房にクレルを収容し、クローン同士で殺し合いをさせた理由を尋ねた。するとクレルは、共和国やジェダイを捨ててドゥークー伯爵弟子になるつもりだったことを明かした。クレルはジェダイがクローン戦争に負け、銀河系新秩序が生まれるのを予見していたのである。隣の独房で話を聞いていたドグマは、クレルの独白に深いショックを受けた。その後、クレルが空軍基地の通信装置に細工をしていたことが発覚し、ケノービの部隊との連絡が復旧する。ケノービは首都を制圧し終えていたが、アンバランの残党が空軍基地に向かってきており、クレルが再び自由の身になる可能性が危ぶまれた。レックスは危険な将軍を野放しにすることはできないと考え、彼を銃殺するためファイヴスたちとともに監房区画へ戻り、ドグマを解放した。レックスはクレルを前にして引き金を引くのを躊躇したが、ドグマがファイヴスのブラスター・ピストルを引き抜き、クローンを侮辱するジェダイ将軍の息の根を止めた。それから間もなく、ケノービの部隊が最後の残党を捕まえ、アンバラの戦いは共和国の勝利で幕を閉じる。

その後

「この戦いの意味は? どうして戦う?」
「それは分かりません。分かる者はいないでしょう。ただ分かるのは、この戦争がいつか終わるということです」
「終わったら? われわれは兵士だ。戦いが終わったらどうなる?」
―レックスとファイヴス[出典]

アンバラの戦いに勝利したことで、共和国軍は分離主義勢力の拠点を取り戻すことに成功した。ドグマは共和国軍の拘束下に置かれることになり、LAAT/iガンシップで空軍基地から護送されていった。また、レックスはこの戦いをきっかけにクローン戦争やクローン・トルーパーの役割に疑問を抱き始めた。

登場エピソード

参考資料