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「間抜けのアストロ・ドロイドが!」
R2-D2に対し、B2スーパー・バトル・ドロイド[出典]
R2-KT meeting

R2シリーズ・アストロメク・ドロイドR2-D2R2-KT

アストロメク・ドロイド(Astromech droid)はアストロ・ドロイド(Astro droid)やメク(Mech)とも呼ばれた多用途の修理および整備用ドロイドである。主にスターシップ副操縦士メカニックナビゲーターとして活躍したが、コンパートメントに収納した多彩なツールやアタッチメントによってほとんどあらゆる仕事をこなすことができた。スターファイター部隊に属すアストロメク・ドロイドは機体に設けられた専用のソケットに収まり、戦闘時の操縦補佐やハイパースペース・ジャンプの計算、簡単な修理をこなした。

概要[]

アストロメク・ドロイドは大規模な宇宙ステーションから小型のスターシップまで、幅広い現場で多種多様な仕事をこなした。アストロメク・ドロイドはエンジニアリングに特化した“第2級ドロイド”に分類され、副操縦士、ナビゲーター、メカニックなど、多用途で活躍した。搭載可能なツールやアタッチメントはほとんど無制限で、アストロメク・ドロイドにできない仕事は無いに等しかった。[1]

ほとんどのアストロメクは、他のコンピューター・システムを介した書面による通信や、バイナリーと呼ばれる電子音の特殊コードでしかコミュニケーションを取ることができなかった。

アストロメク・ドロイドの平均身長はおよそ0.93メートルだったが、インダストリアル・オートマトン社R2シリーズ・アストロメク・ドロイドは1メートルよりわずかに高かった。

歴史[]

Cシリーズのアストロメク・ドロイドは他と比較して旧型とみなされていた。Cシリーズ・アストロメクは大小さまざまなスターシップの整備士および副操縦士を担当し、クローン戦争では共和国宇宙軍Yウイング・スターファイターのパイロットを補佐した。[1] C1-10PもCシリーズ・ドロイドの1体で、初期反乱軍および反乱同盟のメンバーとして帝国時代も現役で活動した。[2][3]

Rシリーズ銀河系でもっとも人気のあったアストロメク・モデルのひとつで、仕上げやデザインは個体によってさまざまだった。中でもR2シリーズをはじめとする[4] ドーム型の頭部を持つタイプが特に一般的だったが[1]、他にもR4R5タイプのように円錐型の頭部を持つモデルも存在した。[1][5] クローン戦争序盤の22 BBY当時、R3シリーズ・アストロメク・ドロイドはR2シリーズに取って代わる新型モデルとみなされていた。[6]

銀河内戦の終わり頃よりボール型のアストロメク・ドロイドが普及し始め、最新かつ最高のアストロ=ドロイド・テクノロジーを尽くしたBBシリーズ・アストロメク・ドロイドが作り出された。BBユニットは高水準の機能を搭載していたが、果たす役割は旧来のドロイドとあまり変わらなかった。[1] 冷戦の時代、こうした新型のドロイドの活躍の場が広がったことによりR2シリーズなどの旧型はいくぶん古びた存在になっていた。[7]

参考資料[]

脚注[]

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