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アンタレス・ドレイコ[1](Antares Draco)は人間男性で、第二次帝国内戦インペリアル・ナイトを率いた人物。熟練したパイロットかつライトセーバーデュエリストであるドレイコは、銀河帝国や、のちの亡命帝国皇帝ローン・フェルに極めて忠実で、彼のためなら命を捨てる覚悟があった。ドレイコはマスター・エシュカー・ニンのもとでフォースを学び、シス=帝国戦争が終結した130 ABYの時点でインペリアル・ナイトになっており、シス卿ダース・クレイトが帝国と銀河系の覇権を強奪し、ニュー・オーダーを宣言してフェルの軍を追放した際には、フェルと共に帝国の首都を脱出した。エシュカー・ニンがインペリアル・ナイトを去ったとき、ドレイコは彼を殺すため派遣され、フェルの妻であるエンプレス・エリアーを殺したニンに重傷を負わせた。ドレイコはその後も皇帝に仕え続け、やがてはマスター兼インペリアル・ナイトのリーダーになった。137 ABY、フェルが要塞惑星バスティオン奪回し、クレイトに対する攻撃拠点を確立した際も、ドレイコは皇帝に随伴していた。

フェルの娘マラーシアヴェンダクサでクレイトのシス・エージェントに追跡されていることを知ったドレイコは、救出を試みてはならないという皇帝の命令を無視し、信頼する友人ガナー・クリーグと共に、シスの手から愛する人を救うべくヴェンダクサに向かった。バウンティ・ハンターケイド・スカイウォーカー宇宙船マイノック>で惑星を離れたドレイコとクリーグは、バスティオンにプリンセスを連れ戻すことに成功したが、皇帝の信用を失ってしまった。プリンセスとの結婚を許してもらえるほどの信頼を獲得したいと願うドレイコは、皇帝の命令に従おうという考えに以前に増して固執するようになる。その後数か月の間に、彼とクリーグはホイール宇宙ステーションタイヴァスジェダイ・オーダー秘密のテンプルの任務へと派遣された。ハド・アバドンにおけるテンプルの任務の中、彼らはダース・クレイト暗殺を計画するスカイウォーカーの攻撃チームに加わる。この作戦の間にクレイトは死んだと思われたが、戦争は激化を続けた。ドレイコはジェダイ・オーダーとの和平会議を行うため、他数名のインペリアル・ナイトと共に惑星アガマーへ向かうフェルに同伴した。しかし、会談はワン・シスの軍隊の襲撃で中断されることにあんった。

ドレイコは皇帝の脱出シャトルに、マラーシアを置き去りにしてでもフェルをアガマーから安全な場所に移すよう命令した。プリンセスはシスに捕らえられてしまい、その後ドレイコはシスの惑星コリバンへの救出任務を率いた。任務は成功に終わるが、ドレイコは彼女が逃げる時間を稼ぐために惑星に残る。そこで彼はシス・インクィジター・ダース・ハヴォックになっていたニンによって捕えられ、皇帝の秘密を問われる厳しい拷問にかけられた。拷問に負けたドレイコは、ジェダイの秘密のテンプルの情報をハヴォックに明かした。その後彼はカーボン凍結され、ケイド・スカイウォーカーに贈り物として引き渡された。クレイトはスカイウォーカーを誘惑し、怒りを引き出そうとしていたのだ。スカイウォーカーはドレイコをテンプルに運び、そこでふたりはクレイトの軍に対抗する防衛戦線に加わった。ジェダイは避難し、フェルとその同盟軍はシスが支配するコルサントへの反撃を開始する。戦闘中、ドレイコは彼の忠誠を信じる皇帝と共に、スター・デストロイヤージャグド・フェル>に乗り込んだ。しかし、ドレイコの忠誠は究極的には皇帝でなくフォースにあった。そのため皇帝がダークサイドに転向し、致死的毒物をコルサント地表に放とうとしたとき、ドレイコはインペリアル・ナイトとしての誓いを守り、皇帝を殺害した。

経歴

シス=帝国戦争

Roan Fel fled Coruscant

コルサントを脱出するドレイコとフェル

人間男性、アンタレス・ドレイコは130 ABYフェル帝国に仕えていたインペリアル・ナイトである。彼は銀河帝国尋問官のメンバーだった先祖のひとりを見習い、帝国に仕えていた。

ほかのインペリアル・ナイトと同様、ドレイコは皇帝ローン・フェルから、シス=帝国戦争(フェル帝国と銀河連合自由同盟の間に勃発した、127 ABYから130 ABYまで続いた戦争)に参加することを禁じられていた。その代わり、インペリアル・ナイトは皇帝の個人的なボディガードとして仕えていた。カーマスの戦いの後、銀河同盟は敗北し戦争は終結した。フェルは帝国のモフ評議会の会合に備えるため惑星コルサント私室へ移動し、ドレイコと仲間のインペリアル・ナイト、モーガン・フェルが皇帝に付き添った。フェルは、彼の命令に逆らいオッサスジェダイ・オーダー大虐殺実行に関与した疑いのあるグランドモフモーリッシュ・ヴィードを逮捕するつもりだった。フェルはドレイコとモーガンに、ヴィードが疑わしい動きを見せたら構わず殺害し、帝国情報部部長ニーナ・カリクストの動向には注意するよう命令した。しかしその次の瞬間、部屋の中で彼らの会話を盗み聞きしていたカリクストが姿を現した。モーガンにフォースを使って壁に叩きつけられたカリクストは、フェル帝国と協力関係にあるワン・シスが皇帝を暗殺しようとしていると密告した。ドレイコは皇帝に彼女を信用してはいけないと進言するが、フェルは彼女に彼女自身の立場を説明するよう言った。フェルに促され、カリクストは皇帝が生き延びることは、皇帝本人だけでなく彼女にも利益があるのだと語った。

モーガンはインペリアル・ナイトの派遣隊を率い、フェルの影武者に同伴してモフたちのもとへ赴いた。これはフェルとドレイコが惑星を脱出するための計画だった。シスの指導者、ダース・クレイトはモフの会合に姿を現し、モーガンとその場にいたインペリアル・ナイトを全員倒し、フェルの影武者を殺害した。クレイトは自身が銀河系の新しい皇帝だと宣言する。この出来事が起きていたとき、フェルとドレイコはコルサントを脱出するため、サブレベル12のメンテナンス・トンネルを使ってカリクストが手配した宇宙船へと向かっていた。ふたりは彼らを止めようとしたガード・ドロイドを破壊したが、ドレイコはモーガンら仲間のナイトが死んだのをフォースを通して感じ取った。フェルはドレイコに、脱出することで彼らの犠牲に報いなければならないと語った。玉座から降ろされたローン・フェルとそのインペリアル・ナイトは、こうして逃亡の身となった。

第二次帝国内戦

ヴェンダクサでの救出

137 ABY以前のある時点で、ドレイコはマスターの称号を獲得し、マスター・エシュカー・ニンの指導のもと、インペリアル・ナイトの副司令官になった。ドレイコは組織内で皇帝フェル本人に次ぐ高地位のメンバーとなり、厳格な指令体系のトップを務めた。ニンが皇帝への誓いを破りオーダーを捨てたとき、ドレイコは彼を殺すために派遣され、摩天楼都市の建物の屋上でかつての師を発見した。ニンもまたフェルのであるエンプレス・エリアー・フェルを追跡しており、ライトセーバー対決でドレイコとエリアーをふたり同時に相手にした。ニンは誓いを思い出して欲しいというふたりの訴えを無視し、ドレイコをフォースで押しのけてエンプレスを殺害した。反撃に出たドレイコはニンに致命的な重傷を負わせ、彼が死んだと思い込んでその場を離れた。だが実際にはニンは生きており、ダース・クレイトのシスに加わってシス・インクィジターになった。

その後7間、クレイトの帝国艦隊にヒット=アンド=ラン方式の戦術で攻撃を仕掛けたローン・フェルは、戦争終結時にクレイトが領有権を主張した帝国の本拠地、バスティオンへの帰還を果たした。ドレイコはインペリアル・ナイト・シゲル・デア、信用のおける友人で同じくナイトのガナー・クリーグとともに、惑星に降りる皇帝に同伴した。この惑星に駐在していた帝国軍の忠誠を確保すると、フェルはこの帝国がクレイトの帝国にとってより有力な脅威となったことを確信した。しかしドレイコは、クレイトはどこでフェルを探せば良いのか既に知っているはずだと語り、皇帝に警告する。フェルはオロン・ジェイガー将軍から、プリンセス・マラーシア・フェル(皇帝の娘)のボディガードをしていたインペリアル・ナイト、エルク・ヴェターソッコーロで殺害され、プリンセスも行方不明になっているという報告を受けた。ドレイコはすぐに3人のナイトとともにソッコーロへ救出に向かうと申し出たが、新しい基地が発見されるのを恐れたフェルは、それを許さなかった。ドレイコは取り乱したが、命令には従うとフェルに答えた。しかし、ドレイコはフェルの勢力がバスティオンを奪回した情報を敵に漏らすぐらいなら死を選ぶと主張し、救出任務を開始させるよう皇帝を説得する試みをあきらめなかった。クリーグは彼らが皇帝に忠誠を誓っていることを思い出させたが、ドレイコは忠誠と服従は違うのではないかと考えた。

ImperialKnightsonVendaxa

ヴェンダクサでワン・シスの勢力からマラーシアを守るドレイコ

命令に背き、ドレイコとクリーグは盗んだプレデター級ファイターに乗り込んでヴェンダクサへと向かった。そこでは、マラーシアと彼女の随伴者アストラル・ヴァオが、バウンティ・ハンターケイド・スカイウォーカーと行動を共にし、ウルフ・サゼンシャドー・ヴァオ(アストラルの双子)というふたりのジェダイ・ナイトと遭遇していた。地上に泊めてあったスカイウォーカーの宇宙船、<マイノック>の所に到着したドレイコたちのスターファイターは、シスのフューリー級スターファイターによって撃ち落とされてしまった。ドレイコとクリーグは何とか燃え上がる宇宙船の残骸から脱出し、ソッコーロから脱出したマラーシアを追い続けてきたシス卿ダース・タロンダース・ニル、その他のシスの軍団が姿を現した現場に到着する。シスの眼にはドレイコがフェル本人のように映ったが、彼はフードを上げて正体を明かし、時間を稼ぐ間に逃げるようマラーシアたちに言った。ジェダイとプリンセスとともに、ドレイコとクリーグはライトセーバーを起動してシスと戦った。ジェダイとローン・フェルの帝国の間には7年間もの緊張があったが、シスという共通の敵の前に並んで戦うことになった。マラーシアは彼女を救出しようというドレイコの試みは彼女の父に禁じられているはずだと考え、怒りをあらわにした。ドレイコは彼女を愛しているのだと告げたが、彼女は既にそのことには気づいていたと答えた。その後まもなく、彼女はスカイウォーカーを守ろうとしてザブラクシスによって切り倒されてしまった。

守ると誓った女性が死んでしまったと思ったドレイコとクリーグは、より力強くシスと戦い続けた。ドレイコは死んだと勘違いしたマラーシアの体を抱きかかえたが、かすかな生命反応を感じると、サゼンに守られて彼女を<マイノック>に急いで運んで行った。サゼンが戦いに戻ろうとしたとき、ドレイコは彼を引き留め、マラーシアの命は他の誰のものよりも重要だと主張した。サゼンはオッサスの大虐殺の経験から帝国を信用していなかったが、ドレイコはオッサスの事件はフェル皇帝の命令に反して行われたことだと明かし、プリンセスを治癒するようサゼンを説得した。宇宙船の後部に戻ったドレイコは、この船がみんなを乗せて離陸していることを知った。ダース・タロンが閉まりかけのハッチへと飛び乗って来たので、ドレイコはフォースを使って彼女を押し飛ばし、<マイノック>が生き残ったシスを置き去りにして脱出することを可能にした。

ブリッジで、ドレイコは宇宙船の副操縦士ジャリア・シンと、メカニックデリア・ブルーに、コースをバスティオンに設定し出来る限り早く到着させるよう迫り、従わなければ殺すと脅した。マラーシアが死にかけているとクリーグが報告したとき、治癒能力のあるスカイウォーカーがしぶしぶ手助けを申し出たが、ドレイコは感情的になって彼の顔面を殴った。ヴァオが戦いを防ぐべく介入し、彼の妹がスカイウォーカーにマラーシアを治させるようクリーグやドレイコを説得した。スカイウォーカーがフォースを使ってマラーシアを死の淵から甦らせた後、<マイノック>はバスティオンへ到着した。

ホイール

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ホイールでボヴァークを守るドレイコとクリーグ

スカイウォーカーとジェダイが<マイノック>でバスティオンを離れた直後、フェルはドレイコとクリーグに集合をかけ、命令に逆らったことについて叱りつけ、帝国の義務よりプリンセスに対する愛情を優先させたとしてドレイコを責めた。シスが<マイノック>をバスティオンまで追跡しただろうと考えたフェルは、クレイトの帝国に追いつめられたと感じていた。皇帝から言い渡されるいかなる罰でも受ける覚悟だったドレイコは、フェルが彼らに勲章を与えるといった際にはショックを受けた。フェルは帝国内部に命令違反者がいるというニュースが流れるよりも、ヴェンダクサの任務を事後承認することを選んだのである。すなわちドレイコとクリーグに対する“罰”は帝国の最も有名な英雄として宣言されることと、同時に最も危険な任務を与えられることだった。そしてフェルはマラーシアと結婚するという考えは忘れるようドレイコに言い、彼らを次の任務に派遣した。彼らはフェルと銀河同盟、シスの間で中立を保っていたベシュ・ゴーゴン星系宇宙ステーションホイールへと、ミンゴ・ボヴァーク大佐を護送することになった。ボヴァークはクレイトに対抗するための同盟について銀河同盟残存勢力ガー・スタージ提督と話し合うつもりであり、ドレイコとクリーグの任務は何としてもボヴァークの安全を確保し、交渉をスムーズにすることだった。出発する前、ドレイコとクリーグに勲章を授与する式典が開催された。

ホイールにおいて、スタージとボヴァークは会議室で対面し、両者の警備兵は部屋の外で待つよう言いつけられた。ドレイコとクリーグはライトセーバーを宇宙船に置いてくるよう要求されていたが、こっそりと宇宙ステーションへと持ち込んでいた。会談の中、クレイトの帝国から派遣されたスパイモーリガン・コードジョア・トーリンは、コマンド・オーバーライド・リンペット・ドロイドを使って帝国のシャトルにスタージの宇宙船を攻撃させ、スタージにローン・フェルが裏切ったと思い込ませた。インペリアル・ナイトと銀河同盟情報部将校の間で銃撃戦が始まると、ドレイコがボヴァークを救い出すため会議室に乗り込み、怒ったスタージをフォースで壁に押し付けボヴァークを救い出す間に、クリーグが敵兵を退けた。そこに到着したホイールの行政官ポル・テムと数人の警備員は、インペリアル・ナイトに武器を即座に明け渡すよう要求した。ドレイコは拒否したが、テムは帝国側にホイールを降りるよう命令し、ローン・フェルの軍隊にステーションの立ち入り禁止を命じた。

それからしばらく後、バスティオンにおいて、ドレイコはフォースの中の乱れを感じ、ペレオン庭園へと急いだ。そこでは、皇帝フェルがシス卿ダース・クルールの死体の傍らに立っていた。クルールは、ダース・クレイトの命令でフェル帝国軍の味方に扮したスター・デストロイヤードーントレス>に乗って惑星へとやってきていた。クルールの任務はフェルを暗殺することだったが、彼は返り討ちにあったのだった。ドレイコはフェルが無事かと心配したが、フェルはその懸念を払いのけ、クレイトにメッセージを送ると語った。それから<ドーントレス>の乗組員は全員処刑され、裏切り者ヴァイカー・ドーン総督はメッセージを届けさせるため生かされた。

その後数週間、ドレイコは皇帝の命令に従って行動し、訓練を完了し一人前のインペリアル・ナイトになったマラーシア・フェルを避けるようになった。皇帝がマラーシアとドレイコ、クリーグを任務に送る準備をしていた頃、バスティオンの皇帝の温室で不機嫌に座っているドレイコのもとに、マラーシアがやって来た。ドレイコは彼女の安全を心配し、彼女を任務から外して他のインペリアル・ナイトを任命するよう皇帝に進言するつもりだった。マラーシアは彼にキスをして驚かせ、父親に彼女の私生活を管理させるつもりはないと語った。

ケイド・スカイウォーカー追跡

Imperial Knight

ジェダイ評議会の前に立つクリーグ、マラーシア、ドレイコ

3人のインペリアル・ナイトは、仲間のナイト・アズリン・レイがケイド・スカイウォーカー捜索のために既に派遣されていたアイエゴ星系へと送り込まれた。皇帝は、スカイウォーカーが帝国の秘密をシスに漏らしはしないかと心配していた。内密に活動し、バウンティ・ハンターの扮装をしたレイは、アイエゴでおじの“バンサ”・ロークを訪ねていたスカイウォーカーと会った。かつてジェダイだったレイは、スカイウォーカーとは幼いころの友人だったため、ジェダイの秘密のテンプルの存在を知ることが出来た。宇宙船に乗って<マイノック>を追いテンプルへ行く準備をしながら、レイはテンプルの座標をドレイコ、クリーグ、マラーシア(3人は彼ら自身のシャトルに乗り近くで待機していた)へと送信した。ドレイコとクリーグはふたりともレイが彼らを罠にかけようとしているのではないかと疑ったが、結局インペリアル・ナイトたちはタイヴァスの秘密のテンプルへとコースを設定した。彼らの望みは、フェル帝国とジェダイ・オーダー間の同盟関係形成について交渉することだった。プリンセスの安全を確保するため、ドレイコはテンプルの座標をバスティオンにも送信した。

インペリアル・ナイトは彼らの宇宙船をクローキングし、<マイノック>の後を追って秘密のテンプルへと到着すると、<マイノック>の次に施設のハンガーへと着陸した。ドレイコとクリーグ、マラーシアは、<マイノック>の乗組員がちょうどウルフ・サゼンとシャドー・ヴァオに迎え入れられているところに降り立った。ドレイコとクリーグは潜在的な危険からプリンセスを守るためにライトセーバーを起動して歩いて行った。この動きは敵意と誤解され、ヴァオとスカイウォーカーもライトセーバーを起動し、ふたりのインペリアル・ナイトと交戦した。これをマラーシアへの攻撃と認めたドレイコは、スカイウォーカーと対決する。スカイウォーカーはかつてナイトたちが彼の船に無銭乗船したことや、レイの正体がインペリアル・ナイトであることを知ったことで激怒し、ドレイコとクリーグをハンガーの向こう側へとフォースで飛ばした。これに対し、マラーシアは自身のライトセーバーを起動し、インペリアル・ナイトは平和任務のためにやって来たのだとスカイウォーカーに教えた。

集まった面々の間の緊張感が静まった後、帝国の代表団はジェダイ評議会と対面することを許された。評議会チャンバーにおいて、スカイウォーカー、ローク、サゼン、ヴァオ、ドレイコ、クリーグ、そしてマラーシアは、ジェダイ・マスターカクルークトラ・サアティリ・キュアと顔を合わせた。サアは、フォースの意思が何らかの理由でインペリアル・ナイトたちが秘密のテンプルに来ることを許したのだと信じていた。マラーシアは、彼女の父親がオッサスの大虐殺の命令を出したわけでないと説明し、共通の敵シスに対抗するために力を合わせようと、両者の間に会談を望んでいることを伝える長いスピーチを行い、ドレイコはそれを傍観していた。スカイウォーカーは、シスに捕らえられていた間に知ったダース・クレイトとワン・シスの知識を話して彼女に同調し、ダース・クレイトを暗殺する計画を口にした。ジェダイ評議会はスカイウォーカーの提案に驚いたが、インペリアル・ナイトたちはこれに感銘を受けた。ドレイコにとって、これはスカイウォーカーによる初めての好ましい発言だった。結局ジェダイ評議会はこの任務を支持しなかったが、スカイウォーカーは彼らの助けなしで計画を進める決心をした。マラーシアはジェダイと同盟の交渉を続けるためタイヴァスに残ったが、ドレイコとクリーグ、レイに、スカイウォーカーの任務に同行するよう命じた。ドレイコはインペリアル・ナイトの任務のリーダーに任命された。スカイウォーカーのアストロメク・ドロイドR2-D2は、<マイノック>の貨物ベイのドアを開き、ドレイコとクリーグのTIEプレデターを船内に積めるようにした。ファイターが既に宇宙船に積み込まれていたため、スカイウォーカーはインペリアル・ナイトが任務に加わることにしぶしぶ同意した。ヴァオもジェダイの唯一の代表者として攻撃チームに加わった。

スカイウォーカーの攻撃チーム

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ハド・アバドンでTIEプレデターを操縦するクリーグとドレイコ

スカイウォーカーは惑星ハド・アバドンにクレイトを誘い込む作戦を立てた。道中、ドレイコとクリーグはヴァオが<マイノック>の貨物室でリモートを使ってライトセーバー・テクニックの練習をしているのを目撃した。間もなく、宇宙船はスター・デストロイヤー<アイアン・サン>のインターディクション・フィールドによってハイパースペースから引き出された。この艦は10年前旧共和国のジェダイ、セレステ・モーンによって徴発され、ディープ・コアに留まりつづけていた。ドレイコはこの艦にはTIEプレデターが搭載されておらず、スター・デストロイヤーの船体は内部からダメージを負っていると報告した。<マイノック>がトラクター・ビームに捕捉されると、ヴァオとスカイウォーカーは相手艦内にフォースの使用者がいることを感じ、乗組員たちは直接乗り込んで調べてみることにした。スカイウォーカーはドレイコとクリーグにハンガー・ベイに通じる通路を調査するよう指示し、彼らはそこでかじられた跡のある骨を幾つか発見した。スカイウォーカーとレイ、ヴァオ、ジャリア・シンはラクグールとして知られる獣に攻撃を受け、ドレイコは<マイノック>のデリア・ブルーに、スカイウォーカーが死んでしまったので任務を切り上げるよう提案した。ブルーは彼を無視し船内へと駆け入り、ドレイコとクリーグも彼女に続いた。3人はロックされたドアの前でシンとヴァオを発見する。そこには大人しいラクグールも数匹いた。これらは、モーンがムールのタリスマン(シス卿カーネス・ムールが取りついた古代シスの遺物)を使ってコントロールしている獣たちだった。ドレイコとヴァオはドアを押し開けて進もうとしたが、ドアは突然開き、疲れ切ったスカイウォーカーとレイが姿を現した、スカイウォーカーの治癒能力に感動し、彼らの仲間に加わることを決めたモーンも、レイに続いてドアから出てきた。

新たな乗組員モーンとともに、<マイノック>はクレイトの帝国の支配下に置かれていたハド・アバドンに到着した。惑星の帝国基地のパイロットのふりをして、ドレイコとクリーグはシャドー・ヴァオのX-83ツインテール・スターファイターに続いて飛び、クレイトの帝国軍人を基地から排除するため、地上の敵TIEパイロットがファイターに乗り込む前に彼らを砲撃した。基地から敵を一掃した後、ドレイコはホロネットにアクセスし、ローン・フェルにムールのタリスマンの存在を知らせた。この遺物の力を認識していたフェルは、ドレイコにそれを獲得するよう命じた。この新しい指示を受け、ドレイコはクリーグとレイの温かいひと時にに割って入り、彼らふたりと口論になった。クリーグとレイは、ふたりともフェルの新しい命令に疑問を持った。レイが怒って去っていった後、ドレイコはクリーグに、レイが皇帝の命令に背くのであれば、彼女を殺さなければならないと語った。するとクリーグは、その際にはまず先に友人である自分を殺すことになるだろうと感情的に答えた。ふたりはインペリアル・ナイトの最大の義務について話し合い、緊張が高まった。クリーグは議論が解決しないまま、その場を離れた。

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カーネス・ムールの霊が見守る中ドレイコをフォース=プッシュするセレステ・モーン

タリスマンの罠に誘い出され、ダース・クレイトは最も信頼する4人のシスダース・ストライフウィーロック、タロン、マラディを引き連れ、ハド・アバドンにやって来た。シス卿たちがスカイウォーカーやモーンと対峙したウィーロックを救い出すと、フォースを使って身を隠していたドレイコとクリーグ、レイ、そしてヴァオも自ら姿を現した。攻撃チームの6人のメンバーはシスと戦い、モーンのラクグールの軍団に助けられた。インペリアル・ナイトはこの獣たちによって戦場から切り離される。クレイトの死を確実にし、タリスマンを手に入れることを望むドレイコは、自分がモーンと対峙する間にクレイトを探すよう、クリーグとレイに指示した。レイは抗議するが、怒ったドレイコは彼女をフォース=プッシュした。するとクリーグは、ドレイコの動きを封じる。ドレイコに失望したクリーグは、彼とレイでクレイトに対処するので、モーンのもとへ行くようドレイコに言い放った。数匹のラクグールの中をライトセーバーを使って道を切り開き、ドレイコはモーンと対決し、ライトセーバーで戦った。彼女はドレイコをなじり、皇帝はタリスマンに値しないと語った。そして彼女はドレイコをフォースで押し飛ばし、彼の意識を失わせた。

ドレイコが気絶している間、クレイトはレイによって胸を刺され、モーンによってフォースで崖から突き落とされた。その後クレイトは部下のダース・ウィーロックに裏切られ、死んだと勘違いされるほど致命的な状態に陥った。しかし、戦いの中で放たれたフォース・ライトニングによってレイも重傷を負っていた。クレイトが敗北した後、スカイウォーカーはタリスマンを破壊し、モーンを殺したが、レイをフォースで効果的に治癒することができなかった。ドレイコが意識を回復すると、<マイノック>の乗組員はヴァオとレイとともにキフェックスへと旅立った。スカイウォーカーはドレイコとクリーグが皇帝のためにタリスマンを手に入れようとしていたことを知っていたため、ふたりを乗船させることを拒否した。<マイノック>が去った後、ドレイコは、自分たちはバスティオンに戻ってフェルに報告すべきだと主張した。

バスティオンに戻った後、ふたりはシゲル・デアと共に皇帝の前に立った。フェルは彼らがタリスマンが破壊されるのを許してしまったことや、クレイトが殺されたという確証がないことに不機嫌だった。皇帝の関係者は、クレイトが惑星コリバンステイシス状態にいると報告していたため、皇帝はドレイコに、シス卿の死に関する噂が広まっているコルサントで何が起こっているのか突き止める任務を課した。

囚われたプリンセス

その後、ドレイコはバスティオンのインペリアル・ナイトの宿舎でマスター・クリーグとレイのスパーリングを見守った。その後まもなく彼はジェダイ・オーダーと和平会談を行うため、惑星アガマーに向かう皇帝に随伴するインペリアル・ナイトの派遣団に加わることになった。フェルとジェダイは既にそれぞれ銀河同盟と協定を結んでおり、亡命帝国とジェダイ・オーダーの間に正式な協力体制が整えば、より大きな3者による同盟が誕生することになるのである。インペリアル・ナイトは夜に備えアガマーの草原でキャンプを作ったが、ドレイコは皇帝とプリンセスが無防備なのではないかと感じた。彼はマスター・トレイス・シンドとこの状況について話し合うが、話の内容はやがてドレイコのフェルに対する義務に関すること変わった。ドレイコはシンドに、プリンセスへの義務が皇帝への義務を上回ることはないと保証した。

翌朝、帝国の代表団はマスター・カクルーク率いるジェダイの代表者たちと顔を合わせた。一同はアガマリアン農民を装い、インペリアル・ナイト数名が会談から離れた場所に配置され、農地で作業しているふりをした。形式的な同盟について合意に達し、フェルは惑星バスティオンがジェダイと銀河同盟の両方にとって安全な避難場所になると語った。その後、ドレイコは地元の動物に乗って接近してくる侵入者の存在を感じた。シンドはマスター・クリーグとデアに銃撃するよう命じる。2人はブラスター・ライフルで獣を撃つが、フェルはその乗り手がニーナ・カリクスト(彼女はシス=帝国戦争の終焉時からクレイトの帝国に仕えていた)であることに気づいた。カリクストは集まっている人々に、シスが会合のことを察知しており、モフ・ラルフ・イェイジ指揮下の攻撃部隊派遣されていることを急いで説明した。ペレオン級スター・デストロイヤーウォー・ハンマー>率いる攻撃部隊は、フェルの<ドーントレス>と軌道での戦闘を開始し、彼女はインペリアル・ナイトとジェダイに死にたくなければ逃げるべきだと提案する。

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アガマーでシスと戦うドレイコとクリーグ、フェル

近くの沼から現れたシスの一団が、インペリアル・ナイトとジェダイのもとに突如として迫ってきた。ドレイコとカクルークはそれぞれの仲間に皇帝フェルを守るよう要請し、戦いの始まりと同時に全員の変装が解かれた。少なくとも10人のシスが、インペリアル・ナイトやジェダイのライトセーバー、そしてカリクストのブラスターによって倒された。フェルの隣で戦うドレイコは、インペリアル・ナイトたちに皇帝を戦場の近くに着陸したシャトルディフェンダー・ワン>で脱出させるよう言った。シンドとカクルークがシャトルまでの道のりにいる敵を倒し始め、生き残ったジェダイとインペリアル・ナイトが船に乗り込んだが、マラーシア、ジェダイのラシ・トゥームは遠く離れていたため乗り込めなかった。敵のスターファイターが接近してきたため、シンドはドレイコに皇帝への義務を再確認させた。ドレイコは遠くのマラーシアをじっと見つめながらも、シャトルに離陸する命令を出した。<ディフェンダー・ワン>は、<ウォー・ハンマー>の攻撃を受け破壊されながらも彼らのために道を切り開いた<ドーントレス>のおかげで、惑星を脱出できた。マラーシアの存在をフォースで感じ取ったフェルは、彼女は死んでおらずシスに捕まっただけだとドレイコに話した。ドレイコは皇帝に、プリンセスを救い出すことを誓った。

<ディフェンダー・ワン>はインペリアル・ナイトとジェダイをバスティオンに運んだ。アガマーでは、マラーシアがシスにさらわれコリバンへ連れて行かれたが、レイとトゥームはシス=帝国アタック・シップを盗んでバスティオンに戻ってきた。この宇宙船がフェルの要塞惑星に近づいてくると、ドレイコとクリーグ、シンド、シャドー・ヴァオ、そしてインペリアル・ナイトのマスター・アーマラーホグラム・チョークは警告音で眠りから目を覚まし、着陸プラットフォームに急行した。チョークは宇宙船との連絡に失敗したが、レイがコムリンクを通してクリーグと接触したため、チョークはバスティオンの防衛砲台に発砲を中止するよう命じた。レイとトゥームが着陸すると、怒ったドレイコはマラーシアを連れてこなかった彼女らを叱責した。トゥームが彼を遮ると、ドレイコはこのジェダイ・マスターをフォースで押し飛ばしたが、フェルが全員を彼の宿舎へと呼び出したため対立は終わった。マラーシアが帝国のすべての暗号を知っていることを懸念し、フェルはドレイコに3時間で救出作戦を立てるよう命令した。何をすべきかわからず、ドレイコはかつてのマスター、エシュカー・ニンのホロクロンに相談する。ドレイコを追って彼の部屋にやって来たクリーグは、彼に怒りを乗り越えるようアドバイスした。しかしドレイコはニンのアドバイスに基づき、プリンセスを救うために怒りに集中することを選ぶ。

シスの囚人

ドレイコは怒りを利用してシスに扮装し、肌をシス・タトゥーで覆ってシス・アーマーを身に着けた。クリーグとヴァオは彼の捕虜に化けた。3人はコリバンに赴きニモーディアンシスを説得してシスの説得の間へと入った。部屋の中でプリンセスと対面した彼らは、テレキネシスで数人のシスの護衛からライトセーバーを奪った。3人は彼らを素早く倒し、ドレイコは傷ついたマラーシアを両腕に抱きかかえた。しかし、彼女はドレイコがエシュカー・ニンの生存を知っていたと思い込み、彼に殴りかかった。マラーシアを拷問したのはニン(このときダース・ハヴォックになっていた)だったのである。ドレイコはかつてのマスターが生きていたと聞いてショックを受けた。ヴァオは宇宙船に戻るべきだと告げ、さらなる議論が起こるのを前もって防いだが、短い道のりの中で、4人は大量のシスから攻撃を受けることになる。宇宙船に向かう道を切り開くためシスを倒しながら、ドレイコは仲間に、離陸する時間を稼ぐため惑星に残ると告げた。マラーシアは、ドレイコがニンの生存を許したと考えたのは誤解だったと言い、彼が残ることに抗議したが、ドレイコは彼女を守るため死ぬという考えを受け入れていた。新しいシスの一団がドレイコに向かってきたため、クリーグは宇宙船へ向かう道のりでマラーシアを抑制しなければならなかった。

Dracoslaststand

ダース・ハヴォックに対するドレイコの最後の挑戦

ドレイコは攻撃してくる者を全員殺し、最後に残ったハヴォックへと足を進めた。ふたりは冗談を交わし、ハヴォックはドレイコの怒りは彼がシスになるのにふさわしい感情だと語った。ドレイコはかつてのマスターを殺す機会をただ切望し、ふたりはライトセーバーで切り結んだ。攻撃力を増大させるためフォースのダークサイドを利用していたふたりは、ダース・クレイトの意思を感じ取った。暗黒卿クレイトは死んだと思われていたが、実はいまだ健在であり、このときちょうど銀河系全体に向けて意思を発信していたのである。ハヴォックはかつての教え子に、シスに加わる最後のチャンスを与えたが、ドレイコは死んだほうがましだと言って断った。ハヴォックはフォース・ライトニングでドレイコを攻撃し、彼を打倒してフォースからその存在を切り離した。ドレイコはハヴォックの囚人になり、かつてのマスターから拷問を受けることになった。ハヴォックは囚人から情報を聞き出そうと、フォースを使ってトランスパリスチールの破片でドレイコの肉体を切り裂き、拷問の合間に傷をバクタ・タンクで治療した。ドレイコは死を選ぶ信念を曲げず、口を開かなかった。

ハヴォックはドレイコの弱みを握っており、エリアー・フェルが殺された日へ彼を送り戻すフォース・イリュージョンを作り出した。ドレイコが彼女の死を再現すると、ハヴォックはエリアーを救えなかった彼の罪悪感に訴えかけた。そこに別のフォース・イリュージョンを投影して捕まったマラーシアを表現するため、ダース・タロンが現れた。ハヴォックはコリバンを脱出ようとしたプリンセスは再度捕まったと主張し、ドレイコが価値ある情報を喋らなければ彼女を殺すと脅した。するとドレイコはジェダイの秘密のテンプルの存在と位置を明かしてしまった。タロンはダース・クレイトに情報を伝えるため去っていき、ハヴォックはフォース・ライトニングを使ってなおも囚人に衝撃を与え続けた。ケイド・スカイウォーカーと再び戦いたがっていたクレイトは、ぼろぼろになったドレイコをスカイウォーカーへの贈り物にすることに決めた。タロンはドレイコを炭素凍結し、スカイウォーカーがカリクスト(フェルのためのスパイ活動が露呈し、クレイトの敵となっていた)と対面していたホイールへと運んだ。タロンは<マイノック>の潜入し、ドレイコをその貨物室に置いた。タロンはスカイウォーカーと短い対決を繰り広げた後、宇宙ステーションから去っていった。

宇宙船に乗り込んだスカイウォーカーは、R2-D2にドレイコを解凍するよう命じた。ドレイコは眠りから目を覚まし、<マイノック>の乗組員にコリバンの任務とシスに捕まったことを話し、秘密のテンプルの位置を漏らしたことを明かした。怒ったスカイウォーカーは彼を殺すと脅したが、代わりにタイヴァスに連絡して警告し、自ら<マイノック>で現地へ向かった。マラーシアはインペリアル・ナイト派遣団のボディガードとともにテンプルにおり、<マイノック>が着陸した後クリーグとレイがドレイコを迎え入れた。マラーシアは死より情報の漏洩を選んだドレイコを非難するが、彼女を救うために勇気を見せたことから、彼にテンプルをシスの侵略から守ることで名誉を取り戻すチャンスを与えた。

皇帝との対決

ドレイコとクリーグ、マラーシアは、サゼン、ヴァオ、スカイウォーカー、ジェダイとして復帰したロークとともに、再びジェダイ評議会の前に立った。皇帝とガー・スタージはホログラムを通してテンプルの防衛の援助をすることを約束した。スカイウォーカーはクレイトの軍隊をテンプルへと誘い込み、フェルとスタージの艦隊をハイパースペースから出現させ敵の宇宙軍を罠にはめ包囲する作戦を考案した。攻撃が始まると、4人のインペリアル・ナイトがスカイウォーカーやジェダイたちとともに、テンプルの外部入口をシスから防衛した。ドレイコは侵略者を倒しながら、名誉か死のためにプリンセスの傍らで戦うことを誓った。ロークが銀河同盟と亡命帝国艦隊に連絡すると、彼らの軍艦星系に到着し罠を展開した。クレイトの秘密のシス・トルーパーが戦場に登場すると、その数人が地上に降りて防衛網を包囲した。防衛軍は、テンプル内の評議室へと押し戻されていった。ドレイコと他の者たちが撤退する中、スカイウォーカーとテ・コーソセイヤー・ドゥンラドロックら3人のジェダイ・マスターは、戦闘瞑想で同盟勢力の戦いの調整をしていたマスター・トラ・サアを守るため、評議室に残った。秘密のテンプルを構成する宇宙船は、上昇するフォース・エネルギーや、戦闘中クレイトの帝国から離反した数隻の船にに守られながら地上から離れ、星系に逃れていった。シス・トルーパーに甚大な被害を受けた後、同盟勢力の生き残りはバスティオンへと退却した。

Heycomeonyouregreat

コルサントの戦いの前、皇帝に気持ちを打ち明けるドレイコ

バスティオンで、ドレイコはコリバンでの出来事をマスター・チョークとシンドに報告した。皇帝は秘密のテンプルの情報を漏らしてしまったドレイコを許したが、ドレイコ自身は皇帝の名誉を裏切ってしまったと感じていた。秘密のテンプルの陥落から3後、皇帝とスタージ提督、ジェダイ評議会は、シス・トルーパーがバスティオンを攻撃する前に、コルサントのクレイトを襲撃する計画に同意した。艦隊規模で準備がなされ、ドレイコはペレオン級スター・デストロイヤージャグド・フェル>の宿舎へと戻っていった。ドレイコがコリバン潜入前に置いていったインペリアル・ナイトのアーマーを再び身に着けていたとき、クリーグが彼のもとに現れた。ドレイコは彼に、自身の名誉に対する疑惑を語った。彼はまた、シスが彼を無意識のエージェントに改造しているのではないかと心配していたが、クリーグは恐れやダークサイドを切り離し、フォースの中に強さを見出して彼自身を新しく作り直すよう助言した。そしてクリーグとレイ、デアはモーリガン・コード(帝国情報部のニーナ・カリクストとしてクレイトの帝国に仕えていたが、変節した)率いる攻撃チームに加わり、艦隊が星系に到着する前にコルサントの軌道防衛システムを不能にすることになる。しかしドレイコは<ジャグド・フェル>の皇帝の傍に留まることになった。戦いの中、フェルは最も信用のおける部下を周りに置いた。ドレイコとマラーシア、マスター・シンド、ホグラム・チョークが側近に選ばれる。ドレイコは彼が皇帝の信頼に値しないと考えていたが、フェルは彼が信用できると保証した。

<ジャグド・フェル>と艦隊のほかの船は、軌道防衛システムが不能になった直後、コルサント上空に到着した。激しい宇宙戦が繰り広げられる中、フェルはドレイコにデッキの下に同行するよう指示する。そこには、半分気が狂ったダース・マラディが捕えられていた。ホグラム・チョークの帝国情報部エージェントに発見され、捕まったマラディは、スカイウォーカー(フォースによる精神的攻撃で彼女を半狂乱にした張本人)の命と引き換えに致死ウイルスを作ると申し出ていたのである。シス・トルーパーの存在を知ったフェルは彼女にウイルス製造を命じ、彼女はオメガ・レッドを完成させた。マラディがオメガ・レッドの入った容器をフェルに渡し、それがコルサント上の全生命を滅ぼすと語るのを、ドレイコは数秒間傍観した。ドレイコと皇帝は知らなかったが、マラディの忠誠はいまだにクレイトにあり、ウイルスはシスには効かないように造られていた。フェルはクレイトを倒すためならどんなことでもするつもりで、ドレイコを脱出ポッドに乗せウイルスを惑星地表に放とうとした。皇帝は、仲間と罪なき何億もの人々も巻き添えになってしまうというドレイコの抗議を無視する。駆け付けたシンドとマラーシアもドレイコに同調したが、決心の堅いフェルはフォース=プッシュで彼らを壁に押し飛ばし、気絶させた。

Anoathfulfilled

皇帝と戦うドレイコ

ドレイコはインペリアル・ナイトになったときの誓いを思い出した。それは、皇帝フェル自身が体現しているようにフォースに仕え、もし皇帝がダークサイドに転向し復帰できなければ、彼を殺すというものだった。ドレイコは皇帝の命令を無視してライトセーバーを起動する。フェルはドレイコが無条件に命令に従うものだと信用したことを悔やみ、彼と刃を交わした。ドレイコとフェルが戦う中、惑星の地上ではスカイウォーカーがクレイトを倒し、ドレイコは暗黒卿の死をフォースで感じた。フェルはこれは罠だと主張してドレイコの顔面を殴るが、ドレイコはフェルがウイルスを内蔵した脱出ポッドの射出ボタンを押す前に立ち直り、フェルを背中から突き殺した。皇帝が死ぬと、ドレイコはその死体に跪き、たったいま起こったばかりの出来事が信じられずその場ですくんだ。

別の場所では、ダークサイドでクレイトと繋がっていたシス・トルーパーたちが、暗黒卿の死によって正気を失っていた。クレイトの艦隊の生き残りはハイパースペースへと逃亡し、首都は同盟勢力の手に落ちた。シスの生き残りは姿を隠し、戦争は終結する。戦いの後、皇帝の葬儀が行われ、ドレイコとクリーグはマスター・アーマラーとして演説するチョークの隣に、起動したライトセーバーを持って並んだ。チョークはまた、マラーシアが女帝となり、スタージ提督とジェダイ・マスター・カクルークに加って、シスの統治に代わり銀河を統一する銀河同盟三頭政治を形成することも発表した。

個性と特徴

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アンタレス・ドレイコ

ドレイコは長年の激務、鍛練、忠誠を通し、インペリアル・ナイトのリーダーという地位を獲得した。彼はインペリアル・ナイトの理想に対し揺るぎない忠義を備えており、皇帝のためになら命を懸ける覚悟があった。しかし、彼の忠誠心は断固としたものでありながら、盲目的ではなかった。ドレイコは少なくとも一度皇帝の命令に逆らい、ガナー・クリーグを引き連れて、プリンセス・マラーシア・フェルをシスから救うためにヴェンダクサへ向かった。この経験から、ドレイコは忠誠の概念は服従の概念を超越したものだと考えるようになった。この事件の後、ドレイコは皇帝によるどんな罰でも受け入れる意思を持ち、プリンセス・マラーシアとの結婚を許してもらうために、以前よりいっそう皇帝の命令に従おうと考えるようになった。フェルがセレステ・モーンからムールのタリスマンを手に入れるよう命令したとき、クリーグとアズリン・レイはシスの遺物が皇帝を堕落させるのではないかと懸念したが、ドレイコはその忠誠心から命令に従っていた。このとき、ドレイコはインペリアル・ナイトはいつでも皇帝の意思に従わなければならないと主張したが、ガナー・クリーグは、プリンセスと結婚したいという願いが彼の判断を曇らせていると推測した。この出来事の際、ドレイコは普段はもっとも信頼する友人であるクリーグと口論になった。

彼は仕事に私情を挟まない人物だと評価されていたが、ジェダイに対しては公然と批判的であり、何度もジェダイの技能を目の当たりにしていたにもかかわらず、一度ならずジェダイのシャドー・ヴァオがインペリアル・ナイトより格下だと語っていた。シスに対抗するための同盟について話し合うアガマーでの会談で、ヴァオや他のジェダイたちと対面した際も、ドレイコはジェダイ側には機密を漏らすべきではないという考えを公然と変えなかった。彼の敵意は、フェル帝国に仕えないバウンティ・ハンターや銀河同盟のメンバー、ダース・クレイトの帝国のメンバーに対してまで広がっていた。仲間のインペリアル・ナイト、ガナー・クリーグやトレイス・シンドとは違い、ドレイコはクレイト側の敵を殺すことに良心の呵責を感じなかった。マラーシアがアガマーでシスに捕まったことは、ドレイコの心に大きな怒りを生み出した。彼はクリーグとシャドー・ヴァオに怒りを制御するようアドバイスを受けたが、逆に怒りを利用してシスに変装し、愛する人を救うことを選んだ。ドレイコのかつてのインペリアル・ナイト・マスター、ダース・ハヴォックは、ドレイコの中にいつも闇が存在すると信じ、コリバンでハヴォックと対決した際、ドレイコは喜んでフォースのダークサイドを受け入れた。しかし、ドレイコはハヴォックからのシスへの誘いを断り、それならむしろ戦って死ぬと答えた。

フェルへの献身は他の何にも劣らなかったが、ドレイコはインペリアル・ナイトが鍛練し献身する上で本能と直感が重要であることも理解していた。フォースの声を聴き洞察力に注意を払うことが一番大切だと彼は信じており、こうした信条が彼を狡猾で忠実、かつ有能な戦士に仕立て上げていたのである。横柄で生意気だったドレイコだが、一方でとても高潔だった。しかし、マラーシアへの愛情が、彼の感情の様相と制御を狂わせてしまうことがあった。マラーシアがヴェンダクサで死にかけたとき、ドレイコはジャリア・シンやデリア・ブルーを脅迫し、マラーシアをフォースで治すと申し出たケイド・スカイウォーカーの顔面を殴るという行動に出た。アガマーでインペリアル・ナイトがシスの攻撃を受けた際、ドレイコはプリンセスへの義務より皇帝への義務を優先させ、マラーシアを地上に残したまま皇帝の脱出シャトルに出発を命じた。当初、皇帝を守るためバスティオンに残るかどうかについて悩んだものの、ドレイコは最終的にプリンセスを救うためコリバンに行く決断をした。救出任務の中、ドレイコはマラーシアを生きたまま救うと固く決め、絶対に失敗するつもりはなかった。彼女を救い出した後、ドレイコは脱出の時間を稼ぐためにコリバンに残ることを選んだ。死ぬ覚悟があったドレイコは、フォースの意思が彼の運命を決めると信じていたのだ。彼は死なずにシスの囚人になり、長期間ダース・ハヴォックの拷問に耐え、帝国のいかなる秘密も漏らさない決心だった。しかしマラーシアの命に危険が及んでいると思ったとき、彼はジェダイの秘密のテンプルの場所を漏らしてしまった。ドレイコは許しを求めなかったが、名誉を回復するためプリンセスのもとで戦うつもりだった。彼は自分が皇帝の信頼に値しないと感じていたが、フェルとクリーグの両方が、彼を信じ続けていた。皇帝がフォースのダークサイドに転向すると、ドレイコはインペリアル・ナイトとしての誓いを守り、彼の君主を殺害した。

人間関係

マラーシア・フェル

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ドレイコとキスするマラーシア

第二次帝国内戦中、ドレイコは皇帝の娘で、インペリアル・ナイトとしての仲間でもあるマラーシア・フェルに恋をしていた。あるとき、ドレイコはナイトとしての誓いや、皇帝フェルへの忠誠心、帝国への忠誠心にも増して、彼女のことが好きだと公言していた。マラーシアに対する彼の感情は、彼女が危険にさらされた際には、皇帝の命令にも逆らうほど強いものだった。そして皇帝からマラーシアとの結婚の許しをもらおうとした際、今度はその命令に確固として従おうとした。マラーシアとの結婚という考えを捨てるよう皇帝に言われた後、ドレイコは何週間もふてくされ、ふたりの関係を追及することが不可能だとは思っていないと、彼女に告げた。父親に個人的な生活まで管理されるつもりのなかったマラーシアは、彼の感情に応えるつもりがあることをはっきりさせた。ドレイコはアガマーで皇帝への義務に従い、マラーシアを置いたまま、ワン・シスの勢力から皇帝を脱出させたが、彼の中には極めて大きな怒りが湧き上がっていた。彼はシスの手中からマラーシアを救い出し、自身の死が彼女を救うという考えから、自らの死を受け入れるつもりだった。このときドレイコは死ななかったが、シスに囚われの身となった。ドレイコはマラーシアの身に危険が及んでいると判断すると、ジェダイの秘密を敵側に漏らした。

力と能力

フォースの強力な使用者であるドレイコは、ライトセーバーの腕前とスターファイターの操縦能力の両方に優れた技術を示していた。彼は有能で狡猾な戦士と考えられており、ヴェンダクサやアガマー、タイヴァスでシスの軍団を退けたときや、コリバンにおいて独力でシスの大群を倒したときなどに、この評価が正しいことを証明している。ドレイコはテレキネシスやフォースを通して障害を察知したり、フォース・シールドの技術など、フォースの様々な使用法に熟練していた。彼は普段1本のライトセーバーで戦っていたが、2本(そのうち1本はダブル・ブレードのライトセーバーだったが)を使っても効果的に戦うことが出来た。彼は一度エシュカー・ニンをライトセーバーの戦いで破ったが、ダース・ハヴォックとなったニンとの二度目の対決では敗北し、フォース・ライトニングで圧倒された。ドレイコは強い意志を持ち、ハヴォックの拷問に長い期間耐え続け、肉体的な苦しみに抵抗し帝国の秘密を漏らすことを拒んでいた。

制作の舞台裏

アンタレス・ドレイコはスター・ウォーズコミック・シリーズ、『Star Wars: Legacy』に登場するキャラクターである。ジョン・オストランダージャン・ダーシーマがつくり出した。ドレイコが登場する作品はいずれも邦訳されていないが、『スター・ウォーズ アルティメット・ビジュアル・ガイド 特別篇』でこのキャラクターが紹介されている。また、トミーダイレクトのベーシックフィギュアでは、アンタレス・ドラコの表記が使われている。

登場作品

  • Star Wars: Legacy 8: Allies
  • Star Wars: Legacy 3: Broken, Part 3 (初登場)
  • Star Wars: Legacy 6: Broken, Part 5
  • Star Wars: Legacy 7: Broken, Part 6
  • Star Wars: Legacy: Trust Issues
  • Star Wars: Legacy 13: Ready to Die
  • Star Wars: Legacy: Loyalties
  • Star Wars: Legacy: The Hidden Temple
  • Star Wars: Legacy: Vector
  • Star Wars: Legacy 35: Storms, Part 2
  • Star Wars: Legacy 42: Divided Loyalties (間接的に言及)
  • Star Wars: Legacy 43: Monster, Part 1
  • Star Wars: Legacy 44: Monster, Part 2 (言及のみ)
  • Star Wars: Legacy 45: Monster, Part 3
  • Star Wars: Legacy 46: Monster, Part 4
  • Star Wars: Legacy 49: Extremes, Part 2
  • Star Wars: Legacy 50: Extremes, Part 3
  • Star Wars: Legacy—War

参考資料

脚注

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